こんなん観ました 出来る限り悪いことは取り上げたく無いのに
      観て見ぬ振りが出来ないネタばれ有るかも映画情報
                          2009年11月12月の映画紹介
2009年版11月12月
2005年以前版はこちらから 2005年版はこちらから 2006年版はこちらから 2007年版前半はこちらから 2007年版後半はこちらから 2008年版前期はこちらから 2008年版中期はこちらから 2008年版後期はこちらから
2009年版1月2月はこちらから 2009年版3月4月はこちらから 2009年版5月6月はこちらから 2009年版7月8月はこちらから 2009年版9月10月はこちらから
2010年版1月2月はこちらから 2010年版3月4月はこちらから 2010年版5月6月はこちらから 2010年版7月8月はこちらから 2010年版9月10月はこちらから 2010年版11月12月はこちらから
2011年版1月2月はこちらから 2011年版3月4月はこちらから
                                          私が観た映画検索はこちらから

他サイトさんの映画批評とは違い、あくまでも『映画の紹介』っと言う観点でお楽しみください


温度説明の目安
観なきゃ良かったような気がする、極寒『しばれる映画』=-10℃〜0℃
観なくても良いような気がする、寒さハツラツ『おこたつ映画』=1℃〜10℃
観て良かった気がする、日向は暖か『縁側映画』=11℃〜20℃
観なきゃ損な気がする、汗ばむ心『砂浜映画』=21℃〜35℃
観たら得する気がする、極暑『あついぞ熊谷映画』=36℃〜45℃
 米映画  ホワイトアウト
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  終始『痛い』映画
監督:ドミニク・セナ
キャリー・ステッコ:ケイト・ベッキンセール ロバート・プライス:ガブリエル・マクト ジョン・フューリー:トム・スケリット
デルフィ:コロンバス・ショート ラッセル・へーデン:アレックス・オローリン
…アメリカ連邦捜査官のケイト・ベッキンセールが南極での2年間の任務を終えるまで残り3日…しかし、アムンゼン・スコット観測基地駐在のケイトの元に氷床で死体発見の報が入る…医師のトム・スケリットやパイロットのコロンバス・ショートと共に現場へ向かうと、そこにはアイスピッケルで襲われた可能性がある、他殺されたと見られる地質学者の死体があった…南極大陸初の殺人事件捜査で、長い間氷の下に埋もれていた重大な秘密を知り本格的な冬の到来までに殺人犯を探し出そうとするケイト…基地へ戻り死んでいた学者と同じチームの人間の行方を調査する彼女のもとに謎の人物から「ボストーク基地へ来い」との連絡が入る…早速現地へ赴くケイトだが、そこで何者かに襲われ…
…南極を舞台にした同名のグラフィックノベルを、『ソードフィッシュ』のドミニク・セナ監督が映画化したサスペンス・スリラー・アクション。南極初の殺人事件に直面した女性捜査官らのサバイバルと、極地特有の自然現象、ホワイトアウトが人間に引き起こす恐ろしさをスリリングに描く。過去に傷を抱える神秘的な女性捜査官を演じるのは、『アンダーワールド』『ヴァンヘルシング』などで常に観る者を魅了し続けるケイト・ベッキンセール。その彼女が今回どんな『アクションを魅せてくれるのだろうか』っと期待しながらも、つかみどころのない予告編に不安を感じていた私には『う〜ん、やっぱり』っと言わせてしまった訳ですよドミニクさん。どういう展開になるかは、どの作品も『だいたい』分からないものだが、この作品に関しては『ありゃ〜そんな真実が?』的な予想できない流れは『南極』だからこそ作りえたストーリーだろう。それはそうと『痛いんです』とにかく。観ていて、いたる所が痛い。首の辺とか、腹の辺りとか指とか…純白の美しい景観の中に潜む恐怖は、暇が有れば観てみるのも良いか?
私℃
20℃


薦め℃28℃
 米映画  バタフライエフェクト3   
    ╱最後の選択
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  シリーズ初。煮えきらないラスト…映画
監督:セス・グロスマン 製作:A・J・ディックス J・C・スピンク 脚本:ホリー・ブリックス
音楽:アダム・バラージュ 撮影:ダン・ストロフ
サム・リード:クリス・カーマック(吹替:福田賢二) ジェナ・リード:レイチェル・マイナー(吹替:木下紗華)
レベッカ・ブラウン:ミア・セラフィノ(吹替:溝邉祐子) リズ(エリザベス・ブラウン):サラ・ハーベル(吹替:柳沢真由美)
ハリー・ゴールドバーグ:ケヴィン・ヨン(吹替:廣田行生) ダン・グレン:リンチ・R・トラヴィス(吹替:松本大)
ジャック・ニコラス:ヒュー・マグワイア(吹替:小室正幸) アニータ・バーンズ:シャンテル・ジャカローン(吹替:加藤優子)
ビッキー:メリッサ・ジョーンズ(吹替:新井里美) ロニー・フレノンズ:リチャード・ウィルキンソン(吹替:土田大)
…過去と現在を行き来できる特殊能力を持つクリス・カーマックは、過去に戻って殺人現場を目撃して警察の捜査に協力する私立探偵(?)をしていた…そんなある日、彼の昔の恋人ミア・セラフィノの姉サラ・ハーベルが現れ『10年前に妹を殺した犯人を捕まえてほしい』っと頼む…何故か記憶の中で薄れていたミア…彼女を殺した犯人を突き止めようとする彼に、過去へ行く際に助手として彼の『本体』を任せている妹レイチェル・マイナーは『やめた方が良い』っと説得するが、その『警告』も聞かず彼は『その時』へ旅立つ…ところが、ミアを『救おう』っと思った彼の判断が実は『姉』までも死なす事になってしまう…現在に戻って来た彼は『変わっている現在』が実は自分の仕業だとも知らず『この事件』を調べ始め、関連するであろう人物の『過去』に接触を始めるが、そのたびに『現在』が大きく変わっていった…一体何が起こっているのか?…
…カオス理論の一つであるバタフライ効果をモチーフに、愛する人のために過去に戻って未来を変えようとする主人公の苦悩を描く人気シリーズ、『バタフライ・エフェクト』の第3弾である。今作では、過去2作とは異なり『周到な準備と設備』で過去と現在を往来する。過去に行ける特殊能力は、10年前に殺された昔の恋人を救うため使われるが、幾度となくタイムスリップを試みるのは彼女との過去だけでなく『周りの人間』がターゲットになっているところが今回の要注意点。じゃあ何が注意すべきか?それは妹なんだから兄と同じ能力を持っていてもおかしくないだろ?…だけでは、終わらないのであります。しかし、シリーズ重ねるごとに面白くなくなるような、でも続くんだから人気あるのか?…これで終わりだったりして…これをきっかけに1作目の面白さを再確認して観るのも◎
私℃
28℃


