出来る限り悪いことは取り上げたく無いのに
観て見ぬ振りが出来ないネタばれ有るかも映画情報2008前期
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米映画 | ルイスと未来泥棒![]() ![]() |
今年はディズニーで始まり…な映画 監督:スティーブ・アンダーソン 原作/製作総指揮:ウィリアム・ジョイス …母親に捨てられた少年ルイスは孤児院(?)で育ち『発明』に日夜励み、養子の面談でも『発明作品』を認めてもらおうとするが… いつも失敗ばかりだった。どうにも行き詰った彼は自分を捨てた母親を探すべく『過去の記憶を映像化する』メモリースキャナーを開発する。学校で行われる『科学フェア』にメモリースキャナーを出品するが…やはり失敗してしまい発明する気力はおろか『自分の希望』さえも無くしてしまう…しかし『そう』なってしまわれると困る人間が居た…未来から来た人間ウィルバーは、未来に関わる『重大な事』が起こる前に『それ』を阻止するため過去へやって来た…勿論『それ』とはルイスに深く関係している事で… メモリースキャナーが原因なのである…が… …いや〜かしこまって(アニメだから?)観なかった分楽しめましたね…夢が有って良いじゃないですか…そんでも、20年…いや、 100歩譲って40年後の世界だとしても『こんな世界にはならない』ウォルト・ディズニーが『夢を現実にするのは人間だ』… だったか…そんなような事を言ってた様ですが、これには無理が有る…『夢を無くしたお前が語るな!』ってかい?… っと言う事で今年最初の評価は?→ |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆半 |
米映画 | ジェシー・ジェームズ の暗殺 ![]() ![]() |
ブラッド・ピットが『重犯罪者?』か『悲劇的英雄?』を演じる映画 監督・脚本:アンドリュー・ドミニク 原作:ロン・ハンセン …良いも悪いも全てひっくるめてアメリカで最も古い有名人、ジェシー・ジェームズ… 彼は無法者の犯罪者である一方、貧しい人を食い物にする『金持ちたち』を懲らしめ、自らも国に傷つけられ『アメリカの被害者』である事から『復讐劇』のヒーローとしても各所で書きたてられていた…ようだ。ブラッド・ピットはこの作品に感動しプロデューサーも務めているが、なんと言っても、その『主演』っである。悲しいと言うか、怖いと言うか、カッコイイと言うか区別のつかない名演技に終始引き寄せられ、作品の『中の中まで』のめり込んでしまう…作品としては申し分無い事だが観ている側からすると『それが故に』とてつもなく『暗く』、とてつもなく『悲しい』気分になる最悪な作品になりかねないくらい『出来すぎ』てしまったような…世間はジェシーをあらゆる面から評価し続けた様に見えるが、実際に誰が本当の彼を分かっていたのだろうか?… …『この映画』では中盤からブラッド・ピットが弱弱しく思えるようになっていく感じと『自分の生きる時代が終わろうとしている』感? 『もう疲れたから休ませて』感?で視聴者はさまざまな事を考えだしている途中に自殺とも言うべき『最後』を迎える…暗殺者は『賞金目当て』とも『身を守るため』とも語っているようだが、ジェシーは歴史的『行動』と『伝説?』を作り上げ、暗殺者は『卑怯者』っと言う汚名しか作り出せなかったのである……ようだ。 |
私℃ ☆ 薦め℃ 半 |
日本映画 | 銀色のシーズン![]() ![]() |
雪山の厳しさより人生の方が厳しいと言いたいのか…たまたま雪山だったのか映画 監督:羽住英一郎 脚本:坂東賢治 …寂れたスキー場でやりたい放題の毎日を過ごす瑛太、玉山鉄二、青木崇高の三人組。 彼らは『何でも屋』っと称し生活資金を作っていた。何をやっても町の人達は見て見ぬ振りをする三人組のリーダー瑛太は、モーグルで全日本のエースとして世界のトップレベルで活躍し嘗ては町のヒーローだった…大人たちは誰もが彼の活躍に期待し、はやしたて、その結果『難易度の高い技での失敗』により引退… そして町の人達は『責任感』や『負い目』を感じていたのだ。彼は小さな町営スキー場にとって『宣伝効果』でもあったが、 5年も前のヒーローなど今や何の役にも立たず新たな戦略『雪の教会』を売りにして活気を取り戻そうとしていた。そして結婚式を3日後に控えた第一号の新婦、田中麗奈がこの地へ到着する。スキーの出来る『新郎』は、挙式後に参列者が見守る中、雪面のスロープを新婦と滑るアイデアを町に依頼していた… しかし彼女は全く滑れないし『新郎』は当日(?)まで来ないと言う…そろそろ食料も底が見え始め、収入が欲しい瑛太はそんな『金づる』の麗奈と出会い『たった3日間のレッスン』で現金を手にすることに成功…だが、ある瑛太の失敗(?)をきっかけにとんでもない真実が明らかになる… …人気の役者さんを取り揃え美しい雪山と、雄大な滑走シーン&その技術…3ヶ月に渡るロケは白馬の魅力も同時に映し出しているようだ…ん?大げさか? |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
日本映画 | ネガティブ・ハッピー・ チェーンソー・エッヂ ![]() ![]() |
『頑張れ日本映画』な映画 監督:北村拓司 脚本:小林弘利 原作:瀧本竜彦 『このままではヤツを越えられない…』市原隼人は漠然とした不安と苛立ちを抱いていた。 彼の友達、三浦春馬は『何となく毎日を送る自分』の超えなくてはならない『一線』だったが、バイクによる事故で『越える前に』居なくなってしまったのだった…超えなければ…っで何を思ったか『高級肉どろぼう』…まあ『何を思ったか』っと言う事に関しては『酔っ払いから金盗んだり』『浮浪者に火をつけてみたり』の『集団じゃなければ行動の出来ない馬鹿ども』に比べたら、限りなく人間らしいが…肉を盗んで逃げ切った市原は帰る途中で『非日常的光景』に出会う。とんでもなく身軽な女子高生の関めぐみと、空の彼方から現れたチェーンソーを持った大男が死闘を繰り広げるのだ。少なからず関わってしまった彼は『この戦い』に『最高のエンディング』を求め始める… …結局チェーンソー男は何だったのか良く分からないし、最後の『雪?』も納得しがたいが、昨今の恋愛物とは違うし『お涙頂戴』過ぎてもいない『程よく半端』な作品だ。今更申し上げるのもなんだが『アクション好き』な者からすれば、チェーンソー男の脅威が映像として『激しく』『カッコ良く』出来上がった作品である。原作も大ヒット作らしいので、言い方を変えれば『観た人の記憶に必ず残る日本映画』が見事に完成したのだ。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆半 |
