こんなん観ました 出来る限り悪いことは取り上げたく無いのに
      観て見ぬ振りが出来ないネタばれ有るかも映画情報
                          2009年3月4月の映画紹介
2009年版3月4月
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他サイトさんの映画批評とは違い、あくまでも『映画の紹介』っと言う観点でお楽しみください


温度説明の目安
観なきゃ良かったような気がする、極寒『しばれる映画』=-10℃〜0℃
観なくても良いような気がする、寒さハツラツ『おこたつ映画』=1℃〜10℃
観て良かった気がする、日向は暖か『縁側映画』=11℃〜20℃
観なきゃ損な気がする、汗ばむ心『砂浜映画』=21℃〜35℃
観たら得する気がする、極暑『あついぞ熊谷映画』=36℃〜45℃
 日本映画  少年メリケンサック
  少年メリケンサック

   見ろ!見るんだじょぉ
  昔の栄光は今も栄光…なのか?映画
監督・脚本・原作:宮藤官九郎
…何の結果も出せないまま、毎日をただ消費し続けていたレコード会社のOL宮崎あおいは、レコード会社にとって『利益の有る』新人アーティストを探し出す事に従事するも、会社も彼女も『いよいよ見切りをつける』事になっていた…すでに田舎へ帰る決断後の彼女にとっては『どうでも良い』でも『何かひっかかる』大嫌いなパンクバンドをネット上で発見…社長に『とうとう見つけました』っとノートPC片手に報告…社長のユースケ・サンタマリアは長年聞き続けてきた彼女の『とうとう見つけました』に特別な『習慣』を覚えていたが『もうこれで終わり』かと思うと少し寂しい気がしていた…しかし、この『パンク』…実は、今現在レコード会社を代表し日本一のシンガーで有る田辺誠一と、ユースケがその昔活動していたジャンルであり『この映像に何か』を感じたユースケは彼女の契約を更新すると共に、このバンドと『何が何でも』契約を取るよう命じる…ところが彼女を待って居たのは、酔いどれ50才過ぎのおっさん…そう、見つけた映像は25年前の物だったのだ…更に事態を知らず『これは行ける』と確信したユースケは、この映像を勝手に配信する…瞬く間に人気が上がり、誰もが『少年』メリケンサックのファンとなり『本人達を確認もせず』に全国ツアーが…何もかもが順調で、日本の音楽シーンを変える一大イベントが作り上げられていく…業界の歴史を塗り替える事件は何の問題も無く進行していた…彼らがおじさんだと言う以外は…
…佐藤浩市が登場し「あ〜〜落ち分かった」って思いで作品を観始める人がほとんどであろうが、単純で馬鹿馬鹿しい作品だと思ったら大間違い…じゃないです。過去に、恐らく自分たちが気付いていないほど『エネルギー』を発信していた彼らの原動力は『ただの兄弟げんか』で馬鹿馬鹿しいにもほどが有る。昨今、メインとなるテーマが全く見えないのに『お涙頂戴』や『強制納得』を試みる作品が多いのと、何の脈絡も無く『ぶつ切りに』ストーリー上で『それらを』散りばめて『共感範囲』を広げているのだろうか?『面白い映画』は『おかしい映画』では無い。とか、言っている自分はどうだ?…楽しくは無かったかも?結論『楽しければ良いのかな?』…難しい…
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 日本映画  ジェネラルルージュの  
         凱旋
  ジェネラルルージュの凱旋

   見ろ!見るんだじょぉ
  あの名コンビが復活の面白い…映画
監督:中村義洋 原作:海堂尊
…『チーム・バチスタ事件』を解決した(っと思われている)竹内結子は院内の倫理委員会の委員長を任命されていた…窓際医師の竹内にとって倫理委員会自体は重要でなかったが、委員長宛の『内部告発文書』は再び『平穏な(暇な)日常を脅かす』重要な事件へと誘う…告発文の内容は「救命救急の堺雅人センター長は医療メーカーと癒着している。羽田三智子看護師長は共犯だ」っというものだった…なにせ『平穏』が好みの彼女は、院長の國村隼に相談すると『困りましたので内密に調査してください』っと院長…裏目にでた……時を同じくして病院に阿部寛が『担ぎ込まれて』来るが、『重要な文書』が届いたので調査するべく、この病院へ向かっている途中で事故に遭ったため『これは脅しだ』っと事件性を(勝手に)拡大させていた…ところが、名コンビ(?)の二人に届いた2通の『文書』が実は『異なる』物で、阿部に届いたソレには『看護師長は共犯』の分部が無く、パソコン(?)で作った物と手書きの物の『2種類』…そんな中、堺が癒着しているであろう医療メーカーの支店長が、病院の『ヘリポート』から飛び降り自殺をしてしまう…いよいよ事件の真相を探り出すため『名コンビ』が始動する…
…今回の作品は、海堂尊のシリーズで傑作とも言われる原作を元にしているからか、メインとなる舞台は前回よりも更に範囲を広くして『医療とは何か?』が私たち貧民『にも』訴えかける出来で、こんな事態を引き起こしているのは医療体制とかじゃ無く、実は私たち一人一人が『原因』を創り出している(全てとは言ってませんよ)訳で、人為的災害の殆どは防げるのです。『それ』が起こってから(他人の仕業で)自らに被害が生じている事に気付くと、今まで何もして無い事を棚に上げて『身内を助けてくれないのは何でだ?』っと聞く…何とも嘆かわしい…アナタは『自分に関係の無い他人』を助けた事が有るのですか?医者は神じゃない。なのに殆どの医者は(一部には最低な輩が居るようだが)それに近い事を実現『しよう』と頑張っている…出来る限り多くの命を救おうとしているのに『何故に、必要となる物品の調達が出来ないのか?』おかしいでしょ?そんなの癒着だろうが、接着だろうが、どんどんやってくれ。…錯乱状態の私は御覧のように高温で記載しているが、必ずしも『良い』と思う人ばかりでは無い事は分かっています。そうでなければ『戦争』は地球上に永遠に無かったでしょう。
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 米映画  パッセンジャーズ
  パッセンジャーズ

