出来る限り悪いことは取り上げたく無いのに
観て見ぬ振りが出来ないネタばれ有るかも映画情報
2009年7月8月の映画紹介
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日本映画 | MW−ムウ− |
むぅ〜〜〜〜ん 何と言ったらイイのか映画 監督:岩本仁志 脚本:大石哲也&木村春夫 原作:手塚治虫 島の生き残り結城美智雄:玉木宏 島の生き残り賀来裕太郎:山田孝之 賀来を慕う少女美香:山下リオ 結城を追う刑事沢木和之:石橋凌 事件の真相を追う新聞記者牧野京子:石田ゆり子 …今から16年前、『沖之真船島』で一夜にして島民全員が虐殺される事件が起こる…この惨事は政府によって闇に葬られるが、奇跡的に逃げ延びる事が出来た少年たちがいた…真の地獄を背負わされたとき、人はそれでも心を失わずにいられるのか…やがて、この少年2人は、それぞれの宿命を背負いながら片方は神父、そしてもう片方は美しきモンスターへと成長していく…山田孝之は自らの受難の記憶を克服しようともがきながら、迷える人々を救済し生きていた…一方玉木宏は、島を滅ぼした事件の謎を追い続け、背後に蠢く巨悪と対峙するため自ら闇に堕ちる…エリート外資銀行員は玉木の表の顔で、完璧な容姿と明晰な頭脳に加え危うい魅力は人々を翻弄し運命を狂わせた惨劇の報復として、それに関係した者たちへの制裁を重ねていた…全く違う環境と生き方を選択していたが、あの惨劇が起こった島から生き延びた『たった二人きり』の生存者である彼らは、深い絆で結ばれていた…16年前の事件で後遺症に蝕まれている玉木は、時折激しい発作に襲われ、自分に残された時間が少ないことを悟り、命尽きる前に復讐を果たそうとターゲットを見定め次々と制裁を敢行していく…山田は玉木の犯行を阻止し魂を救おうとしながらも、毎回彼に翻弄せれ、遂には自らも地獄へと引きずり込まれてしまう…山田は、玉木の犯罪に荷担するたび懺悔を繰り返すも、悪行がますますエスカレートしていく日々に苦悩する彼は、この復讐劇を終わらせるべく玉木の息の根を止めようとナイフをかざすが、深い絆によってナイフを振り下ろすことが出来なかった…そのころ、度重なる冷酷な犯罪を不審に思う刑事石橋凌は、玉木が事件に関与しているのではないかと目を付け始める…だが、巧妙な犯罪手口にはまったくほころびが無く、毎回苦汁を飲ませれ続け、挙句の果てに自分と共に捜査に当たっていた部下まで、玉木の仕掛けた罠にはまり殺されてしまう…また、新聞記者の石田ゆり子は、連続する犯罪の被害者が全て『沖之真船島』の出身者であり、この事件の裏には16年前の出来事が絡んでいることを突き止める…石田は、同じ事件を取材している最中に命を落としたベテラン記者の手帳を入手し、遂に玉木と山田のもとに辿りつく…そして、石田が16年前の謎を解く鍵となるキーワードとして二人に見せたモノは『MW(ムウ)』…『ムウ』とは、いったい何なのか… …手塚治虫生誕80周年を機に、最大のタブーが解禁された…手塚治虫と言えば日本のみならず、世界的に愛され続けその影響力は今なお衰えることなく、まさに漫画界の神と言っても過言では無い人物だ。が、今作を観ていて『それ』が全く感じられない。今までに数々のクリエーターが実写化を企てては挫折してきたようだが『こんな程度でいんじゃね〜?』的な、『手抜き』っとまでは言わないが『それに近い』感じがしてしまった。そうは言ってもアレですよ。いつものように原作も知らない青二才な訳で、メインのキャスティングも豪華ですし、作品全体を観ても『面白い』出来です。十分すぎるほど楽しめます。そして、山田孝之演じる賀来…どうなったんだよ〜彼は〜…っと叫びたい。そして『死にそうだったんじゃね〜のか〜結城〜』っと今流行りの『つぶやき』をしてしまいそうなのは、絶対私だけじゃ無いし、『これで終わりかよ』っと怒っている人もいると思う…是非その結末をその目で確かめて頂きたいものだ… |
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泰映画 | チョコレート・ ファイター |