米映画 | テラビシアにかける橋![]() ![]() |
あ〜〜何とせつない物語…映画 監督:ガボア・クスポ 脚本:デヴィッド・パターソン&ジェフ・ストックウェル 原作:キャサリン・パターソン …いじめられっ子のジョシュ・ハッチャーソンは貧しい家に生まれ、父親の収入だけ(?)では家族6人の生活は厳しかった。少年にとって『夢を描く事』すら両親に対する『反逆』かのように感じて過ごす毎日は、転校生アナソフィア・ロブによって一変する… 彼女の想像力や行動、純粋さは『もともと持ち合わせていた彼』に共鳴し『拡大』していく…『同類』の二人は自分達だけの『想像上の国テラビシア』を建国し、日々現実から逃避すべく、テラビシアで繰り返す想像世界の冒険に明け暮れていた… しかし、いくら逃避しても訪れる現実…それは突然やって来た… …全世界が涙した児童文学の最高傑作の完全映画化作品らしい。 オープニングからファンタジー色を堂々とアピール。冒頭部分で『嫌な予感の的中』を認識するも、ストーリーは『意味深く』そんなに大変なら私が「想像上では1億3500万ドル」寄付します…っと言いたくなるくらい『せつなすぎ』な作品に仕上がっている。『予感』っと言うのはファンタジー部分が少ない事で『魔法のじゅうたん』や『魔法のツボ』や『二日酔いのツボ』がふんだんに盛り込まれている作品に比べたら『何ともお粗末』な作品だが、その『チョッと』の期待度を感じてなければ『こんな名作』を見逃すところだった訳で…一生のうちに一度は観たほうがいいぞ。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
英・スペイン 映画 |
28週後...![]() ![]() |
まだまだ恐怖は終わらない?…映画 監督・脚本:フアン・カルロス・フレスナディージョ …たった一滴の血液で感染するウィルス『RAGE』がイギリスに発生し、感染した人々は周りの人間を次々に襲いだし28日でイギリスは崩壊した。18週後には『RAGE根絶宣言』がされ24週後には『イギリスの再構築』が始まっていた…『根絶』したとは言えビルの屋上には狙撃兵が常時配備され『進入禁止区域』も死体の山が放置されたままで『不安な安全』で外部からの入国を許可していた。 国外で『難』を逃れていたイモージェン・プーツとマッキントッシュ・マッグルトンは『最悪の日々』を生き延びた父ロバート・カーライルと再会するも『母は襲われて死んだ…』かの様な話を聞く。 だが、母キャサリン・マコーマックは生き延びていた…自分を見捨てた父と同様(?)に… …映像ではなく、ストーリーが『気持ち悪い』…もう『自分が生き残る為』には見捨てるしかなかったが、そんな自分を許してもらいたいがために『新たな感染』が広まり『抗体の血をひく』家族が『更なる感染』を引き起こす…全員射殺…悲しいけど『しょうがない』…しかし、時代が流れるにつれ『アメリカの残虐』だの『責任が誰にある』だの『そんな事は教科書に載せるな』だので国が対立する。自分のことは棚に上げて…実に馬鹿馬鹿しい。やっぱりホラー系は(汗→ |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆半 |
米映画 | 俺たち フィギュア・スケーター ![]() ![]() |
いわゆる『スポコン映画』 監督:ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン 原作・脚本:クレイグ・コックス&ジェフ・コックス …ジョン・ヘダーは幼い頃に孤児院(?)でスケートの才能を見込まれ『大富豪』のウィリアム・フィクトナーの養子になる。あらゆる技術を駆使して過酷な英才教育を施されたジョンは、スペシャルスケーターとして名声を上げ今、世界選手権の舞台に立っていた。彼に唯一対抗できるスケーターは全く正反対な人生を送りコーチや監督無しに『一匹狼』を気取りながらも『最高の』スケーティングプレイヤーであるウィル・フェレルであった。この二人は数々の大会で争い『因縁の対決』とも言うべき今大会で、同点一位として二人とも表彰台に立つが些細な事から大会はおろかスケート自体のイメージも悪くする騒ぎを起こしてしまう。スケート協会は彼らにメダルの剥奪と、『男子シングル』からの永久追放を申し渡す… 約3年半後、二人ともスケートしかとりえの無い人間なためスケートに関わるが『地味』な生活を強いられていた…だが追放されたのは『男子シングル』であって『それ以外』には出場できる…っと言うスケート規約を逆手に取った『復活劇』がライバル同士の協力で始まる…が… …アメリカで大ヒットするのは納得の出来で、終始笑いの絶えない『上質のコメディー』であるが、最後の最後で『何で空飛ぶ必要があるの?』っと誰もが思うはずだ。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | KIDS![]() ![]() |