   見ろ!見るんだじょぉ
  予告編で何となく分かっていたのに『まんまと騙されてしまった』映画
監督:ロドリゴ・ガルシア 脚本:ロニー・クリステンセン
…その真相を追ってはいけない…深夜に突然電話のベルが鳴り、セラピストのアン・ハサウェイは起こされる…電話の主は恩師で有るアンドレ・ブラウアーで『旅客機が墜落し奇跡的に生き残った5人のストレスを治療する』ことを彼女に命じる…彼らが運び込まれた病院に到着したアンにアンドレは『このような事故では生存者がショック状態になり、トラウマが発生するため治療が必要だ』っと述べるが、今回5人の中で1人だけ『気分が良い』っと話す者が居ると言う…早速そのパトリック・ウィルソンに会いに行った彼女は『今回の事故で生き残った人だけでカウンセリングをするから参加してください』っと言うが『俺には必要ない』っと拒否される…そして『姉妹が居るなら連絡を取ったほうが良い』っと逆に『意味深』なアドバイスをする…『被害者の集まり』には参加しないが、個別のカウンセリングなら良いと言う彼の部屋へ訪問した彼女に『まるで好みを知っているかのようにコーヒーを淹れる』彼が『特殊な能力』を持った人間だと確信し始める…同時に次々と『生存者が失踪』し、どうやら航空会社が『何かを隠している』ような予測をたてたアンは、真実を明らかにしようと動き出す…ところが、その先に有る『真実』は予想を遥かに上回る衝撃的な『現実』であった…
…ついこの間『ゲット…』でお目にかかったアン・ハサウェイが、年齢不詳なキャラクターだったからか、今回は『それ相応』な感じで拝見出来まして何より…彼女が今回演じる役どころは、非常に『せつない』っと言うか『かわいそう』っと言うか、生きている事が『当たり前』な感覚の私たちにも『死は突然訪れますよ』っと言い『自分の親族にどんな人がいるのか知っとけよボケ!』っとまで言われているような錯覚に陥らせるほど『ドンと来い藤岡』ってな感じでなかなか良です。デヴィット・モースは『いかにも怪しい』人物で登場し『何でお前は?』って、ちょっと疑問を感じるも『ま〜この人で適役だろ〜な〜』っと納得し、その日の夢には、あの『困ったような眉間のしわ』で鼻をつままれる場面が登場しそうなくらい『後悔している男』を好演。こいつは面白いぴょ。
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 米映画  マンマ・ミーア!
  マンマミーア

   見ろ!見るんだじょぉ
  『マンマ』と引っかかってしまった映画
監督:フィルダ・ロイド 脚本:キャサリン・ジョンソン 製作総指揮:トム・ハンクス
…愛の女神アフロディテの『泉の伝説』が残るギリシャの小島…そこでメリル・ストリープが経営するホテルは、今にも潰れそうなくらい困難な状況であったが、今は『そんな事』を気にしている場合では無かった…何故なら、母子家庭でも一心に愛情を注いだ娘のアマンダ・セイフライドが、明日結婚式を挙げるからだ…アマンダは父親を知らずに育ち、ついに『この日』を迎えようとした時、どうしても『本当の父親とバージン・ロード』を歩きたくなって母親の古い日記を探し出す…そこに記された内容から『3人の父親候補』が上がり、それぞれに結婚式の招待状を送ってしまう…長年連絡を取っていなかったメリルからの招待状に『3人』は喜んで島のホテルに向かうが、翌日まで母親に知られたくないアマンダは、3人を倉庫の屋根裏部屋に押し込み誰が本当の父親なのかを探り始める…だが、たまたま3人を発見してしまったメリルは『何故こんな時に?』っと怒り心頭し島から追い出してしまう…ところが『あの頃』の思い出や、後悔などが心を揺るがし『得体の知れない心境』に…一方、何が何でも計画を成功させたいアマンダは、3人から得られる数々の情報から3人とも『父親』の可能性が有り、彼らもまた『自分が父親?』っと思い初めてしまう…そして、夜が明け…
…たまになんですけど、こう言った本来の路線を『ぶっ外れた』作品を観てしまう事が有ります。状況と言うか、しょうがなくと言うか…っなもんで温度はカナリ低くさせて頂きましたが、世界的に大ヒットしている作品で有る事と、しっかりとしたエンターテインメントが『ABBA』の楽曲に乗せて繰り広げられる事によって、我が身を劇場内で『迷惑行為』になるくらい『踊りたく』させたのは確かで有る。まぁ私から言わせてもらえば、ダンスィングを我慢させた『はた迷惑な映画』だった訳だが、出来る事であれば『本当のところ』を教えてもらいたかったな〜…などと文句ばっかり言いながら…もう5月だったりして…
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 米映画  7つの贈り物
  7つの贈り物
 