アチョ〜〜〜な映画 監督・製作:プラッチャヤー・ピンゲーオ アクション監督・製作:パンナー・リットグライ 自閉症の物凄い少女ゼン:ヤーニン・ウィサミタナン ヤクザで少女の父親マサシ:阿部寛 そして母親:アマラー・シリポン その元彼:ポンパット・ワチラバンジョン ゼンの幼なじみ:タポン・ポップワンディー …日本ヤクザと、ポンパット・ワチラバンジョン率いる現地最大マフィアとの抗争が激化する十数年前のタイ…日本ヤクザの大物阿部寛は、ポンパットの女であったアマラー・シリポンと運命的な恋に落ちる…やがてアマラーを深く愛する阿部は、ポンパットの目の前で彼女をさらっていくが、アマラーは阿部の身を案じて彼に帰国を勧める…しかし、その時既に阿部の子供を宿していたアマラーは、一人で子供を出産し、その子を阿部の母国日本にちなみ禅(ゼン)と名づけた…二人の容姿を受け継ぎ美しく生まれたゼンだったが、自閉症を患い脳の発達が遅かった…だが、阿部との愛の結晶であるゼンに、心からの愛情を注ぐアマラーとその子供は質素ながら幸せに暮らしていた…やがて大きく成長したゼン(ヤーニン・ウィサミタナン)は、脳の発達が他の子供たちに比べ遅い代わりに、桁外れの身体能力を持ち始めていた…ブルース・リーやトニー・ジャーなど、アクションスターの映画を『見ただけで』次々に技を吸収し、密かに訓練を重ねていた(訓練しようと思ってはいないようだが)…しかし、突然アマラーが末期の白血病に侵されている事が発覚し、治療にかかる多額の費用を工面する手立ての無い親子…それを見ていたヤーニンの幼なじみタポン・ポップワンディーは、かつて母親がお金を貸していた記録を見つけ、リストに有る人々からお金を返してもらうことを思いつく…リストにある人間のもとを訪れるヤーニンとタポンだが、彼らが素直にお金を返さないばかりか手荒く追い返され続ける中で遂に、これまで蓄積された『その能力』が目を覚ます…愛する母親を助けるため、襲いかかる男たちを傷だらけになりながら次々に倒し、お金を取り戻すことに成功…だが、自分のシマで勝手な行動をされたポンパットに目を付けられ、アマラーとタポンが捕らわれてしまい、今度は二人を助け出すためポンパットのアジトに向かうが… …『マッハ』は2003年だそうです。それから『トム・ヤム・クン』が2005年だったそうです。そして、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督が作り上げた最新作が『チョコレート・ファイター』です。地元タイでは封切られるなりマッハの動員記録を塗り替え、同年公開の『レッドクリフ』の2倍以上の興行収入まで挙げたそうでミラクル大ヒットなわけです。そりゃ納得な作品ですが、実は主人公を演じるヤーニン・ウィサミタナン(ジー・ジャーっと言うそうです…芸名?)が凄いんですよ。幼い頃は体が弱く、体力をつけるために11歳でテコンドーを始め、12歳で黒帯、14歳でインストラクターに。高校時代ではバンコク・ユース・テコンドー大会で金メダル。高校3年生の時、パンナー・リットグライが監督した『七人のマッハ』のオーディションで『目を付けられ』て、『じゃ〜君チョコレートファイターの主役ね』と基礎訓練に4年費やし(費やされ)誕生したニューヒロインだが、それは既に(何月公開だったか調べもしないが)2年も前のお話。ジャージー…いや…ジー・ジャーさんの次回作楽しみにしております。あ〜そうそう、観る機会があったら面白いので『覚悟して』観るように。 |
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米映画 | ウィッチマウンテン 地図から消された山 |
宇宙人とアメリカの裏事情に興味のある方は観たほうがよいかも映画 監督:アンディ・フィックマン 原作:アレグサンダー・ケイ 脚本:マット・ロペス&マーク・ボンバック ジャック・ブルーノ:ドウェイン・ジョンソン サラ:アンナソフィア・ロブ セス:アレクサンダー・ルドウィグ アレックス・フリードマン博士:カーラ・グギーノ ヘンリー・パーク:キアラン・ハインズ マシスン:トム・エヴェレット・スコット ポープ:クリストファー・マークエット ドナルド・ハーラン博士:ゲイリー・マーシャル …UFO大会で賑わうラスベガス。タクシードライバーのドウェイン・ジョンソンは、街に溢れるSFオタクにうんざりしていた…そんな彼のタクシーに乗り込んだセス(アレクサンダー・ルドウィグ)とサラ(アンナソフィア・ロブ)と名乗る兄妹の二人組…いつの間にか乗り込んだ彼らを乗せて走り出した途端、怪しいSUV車に追われるがドウェインの並外れた運転テクニックと兄妹の不思議な力で危機を脱する…しかし、さらなる追っ手がかかりドウェインは戸惑いながらも謎めいた兄妹と行動を共にする…だが、どうしても納得のいかない事が次々に起こっている事実に苛立ち始めたドウェインは兄妹に『いったい何が起こっているんだ』っと問いただす…その答えは『僕たち愉快な地球外生物だぜよ』っと…『????