玉木踏んだり蹴ったりな映画 監督:荻島達也 脚本:坂東賢治 原作:乙一「傷-KIZ/KIDS-」 主題歌:槇原敬之「Firefly〜僕は生きていく」 …何処と無く陰の有る少年、小池徹平は母親に会うため寂れた町にやって来た。 この町の工場で働く玉木宏は血の気が多く、荒れた毎日を送っていた。 この二人は偶然栗山千明がバイトする喫茶店(?)で出会う(寂れた町なので他に店が無かったのか?)が、その時に玉木が驚くべき光景を目にする。小池はテーブルの端に有ったビンを手も触れずに引き寄せたのだ。『コレは使える』と思った玉木は後日栗山が働くレストラン(?)で(寂れた町なのでやっぱりこの店か?)彼に会いお金も入れずにUFOキャッチャーで縫いぐるみをゲット…が、玉木が目を離した隙に『町のチンピラ』に小池が拉致される。玉木は追う。小池が襲われる。玉木がやっつける。小池がありがとう。っで怪我をしてしまったのです、玉木が。小池は玉木の手を取りサイコキネシスで何かするのかと思いきや、玉木の傷が小池に…あ〜らびっくり!!この力によって何が起こるのか…そして、栗山の役割とは… …原作が良いのか配役が良いのか非常にバランスのいい作品に出来上がっているが、クライマックスの『玉突き事故』が気になったのです。寂れた町の寂れた道路でダイハードやミッションインポッシブルのような事故が果たして起こるのか?(そのシーンだけ見たらハリウッドばり)小池に○○された人達はこの先どういう行動に出るだろうか?っとかね。ま〜そのへんはイイかって事で→ |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆ |
英映画 | フローズン・タイム![]() ![]() |
ショーンさんばっかりの映画 監督・脚本:ショーン・エリス …画家を目指すショーン・ビガースタッフは失恋のショックから『眠る事』が出来なくなってしまう。 この時、励ますように現れるのが親友のショーン・エヴァンス。 睡眠時間『8時間』は彼にとって1日が8時間伸びたも同然で、毎日『それ』を何に費やすかが課題となっいた。そこで、『夜の』アルバイトをすることにしたが、そのスーパーは『駄目人間』の吹き溜まりのような『特殊』な仕事場であった。だが、この『暇つぶし』のアルバイトがきっかけかどうか『時間が止められるように』なる。絵を描くことが好きな(女性の裸か?)彼は『止まった時間の中で』誰にも邪魔されず自由に鉛筆を走らせる。やがてバイト先のエミリア・フォックスに思いを寄せはじめ… …映像がイイ。神秘的な(ファンタジーとは違う)シーンの流れや、その発想を評価せずにいられない作品を『観てしまった』感に襲われるし、観て損はしない記憶に残る名作の一つである事は間違いないだろう…コレは当たりですよ実際… |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | リアル鬼ごっこ![]() ![]() |
元気いっぱいな映画 監督・脚本:柴田一成 原作:山田悠介 …日本で一番多い名字『佐藤』…最近その『佐藤』姓の人達の死が相次いで世間を騒がせていた。その死因は関連性が無く名字が同じと言う共通点以外は無かった。 高校生で『佐藤姓の』石田卓也は酒におぼれる父の吹越満と二人暮しで、母親は妹の谷村美月を産んだ後他界し妹の谷村は、話すことも感情を表す事も出来ない状態で入院生活を送っていた。彼を付けねらう幼馴染で『佐藤姓の』大東俊介とは『犬猿の仲』で、いつも天才的な運動神経と逃げ足で切り抜けてきたが、ある日、妹を見舞いに行った帰りに今はヤクザの手下のような事をしている大東のグループに捕まってしまう。今回は絶体絶命『やられる』…っと思った瞬間全く別の『同じ空間』に居た…そこは顔なじみの友達が『あんた誰?』っと言い大東が不良じゃなく、『怪しいヘルメット』をかぶった『鬼』が『佐藤』を捕まえる世界だった。 自分が何故ここに居るのか?自分は『どういう人間』なのかが分かってくるうちに『恐るべき世界の仕組み』に驚愕するも『自分にしか出来ない事』を見出していく。 …ラストには『派遣社員』的な終わり方で、いくらでも続編が作れるようになっていた。『ネガティブ…』に続き『現代日本のアクション映画』を観れた事は実に喜ばしいし『やっぱ日本のアクション映画が一番』っと言える日も近くなってきたような気がする…元気いっぱいに→ |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
日本映画 | L change the World![]() ![]() |
『キラ』との決着…の後『エル』はどうしていたのか映画 監督:中田秀夫 …Lはキラとの決着に『これ以外もう手は無い』っと自分の名前をノートに書く…ワタリは死んでしまったが、キラに勝つ事は出来た…しかし『もう自分の死は決められ変える事は出来ない』。 確定率の低い事件も『自分が死んでは解決できない』っと悟ったのかワタリ無しに次々と『やり残さぬよう、出来る限り』解決に導こうとしていた。そんなある日ワタリを探しているという『無茶苦茶頭の良い』少年が彼の元に現れる…一方、人類の存続を揺るがす出来事がある研究施設で起こっていた。研究者の娘は日々父親から英才教育を受けていたが、研究仲間の裏切りによって自殺を強いられた父親から『秘密を託され』逃げ延びていた。 人類の存続を託された女の子と謎の少年とL。この三人が人類最大のピンチに挑む!! そして、事件が解決したとき…Lはこう言う…『もう少し生きていたくなりました』 …賛否両論なのは『作っている人達が一番分かっている』っと思います。 原作を『崇拝する』人々には『ナンテ物を作ってくれたんだ』とか『コレはコレでね…』とか。元を知らない人達は『へ〜、あの後こんなストーリーがね』とか『L以外のキャラほとんどでね〜ジャン』など、捉え方は色々有ると思いますが『もっと心を広く持ちませんか?』…娯楽りましょうよ。 ただ『ニア』はびっくりしました。わざわざ出さなくても感有。っでこんな感じ→ |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | チーム・バチスタ の栄光 ![]() ![]() |
現代日本は最大の問題を抱えています…映画 監督:中村義洋 脚本:斉藤ひろし&蒔田光治 原作:海堂尊 …東城大学付属病院で、難易度の高い心臓手術を100%成功させている専門集団『チームバチスタ』は、最近の3件で術中に患者を死亡させていた。あまりに急な展開に院長は『事故なのか殺人なのか』内部調査を思い立ち、普段は患者の『愚痴聞き』をしている竹内結子が『探偵役』に任命される。そもそも乗り気で無かった上に、『チームの7人』の証言や行動に不審な所は『特に』無く、立ち会った手術は成功した事から『事故』の可能性を確信していた。 そこへ現れたのが『無茶苦茶な厚生労働省の役人』阿部寛だ。彼のやり方は竹内に理解できなかったが、成り行きでコンビを組む事になってしまう。そして、またバチスタ手術が行われようとした時『調査から帰国した阿部は』手術をやめさせないと『死ぬ』っと言い切った… …他の出演者に佐野史郎、吉川晃司、玉山鉄二、池内…面倒になったので全部は書きませんが、個性的なキャラばかりなのと、クライマックスでの『二つの現実』が私には読めませんでした。日本の医療も『あぶない』事になっているのは確かです… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | マゴリアムおじさんの 不思議なおもちゃ屋 ![]() ![]() |