薦め℃28℃
 米映画  アドレナリン
   ハイ・ボルテージ 
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  どんだけ超人なん?映画
監督・脚本:マーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー
製作:トム・ローゼンバーグ ゲイリー・ルチェッシ スキップ・ウィリアムソン リチャード・ライト
シェブ・チェリオス(日本語吹替:山路和弘):ジェイソン・ステイサム
イヴ(日本語吹替:松本梨香):エイミー・スマート
エル・ウロン(日本語吹替:内田直哉):クリフトン・コリンズ・Jr
ヴィーナス(日本語吹替:里見圭一郎):エフレン・ラミレッツ
リア(日本語吹替:東條加那子):バイ・リン
プーン・ドン:デヴィッド・キャラダイン
ドク・マイルズ(日本語吹替:石塚運昇):ドワイト・ヨーカム
…前回『やはり彼は死んでいなかった』…アドレナリンを体内で出し続けないと死んでしまう毒薬を注入された殺し屋のジェイソン・スティサムは上空遥か彼方から落下…地上の車を破壊し路上に叩きつけられ死んだ…っと思われたが、彼の『超人的肉体』を欲しがる輩が存在していた…彼は落下直後に連れ去られ『その各部分』を、ある組織によって切り売りされようとしていた…目覚めた彼の体にはすでに『心臓』が無く『代わりの電動式ポンプ』で命を繋いでる状態だったが『超人的な彼』にはそんなことは関係ない…組織の奴らをバッタバッタと叩きのめし逃げ出す事に成功…しかし、彼の心臓は『電動式ポンプ』なため充電が切れると死んでしまう事を知る…ありとあらゆる方法で『充電を試みる』が、どれも常人では逆に死んでしまうような行為の数々…そして、辿りついた先で待っていた者とは…
…前作同様、主人公をジェイソン・ステイサムが続投。今作では充電を怠ると止まってしまうバッテリー式の人工心臓を埋め込まれ、自分の心臓を取り戻すために再び街中を走り回る。エイミー・スマート、ドワイト・ヨーカムら前作のキャストが顔をそろえるほか、故デヴィッド・キャラダインの強烈な悪党ぶりも見逃せないであろう。無茶苦茶ぶりが前回同様なのは察しがついたが、何処かの変なキャラクターが売りの『あり得ない馬鹿馬鹿しさ』じゃなく『あり得ない面白さ』が観ている者をポジティブにしてくれる事は間違いないだろう。ただ、こういった作品を嫌う人もいると思うので無理には進めないが、今作のDVDでも購入して週に一度は『ビッビビビ』っと言うストレス発散法も有りかと…無いか…次回(有ってほしいんだが)彼は最終的な『何か』に変貌して終わりか、ふてぃうの人間に戻って終わりか…
私℃
28℃


薦め℃30℃  
 米・英・加
   映画
 PUSH
  光と闇の超能力者
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  光と闇の超能力者 そのまんまじゃないか映画
監督:ポール・マクギガン 脚本: デヴィッド・ボーラ
製作:ブルース・デイヴィ&ウィリアム・ヴィンス&グレン・ウィリアムソン
ニック・ガント:クリス・エヴァンス(吹替:加瀬康之)能力はMOVEムーブ(サイコキネシス)
キャシー・ホームズ:ダコタ・ファニング(吹替:園崎未恵)能力はWATCHウォッチ(未来予知)
キラ・ハドソン:カミーラ・ベル(吹替:木下紗華)能力はPUSHプッシュ(記憶操作)
ヘンリー・カーバー:ジャイモン・フンスー(吹替:乃村健次)
フック・ウォーターズ:クリフ・カーティス(吹替:志村知幸)
ピンキー・ステイン:ネイト・ムーニー(吹替:咲野俊介)
エミリー・ウー:ミン・ナ(吹替:北西純子) ヴィクター・ブダリン:ニール・ジャクソン
ニックの父:ジョエル・グレッチ エージェント・マック:コリー・ストール
エージェント・ホールデン:スコット・マイケル・キャンベル テレサ・ストー:マギー・シフ
…ムーバー(念動力)の能力を持つクリス・エヴァンスは、自分の能力を十分に発揮できないだけでなく、その力でギャンブルにも負け続けな生活を繰り返していた…ある日、彼のもとにウォッチャー(未来予知力)の能力を持つダコタ・ファニングが現われるが、念動力を自在に使えない彼とカミーラ・ベルを探し出すことが最善の策だと語る…まったく頼りにならなそうな彼に疑問を持ちながらも、未来予知はクリスとダコタとカミーラの3人を『選んで』いる…そんな彼らは、謎の政府機関『ディビジョン』が放った特殊能力者に命を狙われ始め、クリスもそれに刺激され徐々に進化し始める…ダコタが見る未来は『みんな死ぬ』っと言う結末しか打ち出さないのに対し、未来を『動かす』ためムーバーとしての力を付けていくクリスの行動によって未来が動き始める…
…政府に特殊能力者として開発された人間と、彼らの能力を利用したい当局との攻防を描くSFサイキック・アクション。『ラッキーナンバー7』の俊英ポール・マクギガンが、第二次世界大戦時に実際に育成されていたという超能力スパイの逸話を基に映画化。主演は、『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』のクリス・エヴァンスと『宇宙戦争』のダコタ・ファニング。葛藤(かっとう)する能力者の姿や、スタイリッシュなアクションに注目。特に、最初はサイコロさえもうまく扱えないクリス・エヴァンスが、ラスト近くでは『かなりの使い手』に発達していく様は、下手な野球チームが大会優勝に向け成長していく某有名作品も顔負けな『頑張れ』っと、つい『力んで』しまう自分に気づくはずです…それは無いにしても、だいぶ暑い作品であることは間違いないでしょう。念動力でキーボードが打てたら楽なのに…
私℃
40℃

薦め℃40℃  
 仏映画  アルティメット2
 マッスル・ネバー・ダイ
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  飛んだり跳ねたり…踏んだり蹴ったりの第2弾映画
監督:パトリック・アレサンドラン 製作・脚本: リュック・ベッソン
ダミアン:シリル・ラファエリ レイト:ダヴィッド・ベル 共和国大統領:フィリップ・トレトン
秘密保安介入国長官ウォルターガスマン:ダニエル・デュヴァル
タオ(チャイニーズギャングのボス):エロディ・ユン
モルコ(黒人ギャングのボス):MCジャン・ギャッブ’1
カール・ル・スキン(スキンヘッドギャングのボス):ジェームズ・ディアノ
アリ・K(アラブギャングのボス):ラウニ・ムヒド(ラ・フイヌ)
リトル・モンタナ(ジプシーギャングのボス):ファブリス・フェルツジンガー
…2013年、パリ郊外のバンリュー13地区…相変わらず犯罪多発地区とされ続けている同区で、警官が射殺される事件が発生…政府ではバンリュー13の一掃計画が持ち上がるが、陰謀のにおいをかぎ取ったダヴィッド・ベルは、麻薬所持の濡れ衣を着せられ、投獄されたシリル・ラファエリを脱獄させようとする…
…ヒットメーカー、リュック・ベッソン製作によるノンストップ・アクションの続編。前作から3年後のパリ、隔離された犯罪多発地区・バンリュー13を舞台に、暴走刑事ダミアンとバンリュー13で生まれ育った前科者レイトが理不尽な権力に立ち向かう。主演は『ダイ・ハード4.0』のシリル・ラファエリと『YAMAKASI ヤマカシ』のモデルにもなったダヴィッド・ベル。身体能力抜群の二人による、ワイヤーを一切使用しないアクションが見ものだ。しかし、1作目の感動が大きかったのか、それとも彼らのアクションに慣れてしまったのか前作に勝る部分を探し出すのは容易ではない。それでも、トリッキーなアクションとスピード感あふれるカメラワークにワクワクする事は間違いなく、更には個性豊かな『チーム』が登場して画面を彩っている。
私℃
40℃