アホか』っと切り返すドウェインにとって最悪の『え〜〜〜本当なの〜〜?』っと言わせる事態が発生する…そう、今まで彼らを追っていた『地球人』とは全く別の『愉快じゃない宇宙人』が襲ってくる…『そんなの無理無理』っと愚痴りながらも、ドウェインと『宇宙兄妹』の二人は『地図から消された山ウィッチマウンテン』を目指す…そう、そこはアメリカのトップシークレット、確認できちゃった『未確認飛行物体』っと言われている兄妹の大事な乗物が有るところ…アメリカと、悪玉地球外生物を相手に彼らは勝利を掴むことが出来るのか… …“ロズウェル”“エリア51”と並ぶ禁断の地“ウィッチマウンテン”。地図にも載っていない米国政府の秘密施設には宇宙がらみの謎が隠されているという。その地を目指す痛快なアクション・アドベンチャーでもあるこの壮大なSFミステリーは、全米初登場1位を獲得した大ヒット作。その数々のシーンは、映像技術が発達した現代となっては、それほど『驚くこともない』のだが、実は『地球外生物』が『こんな方々だったら良いな』とか『彼らにも悪い奴らが居て、同じように戦っているんだ』っと変な感情移入からか、妙な『現実味』が有る…いや、無いとは言えない…『光の六つのしるし』のアレクサンダー・ルドウィグと『テラビシアにかける橋』のアナソフィア・ロブという若手実力派を兄妹役に配し、“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが頼れる味方を好演。今回、ドウェインに関しては『肉体』より『ドライビング』の方がメイン的活躍で、更にオトボケキャラなのが少し『違和感』を感じるのは私だけだと思う。ついでに言うと、あの鼻の穴は、いつ見ても違和感が有るのは私だけです。ところで、同じ原作を持つ75年の『星の国から来た仲間』で兄妹を演じたアイク・アイゼンマンとキム・リチャーズも、まったく違う役割で登場し助け船を出してくれるなど、マニアにもうれしい演出が施されている…らしい。注意事項として、たまに…いや、ときどきSF作品で有るのですが『その能力ここで使えば』みたいなツッコミは無しでお願いします。別段あなたの人生に変わりは無いですから… |
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米映画 | ノウイング |
地球で起きるすべての大惨事は50年前に予告されていた…映画 監督:アレックス・プロヤス 脚本:ライン・ダグラス・ピアソン ジュリエット・スノードン スタイルズ・ホワイト 数字の謎を解く大学教授ジョン・ケストラー:ニコラス・ケイジ 母の予告的中の死を遂げるダイアナ・ウェイランド:ローズ・バーン 人類の希望の星ケイレブ・ケストラー:チャンドラー・カンタベリー 50年前の予言者ルシンダ・エンブリー&人類の希望の星アビー・ウェイランド:ララ・ロビンソン …今から50年前のある小学校で、未来の生徒たちに向けたタイムカプセルを封印するイベントが行われた…生徒たちは未だ見ぬ同窓生へ、メッセージやイラストで色々な思いを伝えようとしていたが、その中の一人ルシンダ(ララ・ロビンソン)は渡された画用紙の角から数字を書き初め、全て書き終えない内に先生が回収してしまう…50年後…大学で宇宙物理学を教えているニコラス・ケイジは、小学生の息子チャンドラー・カンタベリーとタイムカプセルの開封式に出席する…が、チャンドラーが受け取った紙は『ルシンダの物』で周りの生徒たちとは違い『あまり嬉しくない』感じだった…ところがその夜、妻の死を未だ乗り越える事が出来ないでいる息子と同じに、ニコラスの目に入って来た『そこに書かれた数字』は、妻を亡くした大惨事と同じ日付と死亡者数…ネット上で『そこに書かれた』数字を辿って行くと、一見数字を羅列しただけの様に見える紙には過去に起きた大惨事の日付と犠牲者の数が書かれていたのだ…ただ、それらの数字の中でどうしても分からない『部分』が有り、気にしていた『ある大惨事』の日、カーナビが示した『現在地』は『分からなかった部分』を指していた…その直後一体の旅客機が地面へ吸い込まれていく…確信を持つ半面『自分に何が出来るのか?』