   見ろ!見るんだじょぉ
  罪とは、どうにしたら償えるのでしょうか?…映画
監督:ガブリエレ・ムッチーノ 脚本:グラント・ニーポート 製作:ウィル・スミス
…国税庁のウィル・スミスは『あるリスト』から『その人物』を調べ、あるいは接触し『確固たる何か』っを得ようとしていた…彼らは何の繋がりも無い『まったくの他人』で有ったが、ウィルにとっては重大な『選択』の対象で、もし間違ってしまった時には『計画』が失敗に終わってしまうのだった…着実に進行する計画の中、ウィルは『心臓に病を持つ女性』ロザリオ・ドーソンに会う…彼女は『国税庁の人間』っと言う彼の肩書きに無愛想な態度を取っていたが、彼の耳を疑うような寛大な発言に心を開き、そして頼りになる人物として記憶する…彼女の心臓は弱り、全身に十分な血液を送れない状態で有りながら『心臓の移植』ともなれば、提供者の数も少なく彼女の『ランク』では後回しにされるばかりであった…ある日、愛犬との散歩から帰った彼女は玄関先で崩れ落ちる…病院に担ぎ込まれた彼女は目覚めた時、不安の中で彼の事を思い出す…渡された名刺から電話を掛けるが『眠るまでの間に何か話をしてくれ』っと言う彼女の願いに『ある少年の話』をし始める…大きな夢を持ち、それに向かって成長して行ったで有ろう少年のお話しに、彼女は『それは自分の事?』っと問いかけると『自分』ではないと言う…翌日、目覚めた彼女は病室の椅子に眠るウィルを見た時『何か特別』な感情が芽生え始めたと同時に、病院側の判断から『ランク』が上がった事を喜んでいた…しかし、彼女のランクが上がった事で、ウィルの描く計画が実行される日も近くなった理由は、誰にも分からなかった…
…ウィル・スミスが過去の過ちを『償おう』っとする作品で、私みたいな平凡な人種が『思いつかない』ほど過酷で、その結末には『自分なら、どうするだろう?』っと自問自答しながら『そういう事』が起こらないように注意したくなる映画。同時に、ウィル・スミスが最近主演した作品で『嫌われ者のヒーロー』とか『世界に一人だけかもしれない孤独な人間』の役を思い出して比べてみると『人間とは?』みたいな巨大なテーマなのにも関わらず『物凄く自然』に好演している…ところで5月も終わりに近づいていたり…
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 米映画  アンダーワールド
        ビギンズ
  アンダーワールドビギンズ

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  え?…映画
監督:パトリック・タトポロス
…1000年以上も昔…不死者の祖で有るデレク・ジャコビは双子を授かる…息子たちは後にヴァンパイアの始祖とライカンの始祖となり、やがてヴァンパイアの始祖トニー・カランと、ライカンの始祖『ウィリアム』が率いる二つの種族間で壮絶な戦いが始まる…知力に勝っていたヴァンパイアは荒野を支配したが、狼男族の凶暴さと残忍さは彼らにとって脅威であり、次々に人間を襲い『増殖』する彼らにヴァンパイア族は頭を痛めていた…だが、兄弟である『ウィリアム』を生け捕りにしたかったトニーの願いどおり、捕獲に成功したヴァンパイア族の指揮者ビル・ナイは、世に『トニーとウィリアムが兄弟である事の隠蔽』と自らの確固たる地位のため二人とも幽閉してしまう…それからも両種族の戦いは続いていたが、ある時『ウィリアム』から新たなライカンが『誕生』する…なんと、今までの狼族とは違い『自ら変身』をコントロール出来る上に知力を持ち、更には身体能力においても素晴らしい物が有った…ビルは、彼の能力に驚愕すると共に魅了され『増殖』を指示、太陽の下では行動が制限されてしまうヴァンパイア族の警護や、重労働の役目を彼らに負わせ厳しい『奴隷扱い』をする…そんなビルには美しい愛娘ローナ・ミトラ(前2作のケイト・ベッキンセールによく似た女性で別人)が居た…そして、ヴァンパイアのローナと『新種の祖』で有るライカンのマイケル・シーンは密かに禁断の恋に落ちてしまう…それを知ってしまったビルは…
…前2作でケイト・ベッキンセールの魅力に惹かれ劇場に足を運んだ方も多いのではないだろうか?現代社会の裏側で今でも続くヴァンパイアとライカンの戦いは、今の時代にマッチした派手な銃撃戦やアクションシーンを魅せるための演出の数々…ところが、今回の作品は『何故そうなった』のかが重点に置かれ、ストーリーとしては面白い半面『私が求めるドハデなアクション』は少々品薄感で有る。まるで最近の『マスク』の様だ…さて、そもそも3部作で予定していたようなのと、流石にケイトが6年も前に主演した作品なだけ有って『そろそろ歳が…』的な不安も否めないが『現代』をもう一度ドハデにお願いしたいファンの一人ですね…
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 米映画  チェンジリング
  チェンジリング