薦め℃40℃  
 日本映画  僕らの
   ワンダフルデイズ
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  勘違いが面白い…生きる事の意味を歌った映画
監督:星田良子 プロデューサー:渡邉直子&竹内一成 エグゼクティブプ ロデューサー:三宅澄
脚本:西村沙月&福田卓郎 音楽アドバイザー:奥田民生 シーラカンズ・プロデュース:森英治
藤岡徹(ボーカル):竹中直人 山本大樹(ギター):宅麻伸 渡辺一郎(キーボード):斉藤暁
日暮圭(ドラム):稲垣潤一 栗田薫(ベース):段田安則 藤岡章子(藤岡の妻):浅田美代子
山本美里(山本の妻):紺野美沙子 藤岡和歌子(藤岡の娘):貫地谷しほり
居酒屋マスター:塚本高史(友情出演) 住職(藤岡らの同級生):田口浩正(友情出演)
日向真帆:賀来千香子(友情出演) 公証人役場の人:宇崎竜童(友情出演)
湯川英生(山本の部下):柏原収史 雄太:田中卓志(アンガールズ) 雄太の友人:山根良顕(アンガールズ)
栗田恵美子(栗田の母):佐々木すみ江
…竹中直人は入院した病院で、たまたま立ち聞きしてしまった医師たちの会話で、自分がガンで余命わずかと知る…平凡なサラリーマンだった彼は、平凡だった毎日の終わりが近いことに落ち込み、事実を隠そうとふるまう妻や子供たちに苛立ちさえ覚えるが…それでも平凡なサラリーマン気質は変わらず、死を待つのみの自分が何をするべきか分からずにいた…そんなある日、高校時代に結成していたバンドの録音テープを見つける…死ぬ事なんて全く考えなかった、無駄に生きている事に気付かなかった高校時代…そうだ、京都行こう…いや、バンドやろう…彼は家族や、この世に自分が何を残せるのか考えた時『音』だと気づく…自分に訪れた現実と想いを昔のバンドメンバーに話し再結成の誘いをかけたが、自由奔放な高校時代とは勝手が違っていた…それぞれに深い事情と生活の重みが有り、バンドで『遊んでいる場合』じゃなかった彼らも竹中の『最後の願い』にバンド再結成に同意する…そして、近々出場予定のコンテストに向けメンバーは練習に励むが、ある時、重大な出来事が彼らに訪れる…
…余命の短い中年サラリーマンが、青春時代の仲間とバンドを再結成し、コンテスト出場を目指して奮闘する日々を涙と笑いで描いた感動作(?)。いろんな角度から、人生の壁にぶつかりながらも熱い心を取り戻し、大切なものに気付いていくオヤジバンドのメンバーに、竹中直人、宅麻伸、斉藤暁、稲垣潤一、段田安則が熱演する。劇中バンド“シーラカンズ”として、音楽アドバイザーを務める奥田民生が書き下ろした楽曲を演奏する白熱のライブシーンは圧巻。個人的には、宅麻伸の部下の一人にギター云々みたいなところが結構『いけ』ました…まぁ、まずは観て下さいよ…
私℃
36℃


薦め℃40℃ 
 日本映画  笑う警官
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  角川春樹久々の監督映画…だそうです
監督・製作・脚本:角川春樹 原作:佐々木譲
佐伯宏一:大森南朋 小島百合:松雪泰子 津久井卓:宮迫博之 新宮昌樹:忍成修吾
植村辰男:螢雪次朗 町田光芳:野村祐人 岩井隆:伊藤明賢 安田:大友康平
谷川五郎:中川礼二 水村朝美:乙黒えり 生活安全部長:矢島健一
刑事部長:鹿賀丈史
…北海道で実際に起きた警察の汚職事件を基にした、人気作家・佐々木譲による同名ベストセラー小説を映画化した社会派サスペンス。 ヒットメーカー角川春樹が11年ぶりにメガホンを取り、女性警察官変死事件の犯人に仕立て上げられた仲間の無実を証明しようと奮闘する刑事たちの活躍を描く。 主演は、『ハゲタカ』などで独特の存在感を放つ大森南朋。 共演には『クヒオ大佐』の松雪泰子、宮迫博之、大友康平ら多彩なキャストが顔をそろえる。
…札幌市内のアパートで女性の変死体が発見された…すぐに元交際相手の巡査部長・津久井(宮迫博之)に容疑が掛けられ、異例の射殺命令までも下される…この一連の流れに違和感を感じた所轄の警部補・佐伯(大森南朋)は、信頼できる仲間とともに秘密裏に捜査を行う…やがて、彼らは北海道警察内部に隠された闇に踏み込んでいくが……松山ケンイチが1シーンだけ『なぞの男』役で登場いたします。
私℃
35℃


薦め℃41℃ 
 日本映画  ブラック会社に勤めているんだが、もう僕は限界かもしれない
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  あなたの会社はどうですか?映画
監督:佐藤祐市 原作:黒井勇人 脚本:いずみ吉紘 主題歌:TOKYO MOOD PUNKS
マ男:小池徹平 中西さん:マイコ 木村君:田中圭 リーダー:品川祐 井出:池田鉄洋
上原さん:中村靖日 瀬古:千葉雅子 藤田さん:田辺誠一 柴田:須賀貴匡
大根田佳子:朝加真由美 社長:森本レオ
…インターネットの掲示板2ちゃんねるに書き込まれた話題の実体験を基に映画化した問題作。ニート青年が社会に飛び出し、いきなりブラック会社と呼ばれる問題企業で孤軍奮闘する様子を面白おかしく描く。『ホームレス中学生』の小池徹平が主演を務めるほか、共演者も『カフーを待ちわびて』のマイコや、『しあわせのかおり』の田中圭ら若手実力派が顔をそろえる。主人公を取り巻くありえない状況に、ついついエールを送りたくなってしまう。
…ニート生活を送ってきた26歳のマ男(小池徹平)は母親を亡くし、一念発起して情報処理の資格を取得する…不況のご時世の中、必死で就職活動をするものの試験に落ち続け、最終的にパスしたのはとんでもない問題企業だった…彼は初出社当日から当然のようにサービス残業をさせられ、その状態が毎日続いていく…
私℃
36℃