夢は有るが…映画 監督・脚本:ザック・ヘルム …都会の一角に有る『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』 ダスティン・ホフマンは、このお店を100年以上も営業し200歳を遥かに超えていた。 このお店で働くナタリー・ポートマンは、少女の頃に天才ピアニストと騒がれていた自分を認めてもらいたいがために作曲をしていたが、1小節すらも思いつかないでいた… そんなある日、長年にわたり営業してきたダスティンが『引退し店をナタリーに託す』っと言い出した。これにより店のおもちゃ達どころか『お店自体』が機嫌を悪くして色々な悪さをし始める… 自分で作曲すら出来ないのに『不思議なおもちゃ屋』などやっていく自信が無いし『引退』=『永遠の別れ』で有ることに気づくとナタリーは何とかしてダスティンを引きとめようと試みる…っが、ダスティンの決意は固く…お別れの時が…そして自信の無いナタリーは店を売りに…だが… …物凄く夢の有る話でワクワクするのだが、ターゲットの年齢が高いのか?それとも子供向けに作ったのに難しくなってしまったのか?まったく分からない。 ナタリーが『魔法使いになって何百年も生きるようになった』のか?(そうは思えない) おもちゃ達が『納得して一般的な人間を店主として認める』理由は?(分からない) …全ての人に受け入れられる優良作品ではないようです… |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆半 |
日本映画 | 陰日向に咲く![]() ![]() |
人間の(日本人の)心に射す暖かい光映画 監督:平川雄一朗 原作:劇団ひとり 主題歌:ケツメイシ『出会いのかけら』 …台風が近づいてる東京…この街に生きる多種多様の人間達…その人生とは… ギャンブル癖の有る岡田准一は金融業者のブラックリストに載り、会社の人達にも少しずつお金を返す生活を送っていた…そんな彼の前に、母親が若い頃に恋をした売れない芸人を探す宮崎あおいが現れる。その昔、ネタのさえない芸人伊藤淳史に恋をして田舎から上京してきた女性は、彼とコンビを組み番組出演が決まるほどまでになっていた…しかし突如コンビは解散。伊藤は何処かへ消えてしまう。大うそつきのホームレス西田敏行は、まるでモーゼの様に全てを悟っているような生活を送っていた…そんな彼の前に、エリートサラリーマンでありながら今の自分を捨ててしまいたい三浦友和が現れる。妻を亡くし、自分から去って行った息子を待つ事も諦め、モーゼに救いを求めるのか?… そして台風が来たとき、一見無関係そうな彼らの真実と、始まりを迎える事になる… …一見無化関係そうな、っと言いましたが…全く無関係なストーリーも含まれている。 塚本高史が応援する25才のアイドル平山あやが、観客無しのイベントから大人気になるまでの出来事…塚本は何故平山をここまで応援し続けるのか? …観かたによっては『腹立たしい』部分も有るが、実際そんな腹立たしい人が居る訳で… 全体的な事はともかく、どんな角度かは分からないがあなたの心にも刺さるはずです。 |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆ |
日本映画 | 歓喜の歌![]() ![]() |
落語から生まれた喜劇な映画 監督・脚本:松岡錠司 原作:立川志の輔 …ある年の瀬に、小林薫主任の勘違いから市民ホールでコーラスグループの『大晦日イベント』がダブルブッキングになってしまう。 予約を取ってしまったのは半年以上も前の話で、毎年恒例のイベントを行っている『スペシャルコーラス団』と、今年初舞台の大晦日に向けて仕事や生活の合間に練習を重ねてきた『新米コーラス団』は『この時』を譲りたくは無かった…しかし、なんとな〜くお役所仕事をこなしてきた小林は、『自分の問題』を最優先に『たかがママさんコーラス…』ぐらいな考えで居た…だが、その一生懸命な人々の生活、願い、希望など『たかがママさんコーラス…』の全貌が見えた時、大晦日だと言うのに小林はとんでもないことを… …歌うために生きるのか?生きるために歌うのか?とか、そんな難しい事じゃなく単純に『どうせ生きているなら歌いたいんです』…歌いたいのに、その場所を奪われてしまったとしたら… 私なら、ツイスト踊っちゃいますね…嘘、嘘、嘘… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ライラの冒険 黄金の羅針盤 ![]() ![]() |
え〜〜?こんな始まり方?…映画 監督・脚本:クリス・ワイツ 原作:フィリップ・プルマン …私たちが生きるこの世界と、よく似た全く違う世界… ダコタ・ブルー・リチャーズは孤児で、叔父のダニエル・クレイグが養っているが、冒険家にして学者の彼は彼女と離れて暮らしているからか、ダコタはお転婆な少女に成長していた… 巷では子供たちが居なくなる事件が話題になっていたが、ダコタの親友が行方不明になり彼と約束していた『助け出す』ための大冒険がここに幕を開ける…目的の見えない行動をとる『この世界の権力者』ニコール・キッドマン。全てを見透かしたようなエナラ湖の『魔女の女王』エヴァ・グリーン。旅の途中で出合ったダコタの足となるのか?気球乗りの『侮れない爺さん』サム・エリオット。そして『ダコタの鎧』となった、『ロードオブザリング』『X-MEN』で御なじみ『同性愛者』のイアン・マッケラン(声)…彼らによる『これから繰り広げられる大冒険の序章』が明らかになった。 …でもさ、何だか『ズルズル』な感じがしてしまいました…何故だろう? その要因として考えられる一つに『ザクッ』って矢が刺さると『ショワ〜ン』ってダイモン消える…って事は矢が刺さった瞬間に標的は『死』を迎えているのだよな?後半部分では『ショワ〜ン』『ショワ〜ン』『ショワ〜ン』『ショワ〜ン』『ショワ〜ン』ってウザイくらい『アッという間に死んでいく』…ま〜それだけじゃないかもしれないし、それだけかもしれないが『こんな始まり方?』ですな。 早く次の『現代編?』が観たくてしょうがない。早く観ダイモン……(汗 っと言う事で→ |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆半 |