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  こんな事が実際に起こっていた映画
監督・制作・音楽:クリント・イーストウッド 脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
…1928年ロサンゼルス…9歳の息子と暮らすシングルマザーのアンジェリーナ・ジョリーは、電話会社に勤めながら女手ひとつでガトリン・グリフィスを育て、決して楽では無い生活で父親の顔を知らない彼に辛い思いをさせまいと懸命に生きていた…そんな彼女にとってガトリンは『生き甲斐』であり、彼の成長を見守る事がアンジェリーナの唯一の楽しみだった…ある日、同僚の頼みで『仕方なく』休日を返上して出勤する事になってしまう…息子を一人で家に残す事を不安に感じた彼女は、息子に『注意』を促しながら会社へ向かう…職場はいつものように慌しくなかなか帰るタイミングを掴めないまま『予定の時間』を過ぎ、大急ぎで帰宅した彼女を待ち構えていたのは『彼の居ない家』だった…思い当たる場所、彼が居る可能性のある場所、あらゆる所を探したが息子は居ない…警察に捜索願を出すが『その内帰って来ますよ。良くある事です。』っと聞き流され不安を抱きながら夜が明ける…翌日には『ようやく』警察が捜索を始めるも、有力な情報が無く『誘拐なのか家出なのか』の判別も出来ないまま時だけが過ぎて行った…しかし、どうしても息子を『取り戻したい』彼女は仕事の休憩時間なども利用し、全米各地の行方不明者相談所に電話をかけてるなど、日々消息をつかもうと必死に努力していた…そして、5ヵ月後『それ』は起こった…
…まず、アンジェリーナ・ジョリー演じる母親が『心優しい女性』であったがため『同僚のお願い』が断れなかった。そして、仕事に就けば『職場が忙しいから』仕事を終わりに出来なかった。この『あの時、こうしていれば…』的な誰にでも有る後悔が、彼女にとって人生最大のミスになってしまった所が非常に…観てて『辛い』作品です。更には『これ事実なんですよ』っと言われれば尚更です。昨今、不可解な事件が蔓延る我が日本でも『この様な事』には注意をするべきだが『果たして注意したから防げるのか』は疑問以外に何も無い。むしろ我が子を守るため『子供を檻に入れ』てしまえば『そういう輩を育ててしまう』かも知れない…今作は、事実に基づいて作られたと言う…だが、真実は誰にも分からない…行方の分からない彼は、世界のどこかで『犯罪に身を染めて』生きているかもしれない。自分を残して行った母親を憎みながら…っと、私としては観るべきで無かった映画。因みに、事実に基づいているからと言って、何処かの『自分の事を棚に上げて』居る様な方々のように批判はしません。日本人も歴史上では『悪魔』でしたから。
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 日本映画  ヤッターマン
ヤッターマン

   見ろ!見るんだじょぉ
  1977年から愛される名作アニメな映画
監督:三池崇史 原作:竜の子プロダクション 脚本:十川誠志
…泥棒の神様ドクロベエは、全て揃えると何でも願いが叶うと言う『ドクロストーン』を手に入れる為、ドロンボー一味に指令を出して彼らに集めさせようとしていた…ドロンボー一味がドクロベエからの情報で東京に出現し、街中を破壊しているとヤッターマンが登場…ヤッターマンが居る限りこの世に悪は栄えない…彼の名はガンちゃん、そしてヤッターマン2号の愛ちゃんである…ドロンボーのボヤッキー&トンズラーと、ヤッターマン1号2号は激しいバトルを繰り返すが、ガンちゃんが仕上げた犬型メカ、ヤッターワンとドロンボーのメカ、ダイドコロンの決戦へと移り変わる…何とか勝利(?)したガンちゃん達の前にドクロストーンを持った少女が現れる…彼女の父親もドクロストーンを探し世界を旅する博士で、見つけ出したドクロストーンの一つを娘に預けナルウェーの森に出掛けたまま帰ってこないと言う…父親を一緒に探してほしいと言う彼女の希望と同時に、博士が向かったであろうオジプトにドロンボーが向かったとの情報を得る…ヤッターマンもオジプトに向かい出動するが、そこでヤッターマン史上最大の問題が発生してしまう…
…今回、実写として出来上がった『ヤッターマン』は数知れぬファンの目に『どう写った』のだろうか?今に始まった事ではなく、過去の作品を作り直すと言う事は『元の作品』が良いからであって、元の作品に劣る映画が出来上がる事は『必然』であると私は解釈する。だいたい『こう言った』作品が出来上がると『前の方が良かった』とか『この作品を汚すな』とか文句タラタラ良いたい放題…だったら観るな。そこまで言うならお前が作ってみろ。貴様のようなハンドルネームでしか本音の言えない輩に批判する資格は無い…などと思われる人たちもいらっしゃる…そんな方々を横目に私は『すがすがしい気分』で観させていただきました。そもそも、原作を元に比較する様であれば『この作品自体を、ちゃんと観ていない』以外に何でも無いし、ヤッターマンを『昔の産物』に押し込んでしまうには勿体無い名作なのは確か。例えるなら『赤穂浪士』みたいに次々と『ヤッターマン』をリメイクし続けてほしい者の一人であったり…無かったり…
ところでキャストは、ヤッターマン1号:櫻井 翔  ヤッターマン2号:福田沙紀
ドロンジョ:深田恭子  ボヤッキー:生瀬勝久  トンズラー:ケンドーコバヤシ
海江田博士:阿部サダヲ  海江田翔子:岡本杏理
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 米映画  ベッドタイムストーリー
  ベッドタイムストーリー