薦め℃39℃ 
 米映画  ドゥームズデイ
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  未来だったり、過去だったり、不思議感覚を味わいたいならこの作品…映画
監督・脚本:ニール・マーシャル 製作:スティーヴン・ポール/ベネディクト・カーヴァー
製作総指揮:ピーター・マカリーズ
エデン・シンクレア:ローナ・ミトラ ケイン博士:マルコム・マクダウェル ビル・ネルソン:ボブ・ホスキンス
ハッチャー首相:アレクサンダー・シディグ ノートン軍曹:エイドリアン・レスター マイケル・カナリス:デヴィッド・オハラ
ソル:クレイグ・コンウェイ カリー:マイアンナ・バリング
…死のウイルスが数百万人の命を奪った2008年から25年後に、再び同じウイルスがまん延…その直後、政府は25年前にウイルスを封じ込めるべく隔離した街に、いまだ生存者がいる事実を知る…治療薬の存在を確信した政府は、リーダーのローナ・ミトラ率いる一流のスペシャリスト・チームを、隔離した街に送り込む…しかし、人間が生存していることも意外な『その街』は、人々が生活しているどころか『共食い』を習慣とする予想を遥かに超えた世界だった…何故彼らは生き延びたのか?すべての謎を明かすべく、そして生き延びるための戦いがローナの前に立ちはだかる…
…全人類を一掃するウイルスがまん延した未来世界を舞台に、世界を救うために奔走するヒロインの姿を描くパニック・アクション。 監督は『ディセント』のニール・マーシャル。切ない過去を持ちながら、任務遂行のために死力を尽くす主人公シンクレアを、私がケイト・ベッキンセールと間違えた『アンダーワールド:ビギンズ』のローナ・ミトラが演じる。共演は『ハロウィン』のマルコム・マクダウェル。美人女優ローナ演じるニューヒロインの活躍に注目せずにはいられない作品。そして、何と言っても今作で異色なのが、中世の生活をする人々と、近未来(?)を生きる人間と『現実社会』的なローナが来た『世界』みたいな、人類の進むべき選択肢がごちゃ混ぜの設定はナカナカ面白い。いつかは観ておきたい一品。特に観たい作品も無いし、某マッドマックスの『ぶっ飛び系のキャラクターたち』が好きな人にはレンタルビデオでお勧めな作品です。
私℃
34℃


薦め℃35℃ 
 米映画  2012
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  気づいたら、もう来年が2012年だった…映画
監督・脚本・製作総指揮:ローランド・エメリッヒ 製作・脚本・音楽:ハラルド・クローサー
ジャクソン・カーティス(日本語吹替:家中宏):ジョン・キューザック
ケイト(日本語吹替:林真理花):アマンダ・ピート
ウィルソン大統領(日本語吹替:佐々木敏):ダニー・グローヴァー
ローラ・ウィルソン(日本語吹替:藤貴子):タンディ・ニュートン
カール・アンハイザー(日本語吹替:石住昭彦):オリヴァー・プラット
エイドリアン・ヘルムズリー(日本語吹替:中井和哉):キウェテル・イジョフォー
チャーリー・フロスト(日本語吹替:安原義人):ウディ・ハレルソン
ゴードン・シルバーマン(日本語吹替:清水明彦):トーマス・マッカーシー
ユーリ・カルポフ(日本語吹替:廣田行生):ズラッコ・ブリッチ
ノア:リアム・ジェームズ リリー:モーガン・リリー タマラ:ベアトリス・ローゼン
サーシャ(日本語吹替:高橋圭一):ヨハン・アーブ ハリー(日本語吹替:宝亀克寿):ブル・マンクマ
…2009年、SF作家でリムジン運転手もしているジョン・キューザックは、別れた妻との間に生まれた子どもたちと旅行を楽しんでいた…ところが偶然、干上がった湖底に巨大な研究施設を発見し、地球が急速に滅亡へ向かっていることを知ってしまう…この危機から逃れる手はないものかと模索するジョンだったが、すでに天災は地球上の至るところで起こり始め、その恐るべき光景は世界中の人々を恐怖と共に飲み込み始めていた…だが、一方では『その他』の人々を横目にある場所へ動き出した者たちが居た…
…マヤ暦による2012年終末説を題材に、『インデペンデンス・デイ』『紀元前1万年』のローランド・エメリッヒが手掛けるディザスター・ムービー。地球滅亡を目の前になすすべもない人々が、巨大な自然災害から必死に逃げまどう姿を描く。偶然にも地球の危機を知ってしまうリムジン運転手に『ハイ・フィデリティ』のジョン・キューザックがふんし、大事な家族を守るために奔走する。大地震、火山噴火、津波など最新CG技術による迫力ある映像に注目しないでどぉするの的な作品。上映開始直後から『これでもか、これでもか』っと言わんばかりに繰り広げられる迫力の映像は『圧巻と言わずになんて言うんですか』な凄さ。じゃあ、CGが全てかと言うと、そうでもない。後半終了間近、何人居るのか解らない人々に大迷惑な行動をとる主人公の一団…閉じ込められ海水が迫って来るシーンでは私も『あっぷっぷ』したような気分になるほど危機迫っていましたね。こりゃ〜あれですよ、結構な確立で、しばらくは上位確定な作品ですな…いやマヂで
私℃
40℃