日本映画 | ガチ☆ボーイ![]() ![]() |
回復の兆しだと思いたい映画 監督:小泉徳宏 脚本:西田征史 原作:「五十嵐伝−五十嵐ハ燃エテイルカ−」(作・演出:蓬菜竜太) …天才大学生の佐藤隆太が突然プロレス研究会に入部志願する。将来は弁護士にもなれる天才が何故プロレス?っと疑問に思いながらも、研究会の仲間は『衰退気味』のこの研究会にニューフェイスが現れた事に喜んでいた。大学生プロレスは『演劇』みたいなもので、観客を楽しませるために『プロレスの段取り』が決まっていて、それを日々『稽古』するようである。 彼は「言われた事」「行った事」「起こった事」ほとんど全てを毎日メモに書き記し、それと同時にインスタントカメラでその光景を記録していた。っにもかかわらず『天才』が『天才的な覚えの悪さ』で会員たちを困らせていた。そして、とうとうデビュー戦で段取りを忘れてしまったどころか、負けず嫌いの彼は対戦相手の仲間と『ガチンコバトル』をしてしまう。『安全第一』が口癖で会長の向井理はコレに腹を立てるが観客は大声援、大興奮のうちに佐藤は『人気レスラー』っとなってしまう…直後、バトルの末に気を失っていた佐藤の前に『怒り心頭』で妹の仲里依紗が現れ『アノ事を言ってないの?』っと問う…その場に居合わせてしまった一部の会員は、彼のとんでもない秘密を知って何とも言いがたい衝撃に襲われる… …単純に『面白い』では終わらない、感動的で考えさせられる事も有る『良作』である。 ラストの『特別な日の気がする』っでカナリやられました…回復の兆しであって欲しい… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | ジャンパー![]() ![]() |
人間が持つ夢のひとつ『テレポーテーション』…映画 監督:ダグ・リーマン …あなたも『テレポーテーション出来たらな〜』っとか思った事は無いだろうか? 実は人類の歴史でかなり早いうちに、その能力を持った『ジャンパー』が存在していた。 彼らは5歳のときに能力を発揮し、人生の中で技に磨きをかけていく…しかし、同時期に『発生した』彼らの脅威『パラディン』は、彼らが『力のつき過ぎた人間で世の中の害で有る』っと認識し彼らを抹殺する事に日々を費やす。この戦いは長年にわたり、今やパラディンはジャンパーを感知する能力を持ち『殺すための兵器』を作り出す『巨大な組織』になっていた。それが故に現代では成人を迎えるジャンパーはほとんど居ない。 主人公のヘイデン・クリステンセンは『5歳の時』に家を出て行った母を思いながら学校に通う『いじめられっこな少年』に育っていた。川の上に氷が張る冬に氷の下へ落ちてしまった時『5歳の時』にジャンプしていたにもかかわらず『はじめて』自分の能力に気づく…どうやら自分は死んだことに成っているようで、そうと知ったら一緒に居たくない父親の元から離れる事を決意する…それから数年…何も気にせず『銀行から借りたお金』で優雅な生活をする彼は、とうとうパラディンのサミュエル・L・ジャクソンに居場所を『嗅ぎ付けられて』しまう… …う〜〜〜〜〜テレポーテーション出来るような気がしてきたぞ〜〜〜………出来ない(涙 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | バンテージ・ポイント![]() ![]() |
恐ろしか〜映画 監督:ピート・トラヴィス 脚本:バリー・L・レヴィ …スペインで開催される首脳会談に出席する米大統領ウィルアム・ハートは、大群衆の前でテロ撲滅のスピーチ直前何者かによって狙撃される…優秀なシークレットサービスのデニス・クエイドは、その直後から『この事件』の『追跡』をはじめる。 …この作品は『8つの視点が…』っとか言って、『8人』の視点を元に犯人を追い詰めるのかと思いきや『8人の視点』で『同時に起こった過去』を描いている。『同時に起こった過去』とは、それぞれの視点から『実はこうだったんです』っと、物語を狙撃の現場から外へ外へと『増幅させて』最終的な『結末』に展開していく『どうしてこうなったのか』映画に出来上がっている。 前半の『ある登場人物がこんな行動をしてました』から『何故そうだったのか』が分かり始めるとストーリーは急展開し、思いもよらぬ方向へ『観るものを引きずり込んでいく』 『誰が正しくて誰が間違っているのか?』なんて誰にも判断できない『戦争』がそこに描かれているし、近い将来『身近にならない』っとは言い切れない『現実を考え直さないといけない』ような気がしてくるお話…おそろしか〜ってことで→ |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | 魔法にかけられて![]() ![]() |
魔法にかかっちゃいました映画 監督:ケヴィン・リマ 脚本:ビル・ケリー …おとぎの国アンダレーシアに暮らすプリンセスのエイミー・アダムスは、夢にまで見た王子ジェームズ・マースデンと始めて会ったにもかかわらず見事にデュエットをし、そして結婚する事になる…早すぎる展開…しかし、ジェームズと結婚されると王位を譲らねばならぬ女王であり魔女のスーザン・サランドンは、彼女をダマシて別の世界『現代のニューヨーク』に『突き落として』しまう…おとぎの国ではヒロインのお友達は森の動物たち…勿論しゃべる…一部始終を見ていたシマリス(監督自らが声優やったりとか)がジェームズに助けを求めエイミーを助けに『現代』にやって来る…こちらの世界では喋れないらしい…それを知ったスーザンは『凄い魔法』が使えるのにわざわざ家来を送り込んで毒リンゴを食べさせようとする…っが失敗続きの家来に嫌気が差したスーザンは自らコチラの世界に登場…そして………おとぎの国で『携帯電話』が鳴る… …発想としては『何ともお粗末』な思いつきだが、それがディズニーだからなのか?面白い。 暇なら観ればイイよ映画である。見事にヤラレマシタ。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | ポストマン![]() ![]() |