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  『主人公は僕だった』ファンタジーバージョン?映画
監督・製作総指揮:アダム・シャンクマン 脚本・ストーリー:マット・ロペス
…ある日、さえない独身男のアダム・サンドラーは姉のコートニー・コックスから、甥と姪の面倒を見るように頼まれる…彼はホテルの設備係をしていて、子供の面倒など出来る訳もない…勿論そんな事を分かっているコートニーは、友人のケリー・ラッセルに多くを任せ、アダムには子供たちが眠るまでの『短い時間に居てくれれば良い』くらいに思ったようだ…ところが子供たちにとっては『その』眠りにつくまでの時間は重要極まりない時であった…子供たちと、どう接したら良いのか分からないアダムは『さぁもう寝る時間だ』っと彼らをさっさと寝かせてしまう事にした…だが、子供たちは『ベッドタイム・ストーリー』をしてくれとねだる…仕方なく子供部屋に転がっている本を読んであげることに…ところが、読んでる自分が眠くなってしまいそうな、つまらない本ばかり…その昔、今働いているホテルの『元々の所有者』で彼の父親も、アダムにせがまれては『ストーリー』を作っていた…ならば、聞いていた自分にも才能は有ると『自分を主人公に』おとぎ話しを始める…しかし、才能の無いストーリーにケチを付ける子供たちは、アダムのオリジナルストーリーを『こっちの方が良い』っと作り変える…子供たちが納得して寝てくれるなら何よりとアダムも『じゃそれで。お休み』っと『そのまま』にして寝てしまう…次の日、アダムは昨日のストーリーに登場する古代ローマでの『馬車レース』と同じように、おんぼろマイカーでカッコイイスポーツカーに挑発された彼は『レース』に挑むが大敗…直後にガムボールが空から降り注ぐ…ん?…レースの後ガムボール?…そう、昨夜のストーリーで甥のジョナサン・モルガン・ハイトが付け加えた『その後ガムボールが降るの…』っと全く同じ状況だった…彼は、このベッドタイムストーリーが『特別な力』を持っている事に気付き、ある事を思いつくが…
…あなたにも、おとぎ話が本当に有る事だと思っていた頃が有ったはずだ。サンタクロースも、桃太郎も、スーパーマンでさえ子供の自分には『本当』だったはずだ。いつから『本当じゃ無くなった』のか…そんな、本当で有って欲しい『気持ち』を映像化させたのが今作品のテーマなのだろう…眠る前のお話しから既に『夢』を見始める少年少女たちも、現代では数少ない環境でしか存在出来ない『異種』になってしまったのかもしれない…人間はいつから我慢しなくなるのでしょうね…甘いだの辛いだのと…
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 米映画  ドラゴンボール
  エボリューション
  ドラゴンボールエボリューション

   見ろ!見るんだじょぉ
  とてつもなく評判悪い、大人気作品の映画
監督:ジェームズ・ウォン 製作総指揮:鳥山明 製作:チャウ・シンチー 脚本:ベン・ラムジー
…祖父と二人暮しのジャスティン・チャットウィンは、学校で不良グループから嫌がらせを受けていたが彼らに抵抗する事が出来なかった…喧嘩で負けるとか、怖いとかじゃなく、強すぎるからである…日々祖父から訓練を受けているジャスティンは、いよいよ『気?』を使えるくらいまで力を付けてきていた…その連中も居るはずのパーティーに、どうしてもジャスティンは出席したくて『ある決断』をする…案の定、会場入口で彼らはジャスティンに『とっとと帰れ』と言い放つが、無視して中へ進もうとする彼にパンチだ!!キックだ!!鉄パイプだ!!っと攻撃してくる…しかし、彼は一切手を出さず絶妙な身のこなしで連中は、次々に『相打ちや自爆』していく…ついに、その強さを暴露してまでもここへ来たかった理由は、そこにジェイミー・チャンが居たからだが、同時にジェイミーも彼の存在に惹かれ始めていた…そんな二人が浮かれている間に『人類滅亡のシナリオ』が身近に迫っていた…そして、ジャスティン出生の謎が…
…巨大掲示板や、ネット上のアリトアラユル所で悪評の『ドラゴンボール』が、それを和らげたいからか『ドラゴンボール エボリューション』っとなった途端に『名前変えれば良いってもんじゃないでしょ』っと更にヒートアップ。次々と明らかになる映像の一部もやはり『火に油』…彼らが怒る訳も分かる。世界的にはどうなのだか知らないが、アニメに関しては世界40カ国以上で放送される名作の『安易な実写化』に腹を立てているのは日本だけの話ではない筈だ。ただ、それだけ有名柄だから問題視されるだけで『全く別物』っと『自分に言い聞かせながら』観れば、そんなに悪くない様な気がします。むしろ今作以上の駄作は数知れないし、題名と『七つのボール』が登場する事と…ま〜色々な部分で『無理やりドラゴンボール』な所を除けばの話しですが…しかも『人類の未来をかけた最後の戦い』っと銘打った作品にしては『最後の戦い』が、それほど『最後』っぽく無いバトルで終わる。って言うか、ありふれた戦い。何ならこの後の↓トワイライト↓の方が最後の戦いっぽかったり…何故に『別の作品』っとして作った方が良いんじゃないか、と言う者が居なかったのかが分からない。方法は幾らでも有ったような気がするが…
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 米映画  トワイライト〜初恋〜
   トワイライト

   見ろ!見るんだじょぉ
  今度のヴァンパイアはチョト違う映画
監督:キャサリン・ハードウィック 脚本:メリッサ・ローゼンバーグ
…クリステン・スチュワートの両親は離婚し、太陽あふれるアリゾナから雨の日が多い父の元、ワシントン州フォークスの小さな町へ引っ越して来た…転入した高校では、すぐに友達も出来て色々とフォークスの事や学校の事を説明される中で『カレン家』なる一家の情報も知る…彼らは『外部との接触』を嫌っているかのように、決して『一家』以外の人間とは交わろうとしない…そのせいで周りからは変な噂も立ち、その上『異様なほど美しい』彼らの中でも『彼にアタックしても無駄よ』っとアドバイスを受けるロバート・パティンソンに惹かれ始める…そんなある日、ある授業の席が彼の隣になってしまい『期待と不安』が入り混じるこの瞬間に彼は…しきりに彼女を避けるような『しぐさ』そして『口や鼻を押さえる』…彼女はショックと共に悔しくてたまらなかった…そんな気持ちが彼女を侵食し始め『日々が憂うつ』になっていた時、学校の駐車場で遠くから自分を見ている様な彼が居た…っと次の瞬間、物凄い勢いで制御の利かなくなった車が彼女めがけ…本来であれば自身の車との間に挟まれ『即死』…しかし、目の前には『遠くから見ていた様な』ロバートが…左腕で迫って来た車のドアをへこませながら停止させ、彼女はかすり傷一つ無い…そんな事は『人間では出来ない』…彼への『興味』は更に加速する中、再び授業で隣になる…ところが『今回』は彼の振る舞いが違うどころか『彼自身』も違っていた…彼もクリステンに惹かれ二人は恋に落ちる…っが、彼女は『不思議なロバート』の『不思議』を独自に調べ始め、誰もが気付くはずも無い『驚愕の真実』を突き止めてしまう…
…アメリカを始め全世界で大ヒットし『それって有り得ね〜』ヒロインの恋心を描いた今作は、まさに『ロミオとジュリエット』以上に禁断の初恋物語であり『次有るよね』っと劇場前の犬に聞いてしまうほど『次』が観たい。基本は極あり触れたラヴ・ストーリーなくせして、その設定だけでココまで面白くさせた作品は数少ないはずだ。しかも、もっとドカーン、バキューン、ズシャーンって有るかと思っていたのに、そんなのなくても十分すぎる出来で『カナリお気に入り』っだったり無かったり…DVDを買っても良かったり、借りても良かったり…
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 米映画  ワルキューレ
  