薦め℃40℃ 
 米映画  Disney's
 クリスマス・キャロル
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  暖かい部屋で観ないと凍えてしまいそうな映画
監督・脚本・製作:ロバート・ゼメキス 製作:スティーヴ・スターキー/ジャック・ラプケ
原作:チャールズ・ディケンズ
ジム・キャリー:エベニザー・スクルージ(少年期、青年期、中年期、老年期)、過去、現在、未来のクリスマスの亡霊(山寺宏一)
ゲイリー・オールドマン:ボブ・クラチット、タイニー・ティム、ジェイコブ・マーレイ(安原義人)
ロビン・ライト・ペン:ベル、ファン(伊藤美紀)
コリン・ファース:フレッド(森川智之)
ボブ・ホスキンス:フェジウィッグ、ジョー(熊倉一雄)
ケイリー・エルウィズ:ディック・ウィルキンス ダリル・サバラ:ピーター・クラチット
フェイ・マスターソン:マーサ・クラチット、キャロライン レスリー・マンヴィル:クラチット夫人
モリー・C・クイン:ベリンダ・クラチット ライアン・オチョア:タイニー・ティムの声(伊澤柾樹)
ジャッキー・バーンブルック:フェジウィッグ夫人 レスリー・ゼメキス:フレッドの妻
カラム・ブルー:キャロラインの夫 レイモンド・オチョア:キャロラインの子供
マイケル・J・フォックス(声の出演)
…19世紀のロンドン…クリスマス・イブ…金がすべてで、家族を持たず、人とのきずなに背を向け、ただ己の金銭欲を満たすためだけに生きるスクルージは、街一番の嫌われ者で冷酷な老人だった…事務員のクラチットが冷え切った事務所で震えつつ働く傍ら、金貸しの彼はいつもどおり金貨の勘定に余念が無い…甥からのクリスマスパーティーの誘いも、貧しい人々への寄付も彼にとっては時間と金の無駄で、人々が互いに慈悲を分かち合うクリスマスの精神など腹立たしいだけだった…しかし、今年のクリスマスは思いがけない出来事が起こる…かつての相棒マーレイの幽霊が現れ、それをきっかけにマーレイの予言どおり精霊たちが、過去、現在、未来と彼を連れ出しはじめる…彼は自分にとって、自身の人生は『なんだったのか』そして『どうあるべきなのか』を考えさせられる…
…金銭欲を満たすために生きる男が、クリスマス・イブの夜の不思議な体験を経て、本当の幸福の意味を悟る奇跡と感動のファンタジー。文豪チャールズ・ディケンズの不朽の名作を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス監督が映像化。ケチな主人公をはじめ、7役を演じるのは名優ジム・キャリー。希望に満ちたメッセージや、俳優の演技をデジタル的に採り込むパフォーマンス・キャプチャーによる驚異の映像が圧巻!…なのだが、どうにも終始『寒い』映像と演出は『暖かい装備』が必要なぐらい臨場感あふれる作品。
私℃
35℃


薦め℃36℃ 
 米映画  イングロリアス・
      バスターズ
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  ブラピにゃ勝てね〜な…映画
監督・脚本・製作:クエンティン・タランティーノ 製作:ローレンス・ベンダー
製作総指揮:エリカ・スタインバーグ/ロイド・フィリップス/ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン
共同プロデューサー:ヘニング・モルフェンター/カール・チャーリー・ウォベッケン/クリストファー・フィッシャー
アルド・レイン中尉(日本語吹替:山寺宏一):ブラッド・ピット ドニー・ドノウィッツ(日本語吹替:後藤敦):イーライ・ロス
ヒューゴ・スティーグリッツ:ティル・シュヴァイガー ヴィルヘルム・ヴィッキ:ギデオン・ブルクハルト
B・J・ノヴァク:スミッソン・ウティヴィッチ オマー・ドゥーム:オマー・ウルマー ヒルシュベルク上等兵:サム・レヴァイン
マイケル・ジマーマン上等兵:マイケル・バコール ボー・スヴェンソン無線の声(司令部):ハーヴェイ・カイテル
ミヒャエル・ファスベンダー(日本語吹替:てらそままさき):アーチー・ヒコックス中尉
エド・フェネク将軍:マイク・マイヤーズ ウィンストン・チャーチル:ロッド・テイラー
ショシャナ・ドレフュス(日本語吹替:松谷彼哉):メラニー・ロラン マルセル:ジャッキー・イド
ブリジット・フォン・ハマーシュマルク(日本語吹替:田中敦子):ダイアン・クルーガー
ハンス・ランダ親衛隊大佐(日本語吹替:山路和弘):クリストフ・ヴァルツ
フレデリック・ツォラー国防軍一等兵:ダニエル・ブリュール ヘルシュトローム親衛隊少佐:アウグスト・ディール
フランチェスカ・モンディーノ:ジュリー・ドレフュス ヨーゼフ・ゲッベルス:シルヴェスター・グロート
アドルフ・ヒトラー:マルティン・ヴトケ クエンティン・タランティーノ
…クエンティン・タランティーノとブラッド・ピットがタッグを組んだ最強のアクション大作登場!!ナチス占領下のフランスを舞台に、それぞれに事情を抱えたクセのある登場人物たちの暴走をユーモアたっぷりに描く。メラニー・ロランやクリストフ・ヴァルツ、ダイアン・クルーガーなど各国を代表する俳優たちがこれまでにない役柄を演じている。歴史的事実を基に作り上げられた、奇想天外なストーリー展開は拍手喝采の快作だ!何と言ってもブラッド・ピットが強くて、いかれた役を生き生きと演じている様が『やっぱコイツには勝てね〜な』っと思わせる一品。
…1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のメラニー・ロランはクリストフ・ヴァルツの追跡を逃れる…一方、”イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるブラッド・ピット率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた…やがて彼らはパリでの作戦を実行に移すが…
私℃
39℃


薦め℃40℃  
 米映画  ニュームーン
  トワイライト・サーガ
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  日差しを浴びるとキラキラ光るヴァンパイアが人間の娘に恋する2作目の映画
監督:クリス・ワイツ 原作:ステファニー・メイヤー 脚本:メリッサ・ローゼンバーグ
製作:ウィック・ゴッドフレイ/マーク・モーガン
ベラ・スワン:クリステン・スチュワート エドワード・カレン:ロバート・パティンソン ジェイコブ・ブラック:テイラー・ロートナー
ジェーン:ダコタ・ファニング アリス・カレン:アシュリー・グリーン ロザリー・ヘイル:ニッキー・リード
ジャスパー・ヘイル:ジャクソン・ラスボーン エメット・カレン:ケラン・ラッツ カーライル・カレン:ピーター・ファシネリ
エズミ・カレン:エリザベス・リーサー ローラン:エディ・ガテギ ヴィクトリア:レイチェル・レフィブレ
マイケル・シーン:アロ カイウス:ジェイミー・キャンベル・バウアー マーカス:クリストファー・ハイアーダール
アレック:キャメロン・ブライト サム・ウーレイ:チャスク・スペンサー ポール:アレックス・メラズ
ジャレッド:ブロンソン・ペルティエ エンブリー・コール:キオワ・ゴードン チャーリー・スワン:ビリー・バーク
…前回、何とか『敵』から『身を守ってもらった』クリステン・スチュワートは、18歳の誕生パーティーでちょっとしたミスから流血してしまう…その流れ出した血によって『仲間』のはずのジャクソン・ラスボーンに襲われかける…人間を襲わないと心に決めている『カレン』の一族ですら、クリステンの血は惑わせるモノであったのだ…愛する彼女を『あらゆる敵から守るため』離れ離れになることを決意するロバート・パティンソン…愛するロバートを失い生きる屍と化し、引きこもってしまったクリステンに、父のビリー・バークはテイラー・ロートナーにでも会って気分転換しなさい…などと言う…このままではいけないと思ったか、父親の言うとおりテイラーの元へ足を運ぶ…傷つくクリステンを励まそうとする(ロバートから奪おうとする)テイラーだったが、彼はヴァンパイアの宿敵、狼一族の末裔だった…
…永遠に年を取らない美しきヴァンパイアと、女子高生のラブ・ロマンスを描き、世界中で大ヒットを記録した『トワイライト〜初恋〜』の続編。『アメリカン・パイ』のクリス・ワイツに監督を交替し、前作をはるかにしのぐ壮大な物語へと発展する。主人公の二人は前作に続きクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンが続投。ヴァンパイア、エドワードとは敵対関係にあたる狼一族の少年にふんするテイラー・ロートナー、さらには何とダコタ・ファニングまでもが共演。切ない恋の行方と、ヴァンパイアと新たな種族との闘いに注目だ。って言うか後半で、やはり出たかの『大御所系』が登場するわけだが、そのシーンでダコタが大盤振る舞いに『能力』を使うんです…『前回』PUSHでその力が使えれば良かったのに…っと思ってしまったのは全世界で私だけでしょうね…
私℃
42℃