何とも難しい映画 監督:今井和久 製作総指揮・主演:長嶋一茂 …毎日郵便物と一緒に「心」も配達する『アナログ人間』長嶋一茂は、先立たれた妻との間に授かった息子と娘に『家族の大切さ』を押し付けていた…高校進学の近い娘の北乃きいは母親の記憶を消し去りたくないがために、家を出て寮生活をしたいと考えるも『家族は一つ屋根の下で暮らすべきだ』っと自分の意見も聞かず、母の三回忌には『形見分けをする』っと言い出した父と『溝』が生じ始める…だが両親の出会いは『子供』の頃で、転校して行った『体の弱い』母親と長い間文通をした大量の『母に宛てられた父からの手紙』を見たとき父への『思い』が大きく変わる…一方、『常連』のおじいさんが倒れていたのを発見した長嶋は、病院で看護師さんから『彼のポケットにあった手紙』を渡される…『手紙が届くのは元気なしるし』っとおじいさんが言っていた事を思い出した長嶋は配達の古典的手段である愛用の自転車『バタンコ』で手紙を届ける為に『とてつもない距離』に力強くペダルを踏み出す… …良いです。長嶋を、ポストマンを、郵便配達を、甘くみてました…泣けます… ただ『色々と難しい』作品です。でも、観ましょう。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | スイート・レイン![]() ![]() |
死神が『何かを感じる』映画 監督:筧昌也 原作:伊坂幸太郎 …人間誰もが恐れる恐怖の象徴『死神』…『彼ら』は不慮の死を迎える『予定者』の前に現れ、ターゲットと会話をし7日間観察した結果、生かすか殺すかを判断する『審判員』である。 人間界に登場する時『彼ら』の名前は、何故か『地名』が多い…死神界でも人間が決めた『範囲』で『部署分け』しているのが窺える…そんな死神の一人(?)金城武は今回、某メーカーの苦情受付係である小西真奈美に近づく…いつも脇に付いている上司なのか部下なのか解らない犬に『今回も実行(死)なんだろ?』っと聞かれると『そ〜だぴょ〜ん』…っとは言わないが、それらしい雰囲気を漂わせる金城…しかし、小西の観察をしていくうちに彼女が『今死んではいけない』理由を『感じて』しまう…映画の冒頭で解るのだが、その人間がこの世で『やるべき事をやり遂げた』っかどうかで金城は『判断』しているようで、小西は今『陽のあたらない場所』から『輝かしい足跡』を残そうとしている事を知り『見送り(生)』を選択する…そして… …金城武が日本映画に登場するのは6年ぶりだそうですが、十分日本人として演技しているし『人間以外の登場人物』っである今作品の場合、適役で有ることは間違いない。 今まで、どんな『判決』をしてきたのか分からないが、金城武の『言語』に関する知識は『どうなっているのか?』や、ストーリーにおける『時間軸』は疑問視されてもしょうがない作品である。 深く突っ込まないで(私のように…)観た場合『日本人の娯楽』を見事に作り込んだ代表的映画が出来上がったようだ。 |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | カンフーくん![]() ![]() |
ピン子もびっくり 監督:小田一生 脚本:大地丙太郎 …中国は少林寺の武術学校に通う少年チャン・チュワンは『南ピン拳』の免許皆伝を得るため三十六房の修行を続けていたが最後の一人となったところで師匠に呼び出され『最後の相手はこの国にあらず』ってな感じにカメハメ波みたいなヤツで日本に送られてしまう。日本に落ちたときに出会うのが太極拳の達人(?)にして『ニュー幸楽』の店主泉ピン子であった。幸楽に代々伝わる『壷』には『とんでもない者』が封印されていたがそれを開けてしまった『人間』がいた…成り行き上居候する事になったチャンは日本での生活を送りながら『最後の相手』を探して『技を披露』するが、チャンの腕につけられた標的を感知するセンサー(不思議な鈴)が鳴り始めた時から彼の周りに異変が… …俗に言う『カンフー映画』は真面目な物と『そうで無い物』に分けられると思うが、今作品は『そうで無い物』の方で笑い要素もふんだんに盛り込まれ『気楽に観れる映画』に出来上がっている。だが、あまりにも『気楽な』出来なので劇場で観るほどでは無いし、西村雅彦の『悪さ』も『薄いんだよ』っと突っ込み加減…ま〜そんなところですが…評価してみます→ |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆ |
米映画 | クローバー・フィールド −HAKAISHA− ![]() ![]() |
アッと驚く映画? 監督:マット・リーヴス 脚本:ドリュー・ゴダード …主人公は副社長として「日本」へ行く事になった…お別れ会が盛大に、サプライズで行われるため兄弟が『その模様』を記録するため彼のビデオカメラで残す事を計画…が、そのビデオカメラに入っていたのは彼が過去に恋人と残した『良い思い出』のテープ(?)であった。使い方が分からなかったのか途中から『お別れ会の日』の記録が始まる…そしてこのカメラに撮られたものとは… …アメリカの大都市ニューヨークで起こった『驚くべき出来事』を撮影したホームビデオが画面に映し出される『だけ』の映画。とにかく一本分のビデオテープ(?)が映し出されるだけ。 だが、そこに映し出される光景は、あたかも『未だに世界のどこかで続く戦争』のドキュメンタリー作品のようにも感じられ、更には『新たなアトラクション』っと言っているように臨場感と言うか、何だか分からない『感じ』を体感出来る…だから注意を促しているのだと思う… ところで『ビデオをながしているだけ』の作品なので映画(テレビドラマとかもね)にとって重要な『ストーリー』ってなもんが一見ないように思えて、恥の上塗りに『全く解決』していない訳で… とにかく『内容』は凄いものだと思うが『この後の対処』っで今回の作品が『生きるか死ぬか』ですな…などと言いながら、今回の評価はコチラじゃ〜〜→→ |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆ |
