出来る限り悪いことは取り上げたく無いのに
観て見ぬ振りが出来ないネタばれ有るかも映画情報2008中期
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米映画 | ネクスト |
え゙〜〜〜?まちがっちゃったの〜〜〜?映画 監督:リー・タマホリ 脚本・製作総指揮:ゲイリー・L・ゴールドマン 原作:フィリップ・K・ディック「ゴールデン・マン」(ハヤカワ文庫) …たった2分先の事を予知できる男ニコラス・ケイジ…しかしそれは自分に関わる事だけで、他人や世界の未来までは予知できない…だが『彼女の事』だけは2分先の出来事ではなく、時々頭の中をよぎる『いつだか分からない、その場所のその時間』に毎日『期待』しながら通いつめる。この予知能力を嗅ぎつけたのが『核爆弾で大変な事になってしまいそうなテロ』を防ぎたい、ジュリナン・ムーア率いるFBIだったが「テロなど関係ない」っと逃げる。 そして、ついに『その場所』に『彼女』ジェシカ・ビールが現れる…あっという間に恋に落ち、ジェシカのために悪戦苦闘する…ところが『この悪戦苦闘』…間違いだったんかい(怒、怒、怒 …まず冒頭で『たった2分先』っと言いましたが、この『2分』がおもしろく描かれています。2分先までの間に別の行動をとった場合の自分が2人…その先でさらに2人っとスクリーン中がケイジ、ニコラス、ニコラス、ケイジ、ケイジ…ウザイ、でもおもしろい。そして最終的に『2分先までって言ってたジャン』っと突っ込みいれながらも、おもしろい。結果、おもしろいのです。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | 紀元前1万年 |
凄い古い話だが、古すぎて途中で古さが分からなくなる?映画 監督・脚本・製作:ローランド・エメリッヒ …はるか、はるか、遠い、と〜い、昔、むか〜し…凄い昔。12,008年位前の話。 人々は自然と共存し神や予言者達の言葉をよりどころにして日々の生活をしていた。 彼らは狩猟民族で、その相手が『マンモス』だったがある時から姿を現さなくなっていた…飢えに耐えマンモスが来るのを待ち望んでいた人々は予言者の言葉を待っていた…そこへ『青い目を持つ者』が現れ、予言者は『この子が来たからよ、いずれ食いっぱぐれ無くなるで〜』っと、いつになるのか分からない嬉しい事を告げる。 それは、最後の猟になるだろう…っとも言い、何年先になるか分からない予言に部族の頭首で在るスティーブン・ストレイトの父は部族のために旅立ってしまう…スティーブンは『裏切り者の息子』っとして育つが青い目を持つ者カミーラ・ベルと心を通わせながら青年となる。 そして、その時はやって来た…マンモスを倒した者が頭首となり、カミーラを『迎え入れる』事が出来るのは自分だと信じ果敢に立ち向かう…って言うかデカイよマンモス…勝利を収めたものの、その昔カミーラ達の部族を襲ったであろう『悪魔』達が襲撃して来てカミーラを含め仲間たちを連れ去ってしまう…さ〜立ち上がったスティーブンと勇敢な戦士たちは無事に故郷に帰ってこれるのか…カミーラと彼の恋物語は…マンモスは?…サーベルタイガー(?)は…何を? …劇場で作品を観ている間は色んな意味で『凄い』事は感じているが、ふと古さが分からなくなる…例えば人間がマンモスを食べるために戦う…そんな映画は観たことが無い…サーベルタイガーを人間が助ける…それも観たことが無い…だが、昨今ドラゴンと戦う『古そうな話』っとか、静かに暮らしていた主人公たちが生贄として連れて行かれる『昔の話』っとか…でも良く考えてみると『恐竜?』が襲ってきたりするわけで、それはそれは古い古い昔の話なわけで… 迫力と言う部分に関しては是非とも劇場で観て頂きたいものだが、そうで無くても観て損はしないと思う『とっても昔の物語』です。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日映画 | 隠し砦の三悪人 |