薦め℃40℃ 
 米映画  カールじいさんの
       空飛ぶ家
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  おじいさんが、亡くなったおばあさんとの思い出と共に、家ごと旅するファンタジー映画
監督:ピート・ドクター 脚本・共同監督:ボブ・ピーターソン 製作:ジョナス・リヴェラ
カール・フレドリクセン:エドワード・アズナー(日本語吹き替え:飯塚昭三)
ラッセル:ジョーダン・ナガイ(日本語吹き替え:立川大樹)
チャールズ・F・マンツ:クリストファー・プラマー(日本語吹き替え:大木民夫)
エリー(少女時代):エリザベス・ドクター(日本語吹き替え:松元環季)
カール(少年時代):ジェレミー・レアリー(日本語吹き替え:吉永拓斗)
ダグ:ボブ・ピーターソン(日本語吹き替え:松本保典) ケヴィン(一部):ピート・ドクター
アルファ:ボブ・ピーターソン(日本語吹き替え:大塚芳忠) ベータ:デルロイ・リンドー(日本語吹き替え:檀臣幸)
ガンマ:ジェローム・ランフト(日本語吹き替え:高木渉) トム:ジョン・ラッツェンバーガー(日本語吹き替え:楠見尚己)
スティーブ:ダニー・マン(日本語吹き替え:小形満) アナウンサー:デビッド・ケイ(日本語吹き替え:垂木勉)
イディス巡査:ミッキー・マッゴーワン(日本語吹き替え:梅田貴公美)
看護師ジョージ:ドナルド・フュリラブ(日本語吹き替え:多田野曜平) 看護師AJ:ジェス・ハーネル(日本語吹き替え:朝倉栄介)
オメガ:ジョシュ・クーリー ストラウチ:ピート・ドクター(日本語吹き替え:滝知史)
…いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールとその妻…今やカールは78歳…最愛の妻は亡くなってしまい、夢を叶えるには年を取り過ぎていた…家の周りは都市開発が進み、周りの人からすれば『立ち退きをしない頑固爺』にしか見えない…しかし、彼とおばあさんは『何も無かった』時から『ここで』思い出を残して来た…彼は『施設』に連れて行かれる日『その思い出と共に』旅立つことを決意する…何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立ったのだ…カールは、家が飛び立つ時たまたま玄関先に居た8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する…
…『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが共同で監督を務める3Dアニメ。冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービーだが、驚きすぎな作品。まず風船を爺さん一人で数千個つけるのが驚き。そして、たどり着いた場所で犬が『翻訳機』で悠長に喋り捲るのに驚き。さらには、78歳の爺さんが空中でのバトル中、片手一本でぶら下がるのに驚き。観終わるまで驚きが絶えない。カールじいさんの声を『アパッチ砦・ブロンクス』のエドワード・アズナーが、カールの相棒となる少年ラッセルの声を新人のジョーダン・ナガイが担当する。ピクサー初となる3Dデジタルでの作品は観て損なしの一品です。
私℃
34℃


薦め℃35℃  
 日本映画  なくもんか
   

   見ろ!見るんだじょぉ
  形は違うけど、みんな色々と大変なんだよ…そうで無い人も居るが…映画
監督:水田伸生 プロデューサー:飯沼伸之 エグゼクティブプロデューサー:清水啓太郎/奥田誠治
脚本:宮藤官九郎 主題歌:いきものがかり
阿部サダヲ:祐太 瑛太:祐介 竹内結子:徹子 塚本高史:金城大介 皆川猿時:トシちゃん 片桐はいり:みどり
鈴木砂羽:下井草祐子 カンニング竹山:山岸正徳 高橋ジョージ:桜井 陣内孝則(特別出演):桂谷壮一郎
藤村俊二(友情出演):ボーダーシャツの男 小倉一郎:中やん 光石研:加々美昌弘 伊原剛志(友情出演):下井草健太
いしだあゆみ:山岸安江 冨田佳輔:祐太(中学時代) 西尾由佳理(日本テレビアナウンサー):ライブの客
…そろそろ弟が生まれるかもしれないという時、その兄は無茶苦茶な父に連れられ家を出る…ある店で、その無茶苦茶な父は兄を置いて姿を消してしまう…父に捨てられた兄は、店の店主に育てられ、その境遇からは想像もつかないほど『明るく、誰にでもやさしい』青年へと育っていった…店主は亡くなる間際に『彼』を次期店主とし『ハムカツの極意』を伝授する…一方弟は、貧しいながらも一生懸命育ててくれた肝っ玉か〜さんの死後、親類を転々とされるうちに、いじめられないように、馬鹿にされないようにと笑いで渡り歩くことを覚え、気づけば超売れっ子の芸人に育っていた…サダヲは、東京下町の商店街でハムカツが名物の店を切り盛りし、瑛太はお笑い芸人として超売れっ子になり『そのハムカツ屋』へ取材に行くが双方は『自分の兄弟』だとは思いもしなかった…そんなある日突然、サダヲのもとに初代店主の超太った一人娘の竹内結子がスリムになって帰って来る…しかも、子供連れ…
…幼いころに生き別れ、互いの顔も知らずに育った兄弟と、二人を取り巻く周囲の人々が織り成す人情コメディー。『舞妓 Haaaan!!!』の水田伸生監督、主演の阿部サダヲ、脚本の宮藤官九郎のトリオが再び顔を合わせ、不幸な生い立ちの兄弟の再会劇を、笑いと涙を交えて描く。お人好しで断ることができないが影では『お客を罵る』商売でも活躍する兄を阿部が演じるほか、人気お笑い芸人の弟を瑛太が、兄の幼なじみに竹内結子が紛する。相変わらず、ぶっ飛んだ脚本と、ぶっ飛んだキャラクターの面白さもさることながら、家族のきずなをテーマにしたハートフルな物語が感動的。
私℃
36℃