日本映画 | ぼくたちと駐在さんの 700日戦争 ![]() ![]() |
塚本連平監督映画 1979年に田舎の高校生と駐在さんとの間で実際に起こった(半分くらい?)戦争… 市原隼人たち7人は高校生活「いたずらする事」で毎日を送っていたが、彼らの前に恐るべきライバルが出現した…日本一大人気ない国家権力の元『正義』を貫く男、佐々木蔵之介である。 …きっかけは仲間の一人石田卓也が、スピード違反を取り締まっていた駐在さんにとっ捕まる。仕返しにと、自転車で取り締まりの邪魔をすることに…コレに腹を立てた駐在さんは、いたずらに対して『いたずら?』で対抗し始める…その戦いはエスカレートし『今の時代だったら』訴えられるようなことまでに発展していく…そんなある日、石田は『とってもお恥ずかしい理由』で入院してしてしまう。入院先の病院には手術を怖がって受けたがらない少女がいた…お祭りの日に花火が観れない少女に『花火を見せてあげるから手術を受けよう』っと石田の軽はずみな発言に市原たちは『最大のいたずら?』を決行する、しかし… …そもそもが、ブログでの小説(?)で大人気になった作品だけあって映画版もカナリの人気だ…その『特殊なシステム』によって、時には読者が登場人物になると『ネット』の良さを反映した『本』では出来ない超大作なようだ…映画の方は『今人気の面々』を取り揃え、さらに『ぼく駐』なるものの『歴史における地位』すら押し上げているようだ…ま〜2回目も有りますね… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | ヒットマン![]() ![]() |
またまた登場…『殺しまくり映画』 監督:ザヴィエ・ジャン 脚本:スキップ・ウッズ …謎の僧侶たちにより、子供の頃から『殺しのプロフェッショナル』っとして育てられ、スキンヘッドにバーコードを彫り込まれた暗殺組織の中に『エージェント47』は居た…彼、ティモシー・オリファントは世界各地に出現し、証拠を残さず神出鬼没な行動でインターポールのダグレイ・スコットも手を焼いていた。 今回ターゲットとなったウルリク・トムセンは彼の完璧な仕事の前に、あっ気なく殺されてしまう…っが、連絡係のオネ〜ちゃんから『失敗したみたいですね』…慌てて確認してみると『完璧に仕留めた筈のトムセン』が、額にかすり傷を負ってはいるもののTVで喋っているではア〜リマせんか…仕事の完璧さを誇りに生きて来た彼は、この出来事を納得できぬまま次なる指令が命ざれる…次なるターゲットはトムセン狙撃の際に『目撃者が居たので遣っちゃって下さい』だったが、その目撃者オルガ・キュリレンコと接触した彼は『鋼鉄の心』に衝撃的な感情を植え付けられる。 どうやら裏切りのレールに乗せられてしまった彼は、その真実と『仕事遂行完了』を胸に新たな戦いに挑んで行く… …とにかく殺します。片っ端から殺します。予想を遥かに超える銃撃戦、刀を使っての手に汗握る肉弾戦、先の先を読む頭脳戦…アナタは、この華麗なアクションの虜となるに違いない… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ブラックサイト![]() ![]() |
とっても便利なインターネットの危険性を、再認識するサイバーアクション大作 監督:グレゴリー・ホブリット …FBI捜査官のダイアン・レインはコンピューター犯罪のスペシャリストで、毎日を『悪質なサイト』の削除に時間を費やしていた…捜査の依頼は次々に課せられていたが、彼女の腕にかかれば『その犯罪のバックグラウンドに有る環境』すら予測する事が可能であった… そんな中の一つ…っに『子猫が死に至るまでの生中継』サイトが現れた…的確な予測の出来る彼女には『このままでは終わらない』っと即座に判断…っが、次にこのサイトが中継を始めたのが『人間が死に至る…』だった…この犯人は巧みにサイトを公開し、彼女の『サイト削除』後も『次々に接続』出来るよう仕掛けをしていた…全世界66億人の『好奇心』を利用したこのサイトは『一緒に殺そう.com』っと名乗り、サイトにアクセスしたカウントにより『被害者の死が早まる』っと言う『閲覧者を共犯者』に仕立てる恐るべきモノであった…何故犯人は手の込んだ仕掛けをし、次々に狙われる被害者を選んでいくのか…真実が見えて来た時、何とも言えぬ『身近に起こるかも?…』っと言う恐怖に震えてしまうに違いない。 …怖いよ。ただただ怖い作品。映画の中では主要人物が『考えて』事件を解決してくれるが、コンナ事が身近に起こったとして自分ではマズ解決できない…っつうか起きないか… このページを見ているという事は、インターネットたる『人間の産物』を利用している訳で、その産物で『アナタは共犯になりますよ』っと言われたところで、そりゃ〜見ちゃいますよね… ブラックサイトは『新しい映画のジャンル』を確立した歴史に残る名作だと宣言します。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
独・露・蒙・ カザフスタン 映画 |
モンゴル![]() ![]() |
浅野忠信をドコモのCM以外で久し振りに観れた作品 監督・脚本・製作:セルゲイ・ボドロフ …部族間の争いが絶えない12世紀のモンゴルで、頭領の息子として生まれたテムジンは、敵対するメルキト族との和平交渉のため花嫁選びに旅立つ。なんとしてもメルキトから花嫁を貰いたかった頭領の思惑とは裏腹に、旅の途中で立ち寄った村で運命的な出会いをしたテムジンとボルテ…婚約してしまう。悲しい気持ちを抑えながらも父とその一行は我が家へ帰る…途中で出会った部族に毒を盛られて父を亡くしたテムジンは、父の部下に裏切られ『財産』を略奪され更には囚われの身になる。何とか逃げる事に成功したテムジンは、後に『兄弟』でも在り宿敵となるジャムカに助けてもらう。大人になったテムジン(浅野忠信)は婚約者ボルテ(クーラン・チュラン)を迎えに行く…しかし今度はメルキトに襲われクーランを奪われてしまう。まだ数人しか戦士を持たぬ浅野は『兄弟』ジャムカ(スン・ホンレイ)に協力を要請…クーランを奪い返す…しかし、この時に浅野が執った行動でジャムカの部下が数人、浅野に寝返る。ムカついたスンは数少ない浅野の部族を大勢で襲い掛かり勝利するが、『兄弟』で在る浅野を殺す事は出来ず奴隷として売り飛ばしてしまう。だが『この男』のパワーを見透かした『ある僧』により、クーランが投獄された浅野を助けに旅立つ…そして… …チンギス・ハーンって人は物凄く悲惨な人生を送ったようだが、父が母をメルキトから奪わなければ…ボルテに会わなければ…どうなっていただろうか?そして『羨ましいくらい』頑丈な身体。(私ならとっくに死んでいる) また一つ、50億円を掛け歴史的人物の武勇伝がココに完成した。 |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | スシ王子!![]() ![]() |