期待はずれに面白かった超大作 監督:樋口真嗣 …時は戦国時代…『山名』っと言う国は隣接する二つの国を相手に戦争を計画していたが『早川』は大国でそう簡単には落ちない。そこで「黄金百貫」を狙い、反対側の『秋月』に攻め入った。不意を突かれた秋月城は陥落する。山名は目当ての軍資金と跡継ぎが忽然と消えている事に気づき、民衆を使って城周辺を掘り起こさせたり、跡継ぎの長澤まさみを探す事で必死になっていた…軍資金探しに強制労働を強いられていた金掘り師の松本潤と、木こりの宮川大輔は土地を掘り下げていくと時々(?)掘り当てる『天然ガスの脈』による爆発騒ぎをきっかけに山の中へと逃げる事に成功する。一般庶民には関係無い事に『無駄な労力』を使わされていた彼らは『何の関係も無い』っと思っていた『秋月の金』っを見つけてしまう…その場所が長澤と共に逃げ延びた阿部寛を含む家来たちと、金の隠れ場所だったのだ…ばれたらあかん!!っと阿部は2人をとっ捕まえるが、本当の素性や経緯を知らない2人は安全であろう『早川への逃げ道』を案内するのを条件に金の分け前をくれと提案する。 その案とは、早川と秋月は同盟(?)国なので国境を山名が見張っている…そこで一旦『敵陣山名の国』へ入り、そこから早川に逃げる作戦だった…っが、それを見破った『山名の名将』椎名桔平が襲い掛かろうとしていた… …半世紀も前に黒澤明監督が創り上げた傑作で、コレをきっかけにジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ』が誕生したそうな…今、その最高の作品が最高のスタッフ・キャストにより全く新しい『隠し砦の三悪人』っとして生まれ変わったのである…予想以上だ…元がイイのか? |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ミスト |
前代未聞のラストに…何と言えば良いのか分からない映画 監督・脚本:フランク・ダラボン 原作:スティーヴン・キング …メイン州西部の全域を激しい雷雨が襲った…その夜人々は、嵐に脅えながらも荒れ果てた朝を迎える。この町に住むトーマス・ジェーンと息子のネイサン・ギャンブルは隣人の名弁護士アンドレ・ブラウアーと共に街へ買い出しに行く事となる…この朝は晴天で、湖のほとりに住む彼らの方に向かって山の向こう側から『不自然な霧』が発生しているのは、トーマスにとって次なる不安でも有ったが妻ケリー・コリンズ・リンツを残し商店街へと車を走らせる…だが、彼らとは反対方向へ向かう『大量の米軍車両』に不安が増幅していく彼はスーパーなどが立ち並ぶ繁華街に着くなり、妻へ連絡を取ろうとするが携帯も公衆電話も不通…とっとと買い物を済ませ帰ろうとしていた彼らは『霧の中に何かが居る』っと言いながら怪我をした男性がスーパーに駆け込んで来た時から、自分たちがどんな状況に在るのか全く分からなくなる…たちまち辺りは霧に包まれ微かに聞こえる人の悲鳴…スーパーに閉じ込められた人々は一寸先も見えない、何が起こっているのか分からない『昨夜の嵐を上回る恐怖』に陥る…そして… …最初に『謎の物体』が現れるシーンでは『何だこのアカラサマナCG』は…っと思いながらストーリーが進むにつれて『こいつ等』が話の中心では無く、それに遭遇した『人間』を的にしているのがだんだん分かり始めると『おっ、おもしろいぞ』っと深くのめりこんで行く…そして、恐怖から逃げ延びようと決意した数人の人間は『最後に選択』した事を後悔しないが『主人公の彼』だけは、なっなんと… 観ている私たちにとっては『カナリおもしろい作品』です。コレクションに入れてもいい、お勧め作品。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | チャーリー ・ウィルソンズ ・ウォー |