薦め℃35℃ 
 日本映画  大怪獣バトル
   ウルトラ銀河伝説
     THE MOVIE
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  光の国がやばい映画
監督:坂本浩一 プロデューサー・脚本・ビジュアルスーパーバイザー:岡部淳也
脚本:樫原辰郎&小林雄次 アクション監督:野口彰宏 キャラクターデザイン:後藤正行 主題歌:MISIA
南翔太:レイ 黒部進:ハヤタ(ウルトラマン) 森次晃嗣:モロボシ・ダン(ウルトラセブン)小西博之:ヒュウガ・ヒロシ
上良早紀:ハルナ・ジュン 俊藤光利:クマノ・マサヒコ 八戸亮:オキ・コウイチ つるの剛士:アスカ・シン(ウルトラマンダイナ)
五十嵐隼士:ヒビノ ミライ(ウルトラマンメビウス) 宮迫博之:ウルトラマンベリアル 宮野真守:ウルトラマンゼロ
団時朗:ウルトラマンジャック 高峰圭二:ウルトラマンエース 真夏竜:ウルトラマンレオ 蝶野正洋:レイブラッド星人
西岡徳馬:ウルトラの父 小泉純一郎:ウルトラマンキング 長谷川理恵:ウルトラの母 田中秀幸:ゾフィー
石丸博也:ウルトラマンタロウ 杉浦太陽:ムサシ
…ウルトラマンベリアルは優秀な戦士であったが、ウルトラ一族でありながら暗黒の力に魂を奪われ強さを求めて反乱を起こし、数万年前に宇宙の牢獄に閉じ込められていた…だが今、ギガバトルナイザーの力によりウルトラマンベリアルが脱獄し、ウルトラ戦士たちに復讐を始める…100体を超す怪獣を操って暴れ回り、M78星雲に壊滅的な打撃を与えるウルトラマンベリアルを倒すため、ウルトラマンメビウスが怪獣使いのレイとともに立ち上がる…しかし、ベリアルの強さは想像を遥かに超え「光の国」は壊滅の危機に陥る…残された希望はセブンのアイスラッガーが届いた先で鍛錬を重ねる『ゼロ』だった…
…世界中で圧倒的な人気を誇る日本発のスーパーヒーロー「ウルトラマン」の、スタッフ陣を一新して作られた劇場版。海外ドラマ「パワーレンジャー」シリーズなどを手掛けた坂本浩一が監督を務め、総勢100体の大怪獣軍団とウルトラ戦士との一大決戦な作品。おなじみのウルトラ兄弟に加え、初登場のウルトラ戦士たちのほか、43年間のシリーズの歴史で初めて姿を現わす悪玉「ウルトラマンベリアル」など、注目ポイントが満載。中でもウルトラ兄弟たちの戦闘シーンや、光の国はCGによる臨場感と懐かしさで満たされる…たまには『こういうのも良いのか?』っと…
私℃
35℃


薦め℃35℃ 
 米映画  パブリック・エネミーズ
  

   見ろ!見るんだじょぉ
  ジョニー・デップ主演のよく解らない映画
監督・脚本・製作:マイケル・マン 脚本:ロナン・ベネット&アン・ビダーマン 製作:ケヴィン・ミッシャー
製作総指揮:G・マック・ブラウン 撮影監督:ダンテ・スピノッティ
ジョン・デリンジャー:ジョニー・デップ(日本語吹替:平田広明)
ビリー・フレシェット:マリオン・コティヤール(日本語吹替:石津彩)
ジョン・レッド・ハミルトン:ジェイソン・クラーク(日本語吹替:石住昭彦)
ハリー・ピート・ピアポント:デビッド・ウェナム
ホーマー・ヴァン・ミーター:スティーヴン・ドーフ(日本語吹替:田坂浩樹)
ベビー・フェイス・ネルソン:スティーヴン・グレアム
ウォルター・ディートリッヒ:ジェームズ・ルッソ
アルヴィン・カーピス:ジョヴァンニ・リビシ
フィル・ダンドレア:ジョン・オーティス
チャールズ・マクリー:クリスチャン・ストルティ
プリティ・ボーイ・フロイド:チャニング・テイタム
メルヴィン・パーヴィス捜査官:クリスチャン・ベイル(日本語吹替:東地宏樹)
J・エドガー・フーヴァー長官:ビリー・クラダップ(日本語吹替:森川智之)
チャールズ・ウィンステッド捜査官:スティーヴン・ラング(日本語吹替:有本欽隆)
サム・カウリー捜査官:リチャード・ショート
ジョン・マダラ捜査官:ショーン・ハトシー
クラレンス・ハート捜査官:ドン・フライ
アンナ・セージ:ブランカ・カティク
ポリー・ハミルトン:リーリー・ソビエスキー(日本語吹替:タルタエリ)
バーバラ・パツク:エミリー・デ・レイヴィン
リリアン・ホリー保安官:リリ・テイラー
ケネス・D・マッケラー上院議員:エド・ブルース(日本語吹替:小島敏彦)
キャロル:キャリー・マリガン
…1933年…大恐慌時代のアメリカで『ジョン・デリンジャー』は紳士的な態度と、鮮やかな手腕の銀行強盗として注目を集めていた…ある日、彼はクラブのクローク係として働く美しいビリー・フレシェットに目を奪われる…二人はダンスを楽しみ、共に食事を堪能するが、いつの間にかビリーは彼の前から姿を消す…
…大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと彼の恋人との逃亡劇を描いたラブストーリー。無法者として生きる男とFBIの攻防をメインとしながらもに、運命の恋人との純粋な愛も映し出す。主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを筆頭に快進撃を続けるジョニー・デップ。その恋人に『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でアカデミー賞に輝いたマリオン・コティヤール。美男美女による愛の逸話と、手に汗握るアクションが同時に楽しめるが、まったくもってわからない。2回観れば解るのかもしれないが観たいとも思わないので『パブリック・エネミーズ』っと言う作品は私の中で『不明の名作』に決定した訳で…ま〜ちょっと興味がある程度なら観なくても貴方の人生になんら影響も無いと言えるでしょう。
私℃
28℃