考え始めるニコラスも、それは50年前に小学校で埋められたタイムカプセルから出てきたもので、『神のなせる業』っとしか説明がつかなかった…妻の死は50年も前に『予告』され、その数字の通り人類は『抹殺されていく』、そして数字の最後には、人類がかつて遭遇したことがない大惨事が待っていた… …ニコラス・ケイジが、分かっちゃいるけど止められない自然の力に対して『何も出来ない人間の弱さ』を演じているのだが、息子が『天使』に連れて行かれる時に『あれ?俺はダメなの』って感じがしたのは私だけだろうが、凄く残念そうな表情は誰もが感じるワンシーンなはずだ。しかし、そう言う『落ち』でしたか。カナリ破壊的で、人類に希望を与えない作品。『これからはCO2を減らすから許して』とか『核を作らないように頑張っているから許して』とか『クジラをいじめる日本人はいじめるけど、絶滅しそうなゴリラの事は知った事か』っと言った人類の『ほとんど』が存在意義無し。もしくは神ですら『これは止められないんですよ』っと言うしかない『摂理』か。じゃ神って何?な作品ですね。どういう観点からも納得いかないが、映像自体は臨場感も有り、数字に当てはめていくところも『面白い』。予告された『惨事』がどのように起こるかはその目で確かめていただきたい…結構凄いです…って事でこんな『数字』→ |
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日本映画 | サマーウォーズ |
あり得ない“家族の絆”あり得ない奇跡を呼び、温泉掘り当てる映画 監督:細田守 脚本:奥寺佐渡子 小磯健二:神木隆之介 篠原夏希:桜庭ななみ 池沢佳主馬(聖美の長男):谷村美月 陣内侘助:斎藤歩 佐久間敬(健二の友):横川貴大 陣内万理子(長女):信澤三恵子 篠原雪子/陣内典子(三男の長男の妻):谷川清美 陣内理一(長女の長男):桐本琢也 篠原和雄(雪子の夫・ななみの父):佐々木睦 陣内理香(真理子の長女):玉川紗己子 陣内万助(次男):永井一郎 三輪直美(万助の長女):山像かおり 陣内太助(万助の長男):小林隆 池沢聖美(万助の次女):田村たがめ 陣内翔太(太助の息子):清水優 陣内万作(三男):中村正 陣内頼彦(万作の長男):田中要次 陣内典子(頼彦の妻):金沢映子 陣内邦彦(万作の次男):中村橋弥 陣内奈々(邦彦の妻):高久ちぐさ 陣内克彦(万作の三男):板倉光隆 陣内由美(克彦の妻):仲里依紗 陣内了平(克彦の長男):安達直人 陣内真緒(頼彦の長女):諸星すみれ 陣内真悟(頼彦の長男):今井悠貴 陣内祐平(克彦の次男):太田力斗 陣内加奈(邦彦の娘):皆川陽菜乃 陣内栄:富司純子 …小磯健二は少し内気で人付き合いが苦手な17歳…数学オリンピック日本代表の座をあと一歩で逃したことをいつまでも悔やんでいる理系オタクだが、ある日、憧れの夏希先輩からバイトを持ちかけられ、一緒に彼女の故郷まで旅行することになる…旅行の本当の意味を知らされず依頼されたバイトの内容とは、『ご親戚』の前で彼女のフィアンセの『フリ』をすること…そんな突然の出来事に翻弄されながらも冷静に、かつ、『ご親戚』の方々にばれない様ふるまう健二…こんな状況で眠ることもままならない時に、『謎解き』のメールが届く…数学チャンピオン日本代表を『惜しくも』逃した彼には、うってつけの気晴らしだったが、この問題の答えは『予期せぬ悪夢』の始まりであった…今や、世の中の全てを管理する『仮想空間OZ』…OZは厳重なパスワードで守られていたが、それを解くためのメールが『今朝のそれ』で…簡単に言うと、そのパスワードを解いてしまったのだ…翌日、世界は様々なトラブルに巻き込まれ混乱は収まる気配を見せない…更には、この騒動は『健二』が(目は隠されているが…誰が見ても彼)犯人だと言うニュースまで流れ始める…一体何故こんな事に…自分がしてしまった重大な過ちを『修復』するべく健二は必死になるが、実は『夏希先輩』の『ご親戚』…ただモンじゃなかった…しかも、健二の答えは… …2006年に『時をかける少女』で国内外問わず多数の賞を獲得し、多くの観客を感動させた細田守監督待望の最新作で『時をかける少女』と同じく脚本を奥寺佐渡子、キャラクターデザインを貞本義行が務めている。その他、一流スタッフが日本の片田舎と近未来の仮想空間という『まったく違和感の有る世界』を『有ってもおかしくない』ほど融合させている。神木隆之介と桜庭ななみは役とほぼ同年代で、等身大の爽やかな演技を見せているのも見どころだ。 さて今作は、どれだけ科学が進歩し、生活環境が変わろうと、根本的に『人間』は変わらない…普段どのように生活しているかが違うだけで、誰もが同じ『人間』…だから『奴には負けたくない』…。ってな感じでしょうかね。ところが、こんな作品を見せたところで『自爆テロ』をする様な方々には全く意味が無いのでしょうね。今作の予告編動画を、某動画サイトにアップロードしたら『アカウント』が無効になった(どうやらこの警告は3度目らしい)。予告編は、私が思うに『宣伝効果』が有るように思え、何なら『この予告あなたのHPに』ってな感じで、配信しても良さそうなモノだが…全く分からんし、納得できませんね〜…それはともかく、面白い作品ですので是非御覧あれ。 |