馬鹿な私には全く分かりませんでした…映画 監督:マイク・ニコルズ 脚本:アーロン・ソーキン 原作:ジョージ・クライル …チャーリー・ウィルソン… …世界を劇的に(?)変えた破天荒な男… この男を演じたのが数々の名演技を残してきたトム・ハンクス。 彼の偉業と心を支えた『お金持ち』をジュリア・ロバーツが当たり前のように名演技をご披露… …だが… 全く分かりません…難しい映画を観てしまった… 『後悔先に立たず』っとか言いますがチャーリー・ウィルソンと同じに 私も『観てはならない映画』を観てしまった事に後悔… それでも、この作品をきっかけに『ほんのチョッと』 世界で起こった歴史の一部分を勉強できた様な気がします… …ですからお勧めはしません…この手の知識を持っていらっしゃる方には面白いのかも? ゴールデングローブ賞 ミュージカル・コメディ部門作品賞 主演男優賞など5部門ノミネートだ |
私℃ 半 薦め℃ ☆ |
米・英映画 | ナルニア国物語 第二章 カスピアン王子の角笛 |
有銘柄第二章は……映画 監督:アンドリュー・アダムソン 原作:C.S.ルイス …ウィリアム・モーズリーら4人の英雄が、自分達の意思とは無関係に現代へ戻ってしまってから1年が過ぎた…心のどこかでナルニアを思いながらも、何かと面倒な『現実の世界』を生きてきた彼らは駅のホームで『その時が訪れた』事を感じる…通り過ぎる電車の向こう側に地下のホームとは明らかに違う風景が見え隠れしていたかと思うと、電車は海の彼方へと消え去っていく…そう、『戻って』きたのだ…懐かしい空気と『過去に』彼らが救った穏やかな世界、ナルニアに… 彼らが再び訪れる事になったのは、魔法の世界ナルニアを征服したテルマール人の王子カスピアンが『魔法の角笛』を吹いたからであった…王子ベン・バーンズは亡き王の正当な後継者だったが、実権を握る叔父に男児が授かった夜、暗殺されそうになるが教育係(?)の博士により『追っては森に入るのを嫌がる、これを持って森へ…』っと逃がされる…だが、追い詰められてしまったベンは博士から渡された角笛を吹く… ナルニアへと再上陸した一行はこの国には無いはずの『廃墟』を発見する…そこは、かつてナルニアを治めていた4人の王が居た城…ペベンシー兄妹の城跡であった。つい一年前に『ココで生活』していたのに…彼らにとっては一年しか経っていないが、ナルニアは何と1300年も時が過ぎていて彼らが知るナルニアは『おとぎ話』っと化していた…追い出されるかのように森へと逃げ延びたナルニアの民は『角笛を吹いた王子』と伝説の『4人の王』と共に『あの頃のナルニア』を取り戻すため戦いを決意する… …創造主アスランが何故居なくなったのかは全く理解出来ないし『そんな力が有るのに今まで何してたんだよ』っと突っ込みたくなるが、それはそれで理由があるらしいが『何故もっと早く来なかった』っとジョージー・ヘンリーに問いかけるシーンからしてペベンシーの四人と何か関係が有るのか?無いのか?…周りの評判はあまりよくない様だが、悪くは無い…観方だろうが… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日映画 | アフター・スクール |
かなり『アフター』スクールな映画 監督・脚本:内田けんじ …中学校時代、下駄箱の前で渡された手紙…渡した常盤貴子と渡された堺雅人は、大人になり常盤は妊娠して幸せそうな笑みを浮かべながら堺を送り出す…堺が表に出ると幼馴染で親友(?)の高級車(なのか?)で乗り付けた教師を務める大泉洋に出会う…『彼女を頼んだぞ』っと言い残し…大泉の高級車で走り去っていく…堺は一流企業に勤めていたが、その日欠勤した堺をあるホテルの前で『女性と居るところ』を携帯で撮った社員が居た…この話に飛びついたのは、何と社長。彼を探すために『裏社会の何でも屋』佐々木蔵之介に依頼するも、その後消息を絶つ堺… 佐々木は『金欲しさ』で捜査開始する…っが、どうも一流企業とヤク〜ザが繋がっているようだ。しかも、そのヤクザが自分と深い関係に有ったため『少し都合が悪く』なってきてしまう…都合の悪くなった佐々木は(あれこれ有った末)堺の親友大泉を使う羽目になる…そして、とうとう『潜伏してるであろう』建物を確定…だが『アイツはそんな奴じゃない』っと言い切る大泉は『堺は女房子供を捨てたのだ』っと言い放ち、次々に曲げようの無い真実を突きつける佐々木の下を去る。 しかし。。。。 …佐々木さんが『メインキャストなのにメインじゃない』不思議な構成に作品の面白さを感じ、あからさまに『観ている人を○○そうとする』製作側の意図も見え(敵を欺くには味方から?)刹那さと感動に浸っているうちに…エンドロール…… 『二度観てもイイ』っと思える、下手に告知されるより○○される映画です。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | ラスベガスを ぶっつぶせ |