薦め℃30℃ 
 日本映画  宇宙戦艦ヤマト
       復活篇


   見ろ!見るんだじょぉ
  ヤマトと進は復活しても雪はいなかった映画
企画・原作・総監督・脚本:西崎義展 エグゼクティブプロデューサー:西崎彰司&中沢敏明
原案:石原慎太郎 脚本:石原武龍&冨岡淳広 キャラクターデザイン:湖川友謙
主題歌:THE ALFEE
古代進:声 - 山寺宏一 古代美雪:声 - 藤村歩 古代雪(旧姓:森):声 - 由愛典子
大村耕作:声 - 茶風林 徳川太助:声 - 古谷徹 上条了:声 - 伊藤健太郎 小林淳:声 - 浪川大輔
折原真帆:声 - 柚木涼香 桜井洋一:声 - 野島健児 中西良平:声 - 山口勝平 木下三郎:声 - 鳥海浩輔
郷田実:声 - 高瀬右光 佐々木美晴:声 - 大浦冬華 天馬走&天馬翔:声 - 阪口大助
真田志郎:声 - 青野武 島次郎:声 - 置鮎龍太郎 佐渡酒造:声 - 永井一郎 アナライザー:声 - 緒方賢一
ブルーノア艦長:声 - 小林修 士官:声 - 小野塚貴志 メッツラー総督:声 - 家中宏
バルスマン総司令官:声 - 飯塚昭三 イリヤ女王:声 - 田中敦子 パスカル将軍:声 - 井上和彦
ゴルイ提督:声 - 伊武雅刀 シーガル艦長:声 - 子安武人
…西暦2220年、太陽の300倍の質量を持ち、光をも飲み込む暗黒の天体、移動性ブラックホールが宇宙から地球へと迫っていた…地球連邦政府は、移民船団を組織しサイラム恒星系アマールへの移民を決行するが、謎の大艦隊の攻撃に遭い、船団が壊滅…その中には進の妻、古代雪も居た…人類の存続と、雪を探すため古代進は移民船団の護衛艦隊司令として、ヤマトに乗り込み大艦隊に戦いを挑む… しかし、本当の敵は謎の大船隊ではなかった…
…1983年公開の『宇宙戦艦ヤマト 完結篇』から26年、移動性ブラックホールの脅威と人類の移住計画を阻止する謎の星間国家連合という二重の危機に立ち向かうヤマトの姿を描く復活編。戦艦本来の重量感を表現するため、フルCGでヤマトがよみがえるほか、38歳になった主人公・古代進を軸とした壮大なスケールのドラマが大宇宙を舞台に展開する。斬新なデザインのメカの戦闘シーンや新キャラの登場など、新旧ファンを刺激する演出が満載…の割りに悪評高い作品でもあるようだ。
私℃
36℃


薦め℃40℃ 

2009年11月と12月で18作品…っと言うことで今年私が映画館で観た作品は90作でした。

2005年以前版はこちらから 2005年版はこちらから 2006年版はこちらから 2007年版前半はこちらから 2007年版後半はこちらから 2008年版前期はこちらから 2008年版中期はこちらから 2008年版後期はこちらから
2009年版1月2月はこちらから 2009年版3月4月はこちらから 2009年版5月6月はこちらから 2009年版7月8月はこちらから 2009年版9月10月はこちらから
2010年版1月2月はこちらから 2010年版3月4月はこちらから 2010年版5月6月はこちらから 2010年版7月8月はこちらから 2010年版9月10月はこちらから 2010年版11月12月はこちらから
2011年版1月2月はこちらから 2011年版3月4月はこちらから

やっとの思いでここまで辿り着きました…
さ〜今年の総評(しつこいようですが個人的な)をいたしたいと思いますが、毎年のことながら数々の映画に関わった素晴らしい方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。


2009年もありがとうございました。


それでは上位10作品を紹介します
第10位は『感染列島』です。
妻夫木聡が勤める病院から次々と発展していくストーリー。油断できない展開がなかなか良かったっすね。
第9位は『チョコレートファイター』です。
知的障害を持つ主人公ヤーニン・ウィサミタナン。彼女のスーパーアクションに感動する作品でした。
第8位は『天使と悪魔』です。
ラスト近くのユアン・マクレガーが空に上って『みんなを救った』みたいなシーン以外は、緊迫したストーリーの中で大学教授のトム・ハンクスが四苦八苦しながら謎を解いていくのが良いですね。
第7位は『トワイライト・サーガ−ニュームーン−』です。
トワイライトの続編なのにロバート・パティンソンは無視。クリステン・スチュワートの心の動きをメインにした作品だが、最初と最後だけ登場するロバートが『やっぱりクリステンの王子様』だったりとか、ダコタ・ファニングがこれで終わりなはずが無い的な、次回作へと期待させる展開はやられました。
第6位は『ベンジャミン・バトン』です。
ま〜あれですな、そんなこと有るわけね〜じゃんって突っ込む前にどんどんお話に引き込む展開というか、作りはたいしたもので…しかも、『数奇な人生の主人公』は、死ぬ間際に『赤ちゃんでありながら老人』であって、見た目は生まれたてのようだが色々な思いを胸に死んでいくわけです…何とも不思議で記憶に残る作品としては過去最高クラスでしょう。
第5位は『君が僕を見つけた日』です。
ここでもブラピが関わっていたりとか、レイチェル・マクアダムスの人生の幅広い年齢層で『さまざまな年齢』のエリック・バナが登場する今作品は、違った観点であるが第6位の作品とつながる『裏』があるような作品。直接的な視覚よりも主人公たちの『心』をテーマにした良作品。
第4位は『パッセンジャーズ』です。
セラピスト役のアン・ハサウェイが、旅客機墜落の被害を受け奇跡的に助かった人々と接していくうちに『何らかの陰謀』に立ち向かおうと『真相を暴こう』っと決意していく映画でした。実に面白い展開は、もう作品が折り返してクライマックスになろうかとしているところで『あっ』っと、つい声が出てしまったかは覚えていないが、予告を観ていた時から『そんな感じ』が有ったにも関わらず、作品のペースに乗せられ主人公の活躍や恋愛にエールを贈りながら観ていた観客を、まるで奈落の底へ落とすようなラストは面白過ぎる映画でした。
第3位は『トワイライト−初恋−』です。
7位の前作。とにかく、今までに無い雰囲気がピカイチな全体の構成とストーリー。そもそも、ヴァンパイアとか言っちゃう時点でストライクなのに、『人側』のヴァンパイアと、ふてぃぅの女子高生が恋に落ちるなんて、どぅ〜なってしまうんですか〜〜な作品でした。
第2位は『レッドクリフ2』です。
もうね、何も言いません。とにかく凄い作品。
そして今年私が選んだ第1位の作品は
『サマーウォーズ』です。

人間が人間のために作り出した『プログラム』が『未完成のまま』暴走する作品でした。ネット上に作られた世界『オズ』は、面白いほど現代社会の便利さを『疑似的』に映像化して、その世界にしか存在しない『不良プログラム』とネット上に第2の存在を持つ『現実社会の人間』が観る前の予想を遥かに超える戦いを繰り広げるわけで。そして何と言っても『おばあちゃん』が、すっばらしい。これが今の日本を築き上げた人間の強さだぎゃ〜。若者よ復興は容易にできるものではないのだ。しかし、キングカズマがカッコいいのは何故だろう?

っと言う事でレッドクリフが2年でワンツーフィニッシュ。トワイライトシリーズが2作ともランクイン。それでもサマーウォーズが印象的な一年だったということでどぉでしょうか。


いってらっしゃい           またの機会に           映画に関する書き込みは『Movie:Bu〜』

埼玉県の山奥にこんな食堂ありました 道草大衆食堂何茶亭