心『握られる』映画…なのか? 監督・原案:堤幸彦 脚本:河原雅彦 …親子三代にわたり寿司職人で在る米寿家…その長男、米寿司(堂本光一)は祖父と父の壮絶な死により『魚の目症候群』になってしまい、寿司の道を一度は諦め『琉球唐手』に身を投じる…しかし、琉球唐手と寿司は繋がっていたのだ。唐手の道は寿司の道、寿司の握りは拳の握り…寿司を極めずして唐手の真髄を得ることは出来ない。日本各地で修行した堂本はとうとうニューヨークに辿り着く。 マンハッタンの街で寿司屋を営む『八十八』店主の北大路欣也は『シャリの達人』で、米作りからこだわった人だったが『最高に美味しく米を炊く事は出来ないが、強い信念』を持つ堂本の心を感じ取ったとき『寿司の命』とも言うべき『まるで千葉県のような田んぼ』に誘う。 先に『八十八』入りし、堂本と共に日本を巡った中丸雄一は『あせりと、誘惑』に負け…結果… …ま〜よく有る、なんて事は無いテレビドラマの映画化作品である。ただ、映像技術として『日本映画の躍進』は驚くべき物が有り『まだまだいけるよ』っ的な勢いは感じられた。 しかし、この手の作品を『何故?映画化する必要が有るのか?』に関しては疑問が多い。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日・香港 映画 |
少林少女![]() ![]() |
チャウ・シンチーがプロデュースした日本のカンフー映画 監督:本広克行 脚本:十川誠志&十川梨香 エグゼクティブプロデューサー:亀山千広&チャウ・シンチー …今、少林拳武術学校で3000日の修行を終えた数人の者が居た…師匠から「この後あんたはど〜すんだい?」っと聞かれた者たちはそれぞれ『少林拳』とは無関係に思える希望を述べた…だが、祖父の少林拳道場を継ぐために修行をしてきた柴咲コウは『少林拳を広めたい』っと意気込んで日本へ帰る…しかし道場は荒れ果て、兄弟子たちは『少林拳』を忘れ日々の生活に追われていた…その中でも中華料理屋を営む江口洋介は、今も少林拳の『心』を忘れずにいたが修行から帰った柴咲に『少林拳など必要無い!!』っと諭す…だが、江口の店で働くキティ・チャンが柴咲の身体能力を目の当りにしてしまう…彼女は大学で『ラクロス部』に所属しておりチームにとって柴咲が必要な人材で有ることを確信する。少林拳を広めたい柴咲に「少林ヤルカラ、ラクロスヤロウ」っと提案するが『何故3000日修行に行かされたのか?の秘密』を知る江口はラクロス部のコーチに志願する…そして柴咲の『力』が分かり始めると『一つの悪』が動き出す… 悪の正体とは?柴咲の秘密とは?そしてラクロス部は? …少林サッカーに続く映画を作ろうと構想を練った末に出来上がったらしい。日本の映画(?)で『ここまで綺麗なアクション』を観られるようになった事に終始口元が緩みっぱなしでした。 だが『あのラスト』はどうかと?…出来れば闘いの中に…ま〜コレはコレで当たりなんですが… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | スパイダーウィック の謎 ![]() ![]() |
知ってはいけないことも有る訳よ映画 監督:マーク・ウォーターズ 脚本:デビッド・ベレンバウム&ジョン・セイルズ 原作:トニー・ディテルリッジ&ホリー・ブラック「スパイダーウィック家の謎」(文渓堂刊) …両親の離婚(?)で叔母の家へ母親と越してきた3姉弟。姉のサラ・ボルジャーと双子の兄弟フレディ・ハイモアとフレディ・ハイモアのフレディとはいつも喧嘩になる…今回も姉の大切な物が無くなったのは、フレディの仕業にさせられ家族の中で言い争いになってしまう…だが直後、人一倍好奇心の強いフレディは『壁の中に居る何か』が気になって壁に穴を開けてしまう…そこはかつて『ダムウェーター(?)』っとして使われていた場所で、壁の中だったにも関わらず『無くなったもの』がソコに有ったのだ。『壁の中に居た何か』に誘われるかのように隠し部屋へと辿り着いたフレディは『絶対読んではならない!!』っと書かれた図鑑を読んでしまう…フレディは図鑑を読んでしまった事によって『アル者から』狙われる事になり、双子のもう一人フレディが森の中へと連れ去られてしまう。フレディを助けようとフレディは後を追うがフレディは檻の中…困ったフレディだったが、助ける事も出来ずにフレディは助かる…っがフレディが持っている図鑑が原因だと分かったフレディは図鑑を『アル者』に渡そうとフレディから奪おうとする…しかし後を追ってきた『アル者達が』襲い掛かろうとしてフレディとフレディは逃げる…フレディとフレディが奴らから守られている叔母の家に辿り着いたとき、今度は何も知らないサラが襲われることに…こうして自分たちに危機が迫っていることを知った3人は『この世を救う闘い』に引き込まれていく… …子供の頃に描いた『有るはずの無い世界』が目の前で繰り広げられるワクワク感はカナリのお勧め度。広大な大地を旅したり、ほうきで飛んだりの作品に比べ『庭先ファンタジー』は凝縮された夢の宝箱だ。フレディ・ハイモアが一人二役なので、わざわざ↑上のように書いてみました…さあ、アナタにも周りに居る『アル者』…見えてきましたか? |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
2008年前期 31作品
映画に関する書き込みは『Movie:Bu〜』 へ
埼玉県の山奥にこんな食堂ありました 道草大衆食堂何茶亭