実は実話映画 監督:ロバート・ルケティック 原作:ベン・メズリック「ラス・ヴェガスをぶっつぶせ」 …マサチューセッツ工科大学で優秀な成績を収めるジム・スタージェスは、親友たちとロボットコンテスト用に研究をしたり、放課後には『陽の当たる』サークルの集まりを遠巻きに眺めながら酒を飲む『いわゆるオタク』生徒だ…彼は母親の夢である「ハーバード大学医学部」へ進学する『頭』は持っているが、学費の30万ドルを負担させたく無いがため『奨学金が受けられる』っとまで嘘をつくが、洋服店でのバイト代では到底無理な金額であった…ある時、教授のケヴィン・スペイシーが彼の才能に気がつく…ケヴィンは優秀な生徒たちを誘いギャンブルで大金を稼ぐ『秘密集団』を作っていた…この集団はブラックジャックにおいて『必ず勝つ方法』のカード・カウンティングを習得し、週のほとんどは普通の人だが週末にはラスベガスで『必ず勝って豪遊』する『二重生活』を送っていた…ジムは『学費を稼ぐため…それまで』っと心に決め参加する事になるが、自分の才能に飲み込まれ大失態を起こしてしまう…彼らを追っていたローレンス・フィッシュバーンはジムを追い詰め『かつて自分に屈辱を与えた男への復讐』を語る…ローレンスの元から解放されたジムは『自分の現状を知った時』更なる『挑戦』へとコマを進めていく… …こりゃまた面白映画でございます。飽きない、とにかく飽きない。ジムの内面的な変化が画面上でグルグルと展開し最終的に『彼こそが一番だった』って事で収まる、実にスッキリくっきりな作品で何度観ても『変わらぬ面白さ』で楽しめそうだ…ケヴィンもナカナカいいぜ。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | シューテム・アップ |
痛快ってのは『こういう事を言うのだ〜〜』…映画 監督:マイケル・デイヴィス 製作:ドン・マーフィー …浮浪者(?)のクライヴ・オーウェンは路上のベンチでニンジンを食べていた…目の前を必死に逃げる妊婦、それを追って行く如何にも悪そうな男…その男が『銃』を取り出した時クライヴは動き出す…廃墟に逃げ込んだ妊婦に襲い掛かる男を『ニンジン』で瞬殺、後を追って次々に現れる男達を恐るべき反射神経とガンさばきで片っ端にやっつけていく…弾丸が飛び交う最中に妊婦は子供を生むが『流れ弾』に当たり死亡…生まれたばかりの赤ちゃんを抱えて逃げるクライヴは『誰か良い人に拾われる様に』っと公園に置き去り…だが、追ってきたポール・ジアマッティが狙い撃ち…何とか逃れるクライヴと赤ちゃんはモニカ・ベルッチを巻き込み生き延びようとするが、ポールは元FBIのプロファイラーで『人の考えや行動』が読み取れる特異能力を持ち、すぐに隠れ家を見つけられてしまう…っがココからが第二の見せ所で、クライヴは仕掛けてあった銃と『知恵?』っで片っ端からヤッツケていく……そして… …銃とニンジンで彩られるミラクルアクションに終始『身体を揺さぶられ』引き込まれていく。 この類に属する作品は数知れないが、独創的な流れで有るが故に批判し辛いし『心底おもしれ〜』って思える映画も少ない。今作は『そんな事考えている暇が有ったら撃ちまくれ』っと言わんばかりに片っ端に、とにかく片っ端にヤッツケルのだ…ニンジン便利 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | 転々 |