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英・米映画 | ハリーポッターと 謎のプリンス |
いよいよ闇の帝王との最終決戦を前に、佳境へ突入し『分からなさ』が倍増映画 監督:デヴィッド・イェーツ 原作:J・K・ローリング 脚本:スティーヴ・クローヴス ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン ホラス・スラグホーン:ジム・ブロードベント べラトリックス・レストレンジ:ヘレナ・ボナム=カーター ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン フィリウス・フリットウィック:ワーウィック・デイヴィス アルバス・ダンブルドア:マイケル・ガンボン セブルス・スネイプ:アラン・リックマン ミネルバ・マクゴナガル:マギー・スミス ピーター・ペティグリュー:ティモシー・スポール リーマス・ルーピン:デヴィッド・シューリス ウィーズリー夫人:ジュリー・ウォルターズ ジニー・ウィーズリー:ボニー・ライト アーサー・ウィーズリー:マーク・ウィリアムズ ラベンダー・ブラウン:ジェシー・ケイヴ ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン ルーナ・ラブグッド:イヴァナ・リンチ ナルシッサ・マルフォイ:ヘレン・マックロリー コーマック・マクラーゲン:フレディ・ストローマ …ついに人間界にまで広がり始めた、闇の帝王ヴォルデモートの脅威…最終決戦の時が近いと察したダンブルドア校長は、ハリーに戦いの準備をさせる事に力をそそいでいた…校長は、ヴォルデモートの弱点を解く鍵である、かつてホグワーツで魔法薬学を教えていたホラス・スラグホーンを復職させる…『ホラスだけが知っているヴォルデモートの弱点を聞き出せ』っとダンブルドアに命じられたハリー・ポッターは、ホラスに気に入られようと計画的に近づく…一方、ホグワーツの校内では思春期ならではの恋わずらいが多発…ハリー、ロン、ハーマイオニーらも恋の甘美さと苦しみを経験する… …前作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』に続いて、デイビッド・イェーツがメガホンを取った大人気シリーズ第6弾。悪の帝王ヴォルデモートとの最終決戦を控えたハリー・ポッターは、ダンブルドアの導きの元、最後の“準備”を開始。物語はいよいよ佳境へ突入していく。そんな緊迫した本筋の一方で、コメディ要素たっぷりのロンの初恋など、おなじみの面々のロマンティックな恋愛事情も見逃せない。また本作のキーパーソンとなるホラス・スラグホーン先生に扮するのは、『アイリス』で米アカデミー賞 助演男優賞に輝いたイギリスの名優ジム・ブロードベント。虚栄心と精神的な弱さというホラスの二面性を見事に表現した、彼の巧みな演技も見どころだ。っが、私にとっては『観れば観るほど迷宮入りする』作品で有る事以外、確かなモノは無い作品である。キャストの『幅』が多いのは『書きたくないから』じゃなくて『書けないから』です。申し訳ないですが、今作はご自分で確認してください。私度が21でお勧めが35度とは矛盾が有るかな?でも、面白くなくはないです…次も観ますし。 |
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日本映画 | アマルフィ 〜女神の報酬〜 |