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  ヒトラーを狙った暗殺者達の映画
監督:ブライアン・シンガー 脚本:クリストファー・マッカリー&ネイサン・アレクサンダー
…トム・クルーズはヒトラーの為では無く、祖国の為に戦っていた…その気持ちを隠さなかったからか、危険な前線の部隊に左遷されて来ていた…軍の将校で有るがゆえ、その頭脳は凡人では分からない事も予測していた…ヒトラーは『悪』以外に何者でもない、そしてこのままでは祖国の大事な人材の『この部隊』が全滅すると指揮官に説く…現状から彼の言う様な事は気付いていたものの、その言い逃れに苦しんでいた指揮官は彼の『言い訳』が妥当だと撤退の決意をする…しかし、その決断は既に遅かった…次の瞬間、無数の弾丸を浴びせながら頭上を通り過ぎる敵機、次々に破壊される車両と兵器、砂ぼこりの合い間には瞬く間に『救いたかった者たち』が倒れていく…そして、彼も同じように…目覚めた彼は何とか生還したものの、左眼と右手を失っていた…それでも、再び生きて会う事が出来た喜びに妻のカリス・ファン・ハウテンは満足していた…だが、この時トムは有る覚悟と不安を胸に抱いていた…ヒトラーさえ居なければ…彼の願いは『ある集団』によって、実現可能な『後戻り出来ない計画』へと進展して行く…
…ハリウッドの頂点にして、世界中で誰もが知っている名優の一人トム・クルーズ。彼は次々に新たな演技に挑戦し続け、その輝きは衰える事を知らない。これまで、ヒーロー的なキャラクターが印象の強い彼だが、今回は『それとは違う』っと言うコメントが見受けられる…しかし、実在したクラウス・フォン・シュタウフェンベルクは、まぎれも無くトムが演じても全く違和感無い『ヒーロー』で有ると思う。よく『お国のため』とか言って『無駄』に死んでいく日本人兵士の作品は目にするが、クラウスさんは『本当に』国の未来を思い『歴史上最悪の独裁者』を亡き者にしようと葛藤していたに違い無い。そもそも、そんな自分で見ることも無かった『歴史上』の出来事が、全て真実だったとは思わないが(後に情報操作されていないと誰が分かる?)こう言う勇敢な人物ほど早死にするもので、その引き金は必ず『罪もない民衆』なのは確か。だが『その民衆』が世界の『悪』を作り上げている張本人なのかもしれない…自分も含めて…
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 伊・加映画  ウォッチメン