全編イタリアロケの超豪華サスペンス・アクション映画 監督:西谷弘 原作:真保裕一 黒田康作:織田裕二 矢上紗江子:天海祐希 安達香苗:戸田恵梨香 藤井昌樹:佐藤浩市 羽場良美:大塚寧々 谷木幹安:伊藤淳史 菊原清文:小野寺昭 川越亘:平田満 西野道生:佐野史郎 矢上まどか:大森絢音 片岡博嗣:中井貴一 サラ・ブライトマン 佐伯章悟:福山雅治 …クリスマス目前のローマ…G8に出席する平田満外務大臣のイタリア訪問準備でバタバタの日本大使館に、外交官織田裕二が赴任する…秘密裏にG8テロ対策の命を帯びる織田だったが、赴任直後に任されたのは日本人少女失踪事件の通訳…しかし、犯人から少女の母である天海祐希の元にかかってきた電話を受け、成り行きで父親だと名乗ってしまったことから、天海の“偽りの夫”として事件に深く関与することになってしまう…誘拐犯との身代金取引が違法の国で、織田と天海はあえて犯人の取引に応じるが、指定された場所はテルミニ駅、サンタンジェロ城、スペイン通り…次々に指定される場所は、いずれも観光客で賑わう人混みだらけの場所であり、そのことを不審に思い始めた織田だったが、警察の判断ミスにより警察の介入が犯人グループにバレてしまい、取引は中止となる…亡き夫との思い出の地イタリアで、最愛の娘を誘拐された天海は娘の安全よりも犯人逮捕を優先したイタリア警察と、それを止められなかった織田に不信感を募らせ平常心を失いつつあった…そんな天海を支えるため、ロンドンから彼女に想いを寄せる商社マン佐藤浩市が駆けつけ、天海も落ち着きを取り戻すが… …邦画初のオールイタリアロケだそうな。セット撮影も巨匠フェリーニの本拠地でヨーロッパ最大級の名門スタジオ、チネチッタだとか。って、よく分からんのだが、なにしろ凄く豪華なサスペンス・アクションらしい。福山雅治が怪しげなフリーライター役で特別出演して、ちょっと雰囲気を変えているのは良い点。彼の言動から『黒田幸作』という人間の過去の活躍を想像できる。そして、世界の歌姫サラ・ブライトマンが歌う「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の旋律と、煌めくようなイタリアの風景もうっとりするほど美しい。サラ・ブライトマンと佐藤浩市が出てくると、某トヨタの、某マークXのCMを思い出すのは私だけだろう。それはさて置き、予想を裏切るストーリーの展開、その真実を追い詰める緊迫感と、それとは関係なく世界遺産だらけのローマ、『世界一美しい場所』っと呼ばれる港町アマルフィ。どの背景も、ゆったりとして優美な雰囲気も堪能できる。何だろうか?『安心』して観る事のできる(物語に身を投じられる)優良作品であると同時に、織田裕二がそれほど悪く(あまり私…その…)観えない作品になっている。G8の後ろ側で、実は良からぬ策略を巡らすグループの目的とその手口、観終わるまでは分かりません。絶対に。さ〜レンタルビデオ店へ… |
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仏映画 | トランスポーター3 アンリミテッド |
車から20m離れたら爆死映画 監督:オリヴィエ・メガトン 脚本:リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン フランク・マーティン:ジェイソン・ステイサム ヴァレンティーナ:ナタリア・ルダコーワ タルコニ:フランソワ・ベルレアン ジョンソン:ロバート・ネッパー …闇の運び屋・トランスポーターのジェイソン・ステイサムは、プロ中のプロ…1.契約厳守…2.名前は聞かない…3.依頼品は開けない…この3つのルールを自分に課し、職務を全うする超凄腕だ…慎重な彼だからこそ、ある仕事の依頼を断る…だが、代わりに紹介した『運び屋』が自分の家に『飛び込んでくる』…失敗した『運び屋』を見せしめに爆破された後、その依頼人によって誘拐される…依頼人であるロバート・ネッパーはジェイソンに、車から20m離れると爆発する特殊なブレスレットを装着させる…力ずくで仕事を受けさせられたジェイソンは、仕方なく車に乗り込むが、そこには彼と同じブレスレットをはめられた赤毛の女が乗っていた…その女ナタリア・ルダコーワとジェイソンはマルセイユ、ミュンヘン、ブダペスト、そしてオデッサへとひた走る… …リュック・ベッソンが脚本・製作を務める大人気シリーズ第3弾である。主演は、このページをご覧の方ならお馴染みのジェイソン・ステイサム。本シリーズで世界的な飛び込み選手からアクション・スターへと華麗な転身を遂げたジェイソンは、今作でも鍛え抜かれた鋼のような肉体から繰り出される骨太アクションと、さらに過激&スタイリッシュになっているシーンの数々は必見。