   見ろ!見るんだじょぉ
  今までにこんな『突拍子もない』作品が有っただろうか…有ったような気がする…映画
監督:ザック・スナイダー 原作:デイヴ・ギボンズ
…ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機など、数有る歴史的事件の陰には人々を見守る『ウォッチメン』っと呼ばれる『監視者』の存在があった…彼らはアメリカンヒーローの集合体であったが、1977年政府により活動を禁止された…1985年、米ソ間の緊迫状態が続く中、活動が禁じられていたウォッチメンの1人、ジェフリー・ディーン・モーガンが暗殺される…同じくウォッチメンに属していた男ジャッキー・アール・ヘイリーは、この事件の影に何者かの陰謀があるのではないかと考え、事件の真相を追って仲間たちの元を訪ねていく…一方、やはりメンバーの一人であるパトリック・ウィルソンは『しょうがなく』封印した自らの『役目』を、懐かしくも寂しく思い始め『これから起こるかもしれない何か』に不安を感じていた…しかし、不安どころか『役目』の復活は彼にとって『有るべき場所』の再製と共に訪れたマリン・アッカーマンと過ごす時が彼の心の隙間を埋めていく…そして、再び結集した彼らは一連の出来事が『余りにも普通』で有りながら『誰も気付かなかった秘策』を計画していた人物の存在を知る…
…まずは、描いている『世界』が現実だと思わないにしても『こうだったら面白い』っと考えているうちに、ジャッキー・アール・ヘイリーのトレンチコートとフェドーラ帽が古きハードボイルド小説のスタイルを持ちながら登場…彼の被る布袋は、常に模様がうごめく『ロールシャッハテスト』の様な布袋だが、被っていない時は只の布…しかし、彼が被ると同時に再び模様が浮かび上がる…ドラえもんでも持って無さそうなすごい逸品だ。そして、彼も含めてウォッチメンの面々は格闘にも優れた才能を持ち、ドラゴンタイガーゲートのドニー・イェンの様に壁をも破壊する勢いで迫り来る敵を吹き飛ばしていく…実にカッコイイ…だが、この何とも言えない『不完全燃焼』な気持ちは何だろう?土台となる原作を見ていれば納得いくのか?ビリー・クラダップが青くなくてパンツを履いていれば良いのか?いやいや、そんな事じゃない。『人間自身』を描き過ぎて『ヒーロー』が、あまりにも人間ぽいからか?それとも、日本人からすると『不自然なチョンマゲの人達』がパトリック・ウィルソンとマリン・アッカーマンを襲うからか?…何にしても『私』の温度は低かった→
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 日本映画  ドロップ
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  「俺、公立に転校して不良になりたいんだよね」映画
原作・脚本・監督:品川ヒロシ
…私立のお坊ちゃん中学校から『漫画みたいな不良』に憧れて、公立中学校に転校してきた成宮寛貴は、赤い頭でボンタンを履いたためか早速不良に目をつけられ、河川敷に呼び出される…そこに待っていたのは、アイドルみたいな顔して極悪非道なカリスマ不良の水嶋ヒロ…成宮はいきなり水嶋とタイマンを張らされることになるが、ここでビビったらおしまいだとガムシャラに向かっていくも、あっさりぶちのめされてしまう…しかしその根性と、口のうまい性格が気に入られた成宮は転校初日から『念願』だった不良グループの仲間入りを果たす…そして、その日から成宮が望んでいた『活気付いた生活』が始まる…いつもつるんでいるのは、クールな波岡一喜、狂犬の異名を取る若月徹、盗みの天才である綾部祐二を含めた五人組だったが、坂本雅仁が別の学校の生徒にもかかわらず、いつしか仲間に加わるようになる…ひたすらケンカや悪さ、くだらないおしゃべりばかりに明け暮れる毎日だったが、そんな成宮を姉である中越典子と、彼女の恋人で元不良の上地雄輔が優しく見守ってくれていた…そうこうしているうちに中学の卒業式…そして、春には無事に高校へ入学した成宮だったが、初日から問題を起こし早速退学になってしまう…そんな彼の『行き場』を心配した上地は、自分と同じ現場で働くことを薦め『明日からでも来れるように頼んでみる』っと、一緒に現場で働くことを楽しみの一つにしていた…だが、仕事の初日に水嶋から仲間のピンチを告げられ、止める姉を振り切って仲間のもとに向かってしまう…がっ…彼の全く予想していなかった『想定外』な出来事が…
…成宮が中学生…っと言う時点でカナリ無理は有るが、私たち大人は『ガキ共』と違って『うまく脳の切り替え』が出来るようで『これはこれ』っと納得する事が出来た…事にしておく。さて、この類の『不良カッコイイ』とか『個性出すなら不良』っとか『不良だから友達思い』など『正当化』するのに必死な作品群は、多くの若者達にとって魅力的な『非日常』を舞台にして殴る、蹴る、壊すと観る者のストレス(仕事の悩みや学校での不満など)を解消してくれるであろう事は明らか。更には、世に溢れている難しくて、意味不明で、テーマも見え無い作品と、比べて良いものか分からないが『簡単で、分かりやすく、テーマがハッキリした』これらの映画は定番であるが故に、キャストとその演技が評価の対象となっているようだ…私としては、キャストはあまり関係無く作品全体として(ちゃんと理解できているのか?)コチラの温度で→
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 日本映画  相棒シリーズ
鑑識・米沢守の事件簿
  

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  地味な映画
監督:長谷部安春 脚本:飯田武 原作:ハセベバクシンオー
…不気味な連続殺人事件と東京ビッグシティマラソンでの無差別爆破テロ、さらには政府の犯した罪が暴かれてセンセーショナルなニュースとなった一連の『あの事件』…特命係の水谷豊と寺脇康文が真相究明に奔走する中、鑑識課の六角精児はマラソン会場の監視カメラから『限りなく個人的な真実』を知る…爆破テロ犯を追うため顔認証システムを使い、その時に会場周辺で存在した人間をサーチしていた彼は、元の妻・紺野まひるを発見したのだ…彼女は数年前、離婚届を残して彼の前から姿を消したが、今、目の前の画面に彼女が映し出されている…早速マラソン会場に問い合わせをし、元妻と同じ名前で有ることを確認…しかし、名字が違う…再婚したのかもしれない…いずれにしても気がつくと彼女が住むアパートの玄関先に居た…だが、彼女と会う事が出来ず立ち去る…翌日、その部屋で彼女は死体となって彼と対面する…慌てて現場に向かった彼だが、実は『顔も似ていて、名前も同じの別人』だった事に『安心』のようなものを感じていたが、その部屋には『気になる代物』が有った…証拠も不十分なまま自殺と断定した結論に疑問を持ち、殺害された女の元の夫である萩原聖人とともに極秘の調査を始める…彼女が勤めていた『青少年防犯協会』に解決の糸口が有ると考えた二人は、経理課長の市川染五郎に彼女の身の回りについて問い合わせると『セクハラ』があったかもしれないと言い、理事長の伊武雅刀に『疑惑の目』を向ける二人…しかし『青防協』っと言う団体は『警察の天下り先』であり、すぐさま彼ら二人には『その調査をやめろ』っと上層部から指示が有る…腹立たしくも、伊武に疑いを強めた二人に『彼女が横領をしていた』っと言う情報が飛び込んでくる…どうして彼女は死んだのか?…その謎は、予想を覆す人物の『一言』に隠されていた。
…いや〜実にテレビドラマです。映画作品にするほどの物ではないです。しかしながら『私の心をゆるがす』作品『だった』ようです。温度は高めですが観る者の解釈で、低レベルな『スピンオフ映画』って言うんですか?…作品です。何ともヒョロヒョロな進行で手に汗は握らないが、豊も寺脇も『そこそこ』出演していて『相棒』のファンにとっては良作品か?
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 米映画  ザ・バンク
   ―堕ちた巨像―
  