特にシャツを破り捨てながらの超セクシーな肉弾戦と、湖底に沈んでいく車からの奇想天外な脱出劇はカナリ面白い。これらのシーンは映画ファンでなくても見逃せないと思う。更にはベッソン自らがNYで発掘した新人女優、ナタリア・ルダコーワ扮するヒロインとのロマンス、「プリズン・ブレイク」のティーバッグ役でおなじみロバート・ネッパーの冷酷な悪役ぶりなど、見どころ満載だ。…が、何故か観ているうちに『アドレナリン』とごちゃ混ぜになるのは私だけだと思うが、ジャッキー・チェン作品がごちゃ混ぜになるのと同じように『同じ人が、アクション映画やると、同じようになる』的な意見は避けられないと思いますね。それは、大御所トム・クルーズでも言える事なんですが、彼の場合『作品を選んで出演』しているのかどうだかは分かりませんが、それなりに『各映画のキャラクター』が確立されている(?)ようで、ジェイソン・ステイサムも『これから』が見どころなのか?…そうでないのか?…トムのように一流俳優になるのは近そうで、近くなさそうで…ま〜何れにしても私にとって、ジェイソン・ステイサムは『アクションの神童』っと言う位置に置いても間違いでは無いと思いました。竹中直人には負けるんですけどね(何が?)…ま〜いいや観てみろい… |
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米映画 | G.I.ジョー |
え〜っと…なぜGIジョー?…映画 監督・製作総指揮:スティーヴン・ソマーズ 脚本:スチュアート・ビーティー デヴィッド・エリオット ポール・ラヴェット デューク:チャニング・テイタム スカーレット:レイチェル・ニコルズ リップ・コード:マーロン・ウェイアンズ バロネス:シエナ・ミラー スネークアイズ:レイ・パーク ストームシャドー:イ・ビョンホン コブラコマンダー:ジョセフ・ゴードン=レヴィット ヘビーデューティ:アドウェール・アキノエ=アグバエ デストロ:クリストファー・エクルストン ブレーカー:サイード・タグマウイ 司令官ホーク:デニス・クエイド …1990年代、世界征服をたくらむ悪の組織『コブラ』が各地で活動を活発化させていた…そして、最強のウィルス兵器『ナノマイト』を使い、パリのエッフェル塔を破壊してしまう…元々はNATOによりガン細胞破壊のため作られたが、実際はあらゆるものを破壊する威力を持っていたため、悪の武器商人デストロの手により脅威の兵器としてコブラの手に渡ってしまったのだ…コブラの脅威が各地を襲う中、アメリカ政府が送り込んだ最後の切り札『G.I.ジョー』…それは世界中から集められた史上最強の国際機密部隊で、強靭な肉体や超人的な能力を備え、勇気と行動力を持ったエキスパート集団…加速装置付きの特殊スーツを身につけ、数々のガジェットを駆使する極秘のチームであった… …エジプト、パリ、東京…世界を舞台に、陸・海・空と壮絶なバトルが始まる作品。史上最強の国際機密部隊『G.I.ジョー』VS悪の組織『コブラ』が世界各地で壮絶なバトルを始める今作品は『G.I.ジョー』っと言う題名が果たして必要だったのか?っと疑問だけに頭を埋め尽くしてくれる良作品だ。アクションシーンのスピードが物凄く速いが、某ガシャンガシャン変形する作品みたいに『何が起こっているんだか分からないから巻き戻してくれ』っと劇場スタッフに言いたくなる事は無く、すっきりとしたスピード感で楽しめる事は間違いないだろう。しかも、アクションシーンが休まる事を知らない…緩急が無いっとは決して言ってはいけない。キャラクターの過去も、ストーリーが進むにつれ分かってくるが、韓国の俳優が日本人(?)の役をやっても批判は無いのだろうか…とか、言ってはいけない。更には、こんな特殊部隊が居るのに、世界が平和にならないのは何故?などと現実と映画の世界を混同してはいけない。突っ込みどころ満載で、『この戦い、かなり刺激的』な映画なのは間違いない。ついでに言うと、チラシなどに写っているシエナ・ミラーの髪の毛が、DVD発売に伴い『落ち着いた感じ』になっているのは何か問題でも有ったのか?っ等とホザキつつ… |
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日本映画 | ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜 |