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  その銀行は世界も動かす…映画
監督:トム・ティクヴァ
…国際メガバンクIBBCの捜査でベルリンを訪れたインターポールの捜査官クライヴ・オーウェン…数年前から違法行為の極秘情報を入手していた彼らは、ようやく内部告発をしようとする幹部に接触する…その男に会った同僚もそうだったが、内容の大きさに『警戒』した幹部は、情報提供を先送りにする…手ごたえは有ったと、次の機会を待つことにした同僚だが、クライヴの目の前で突然倒れ、絶命する…同時にドイツ国内でのIBBC捜査が禁止され、その幹部も『不審な事故死』を遂げる…糸口となる証拠は次々に消されていく中、死亡した幹部が死亡前にIBBCの頭取ウルリッヒ・トムセンの家で仕事をしていたと情報を得る…しかし、ウルリッヒの報告に矛盾がある事からクライヴは直接彼に確認するべく、IBBC本部へ向かうが『良く有る間違いだ』っと軽く『捻じ曲げられて』おしまい…その頃、クライヴと共同でIBBCを追跡しているニューヨーク検事局のナオミ・ワッツが、新たな重要人物に辿り着き、その欧州最大の軍事メーカー社長で次期イタリア首相候補の元へ…だがやはり、彼も『同様』演説中に狙撃され死亡…狙撃現場周辺を捜査した二人は『ある足跡』を発見したが『やっぱり』何故か追放されてしまう…しかし、この空港で『ある足跡』の行方が…それは、ニューヨーク…
…クライヴ・オーウェンがね、良いのよ。あの、しぶ〜い感じで『世界を動かす』銀行を相手に危険を承知で立ち向かうシーンの数々…でもさ『何か難しい』感の今作は、誰が正しくて誰が間違ってるか『ハナっから』分かっていて、その過程で『どんなアクションが繰り広げられるのだろう』っと言うことだけを期待に、劇場へ足を運ぶ私みたいな凡人には『何でそうなったん?』的な空振り感が帰り道のひと時を蝕む訳さ。ベルリン、リヨン、ルクセンブルク、ミラノ、ニューヨーク、イスタンブールっと、あちらこちらに飛び回るクライヴなのだが、私の中では『同じ町内』を歩き回る様にしか…いけませんね。もっと勉強し(てみ)ます。今の世界はこんな方々が創り出している『偽り』の平和であり、私たちが知らない何処かでは『戦争以上』に残酷で『許されざる』現実が存在するのかもしれない。しかし、それが分かったから私たちに何が出来る?そう、何も出来ない。出来ないなりに『思うこと』で何かが変えられると信じ…その時を待ち…でも寒い→
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 米映画  マックス・ペイン


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  予告映像で想像を膨らませ過ぎた映画
監督:ジョン・ムーア 脚本:ボー・ソーン
…最愛の妻子を惨殺された苦しみに耐えながら、復讐のために犯人を追い続けるニューヨーク市警の刑事マーク・ウォールバーグは、昼間に落ちぶれた刑事を装いながら、夜には集めた情報から犯人と繋がりの有りそうな人物などを尋ね歩いていた…目星を付けた人物を探し出すため辿り着いたクラブでオルガ・キュリレンコに出会い、彼女らが集うその場所の一角で怪しげな光景を目にする…情報を得たかった彼は、彼女を自宅へ招いたが『家族』に対する侮辱から何を得る事も無く追い出してしまう…しかし翌日には、二度と会いたくもない彼女に『バラバラな状態』で再会する事になる…気がつけば、彼が接触する人物は次々に殺害され、その真実が明らかになるにつれ『ある薬』の存在が浮かび上がってくる…
…え〜、マーク・ウォールバーグでございますね。前回は『ハプニング』だったような、そうじゃないような…あの時も『愛する人』のために、勿論『それ以外の人』のためにも『命を懸けて』立ち向かった彼は、ヒーローと呼ぶ以外無いかっこよさを見せ付けてくれたもんだ。今作は、そんな彼にプラス要素の『悪魔?』が加わる事によって、とてつもなく面白い作品が出来たもんだ…っと予告映像を観た後に喜び勇んで劇場に向かった私の期待を『へし折る』感は何故???そう、予告で出て来る『悪魔』が実は『存在しなかったから』なのです。予告に映る悪魔は、薬物による幻覚から作り出された『物』で、ストーリーの中で悪魔の類は『出て』こないし、何かをする訳でもない。ただ、その居もシナイ物により使用者が死んでいくのも確か。そもそも、悪魔みたいな奴がいて、そいつらが次々に殺していくと思わせるフェイクに引っかかった私なのでありますが…そんな訳ですから、劇中死んでいく人の殆どは『人間』によって殺されていくわけです。お話しも中盤から『薬物』の存在が明らかになり、マークを犯人に仕立て様とした際ポケットに忍ばせた薬で見せてくれる『地獄絵図』は、まるで自分が幻覚を見ているかのような臨場感で絶景でしたな。そ〜そう、忘れちゃいけないのがミラ・クリス。彼女のべらぼうに、まっしぐらなキャラクターとその両手にマシンガン(?)が素晴らしい。ぶっ放しまくります。何だかんだと言いながら、温度としては『中の中』っと言う事でよろしくどうぞ。もう7月も後半だったりなかったり…
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2009年3月と4月で17作品

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埼玉県の山奥にこんな食堂ありました 道草大衆食堂何茶亭