あなたのホッタラカシタ物は意外な所で再利用されているかもしれない映画 監督:佐藤信介 脚本:安達寛高 佐藤信介 遥:綾瀬はるか テオ:沢城みゆき 遥の母:戸田菜穂 遥の父:大森南朋 美穂:谷村美月 コットン:松元環季 ピカンタ:うえだゆうじ ビッキ:甲斐田裕子 デカゴー:宇垣秀成 男爵:家弓家正 …幼い頃に母と死別した女子高生の遥は、不在がちな父との関係も少しギクシャクしていた…そんな日常から逃れるように武蔵野の祖母を訪ねる途中、遥は子供の頃に遊んでいた神社で不思議な光景を目にする…小さな『きつね』がおもちゃのゴム式飛行機をどこかへ運んでいるのだ…きつねを追って森に入った遥はキツネが消えた『水たまり』に引きずりこまれ、不思議な世界に迷い込んでしまう…そこは『ホッタラケ』を集めて暮らす住人が住む世界だった…彼らは物(もの)自体を生産する事は出来ない代わりに、人間界から集めて来た『それら』を加工(そっちの方がスゲ〜)して再利用する能力を持っており、人間界で『ほったらかし』になった『不必要であろう』物を収集している種族(?)で、日々大量の物が持ち込まれ彼らの世界を構築していた…遥は、亡き母からもらった『手鏡』がこの世界の何処かに有ると信じ、テオと共に探索しているうち男爵の良からぬ策略に巻き込まれていく… …東京は武蔵野にある神社にまつわる伝説をベースにした物語。本作の持つ不思議な世界観を表現するために『イノセンス』などで知られるProduction I.Gとフジテレビが提携して新スタジオをオープンし、3年間の準備期間を経て作成されたようだ。東京郊外の素朴な風景と、様々な『ホッタラケ』で構築された不思議な世界を美麗なCGアニメーションで見事に描いている。キャスティングも人間には俳優、ホッタラケ島の住人には声優を配置。さらに、台詞を先に収録してそれにあわせてアニメーションを制作するプレスコという手法が取り入れられている。日本人ならではの、細部にまで丁寧にこだわりぬかれた映像・演技・演出が楽しめる心温まる一作だ。 |
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米映画 | ナイトミュージアム2 |
人気映画『ナイトミュージアム』の第2作目映画 監督・製作:ショーン・レヴィ 脚本:ロバート・ベン・ガラント&トーマス・レノン ラリー・デリー:ベン・スティラー アメリア・イヤハート:エイミー・アダムス テディ・ルーズベルト:ロビン・ウィリアムズ ジェデダイア:オーウェン・ウィルソン マクフィー博士:リッキー・ジャーヴェイス イワン雷帝:クリストファー・ゲスト カームンラーハンク・アザリア ナポレオン・ボナパルト:アラン・シャバ カスター将軍:ビル・ヘイダー オクタヴィウス:スティーヴ・クーガン アル・カポネ:ジョン・バーンサル サカジャウィア:ミズオ・ペック アインシュタイン:ユージン・レヴィ …ニューヨークの自然史博物館を守り抜いたラリーは警備員を退職し、今や社長として忙しい日々を過ごしていた…そんなある日、自然史博物館の展示物がスミソニアン博物館に移されることに…ラリーは魔法の石版の力で動く展示物たちに別れを告げたが、移送された夜、ラリーの元にジェイダイアから助けを求める電話が入る…どうやら石版の力によって、スミソニアン博物館で事件が起こっているらしい…ラリーは直ちに現地に向かうが… …魔法の石版の力で、博物館の展示物がまるで生きもののように動き出す大ヒット作。そんな奇想天外なアイディアでヒットした『ナイト ミュージアム』は今回の舞台をニューヨークから飛び出し、ワシントンD.C.にある世界最大級の博物館・スミソニアン博物館へ。史上初となる同博物館での撮影、そして見事なセットが博物館の雰囲気を臨場感たっぷりに表現している。そんな中をナポレオンやアルカポネ、さらには巨大なリンカーン像やダイオウイカが動き回るのだから、これは興奮せずにはいられないわけだわさ。主演のベン・スティラーは今回もキレのあるコミカルな演技を披露し、エイミー・アダムス演じるアメリア・イヤハートとのロマンスにも注目だ。でも、アメリアは人間じゃね〜だよ。『ツッコミ入れたらきりが無い作品』の続編は面白さ満点です。是非。 |
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2009年7月と8月で11作品
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埼玉県の山奥にこんな食堂ありました 道草大衆食堂何茶亭