全く訳が分からない映画 監督・脚本:三木聡 原作:藤田宜永 …840,000円の借金を背負う大学8年生のオダギリジョーは、幼い頃両親に捨てられ、育ての親も逮捕されてしまい、借金の返済期日もあと一日と迫っている最悪な状況に陥っていた…だがオダギリの前に現れた取り立て屋の三浦友和は妙な提案をしてくる…吉祥寺から霞ヶ関まで『東京散歩』に付き合えば借金がチャラになる1,000,000円をやると言うのだ…ただ散歩に付いて行くだけで…迷う事など許されない状況で仕方なく『言いなり』になるオダギリは、三浦と自分の人生を振り返る様な不思議な散歩に出発していた事に、まだ気がついていなかった…三浦の気が済むまでの『無期限散歩』について、最初は細かい説明も無くオダギリを連れ回す三浦だったが、そのうち『何故散歩するのか?』について話し始める…そして『自首するために、どうせなら警察の一番デカイ所』に行くと言う。 三浦は常にオダギリへ問いかけるように会話をしていたが、逮捕される前に食べたいものは『カレーライスだな』っと言い、最終的に辿り着いた小泉今日子の元で数日間の『幸せな擬似家族』を体験したオダギリの前に、ついに『カレーライス』が並べられた時オダギリの心は大きな逃げようの無い波に打たれることに… …笑える。面白い。ちょっと感動する。し、しかし解らない作品…以上 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | フールズ・ゴールド |
幻の財宝を手にする事は…出来るんです…最終的に…映画 監督・脚本:アンディー・テナント …トレジャー・ハンターのマシュー・マコノヒーは、1715年に海に沈んだとされる莫大な財宝を探し出す事に執着していたが、彼自身のいい加減な性格から(?)全てを失い更には妻のケイト・ハドソンと離婚する事になってしまった…だが『確かな手ごたえ』を発見したマシューは何としてでも『この財宝』を発見すべく、近くに停泊していた大富豪のドナルド・サザーランドを引き入れ宝探しを続けるため娘のアレクシス・ジーナに近づく…『真面目な人生』をやり直したかったケイトだったが、もともとトレジャーハンターとしての知識を持ち夫と共に行動していたため、彼の情報から『確信』に近い事を知りドナルド親子と『彼の話術』に乗せられてしまう。 マシューが冒頭で発見した『確かな手ごたえ』は冷酷非情なギャングのケビン・ハートに奪われレイ・ウィンストンも巻き込みマシューを出し抜こうと必死に海底を探索し始める…ところが… …何処かの『ケイジさん』みたいに完璧ではないが、執念からか才能なのか『ギリギリの線』でハンティングする様はアル意味ジャック・スパロウにも似たキャラクターで好感が持てる…しかし作品の出来栄えからしてB級の域は抜けず、それほどドキドキ感も無く、どちらかと言えばコメディ色を味わう映画…まあ嫌いじゃないですけどね…スッキリ終わってるし… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | ザ・マジックアワー |
それほど考えたく無い『面白い映画』 監督・脚本:三谷幸喜 …撮影セットが立ち並ぶような時代錯誤な街には『ギャング』が存在していた。そのボス西田敏行は愛人の深津絵里と、彼女を寝取った妻夫木聡を殺そうとしていた…いよいよ最後の時が来てしまった瞬間、妻夫木の脳裏に『まだ、デラ富樫は見つからないのか?』っと西田の部下達が会話していた事を思い出し苦し紛れに「デラ富樫が居てくれたら…」っとつぶやいてみる…案の定『伝説の殺し屋デラ富樫』の情報は喉から手が出るほど欲しかった西田に興味を引かせる事に成功し難を逃れる。 デラ富樫とは、誰も顔を知らない伝説の殺し屋で西田が憧れている人物だという…妻夫木は『よく知る知り合いだ…』ぐらいな事まで言ってしまい、連れて来られなければ今度こそ殺されてしまう恐怖から『ある策を思いつく』…『顔も知られて無い殺し屋』なら『顔も知られて無い俳優』に『演じてもらおう』って事で選ばれたのが佐藤浩市…命をかけた『一世一代』の大舞台が幕を開ける。 …佐藤浩市、妻夫木、深津、西田、ついでに綾瀬はるか。こんな馬鹿馬鹿しい映画に名優達が所狭しと大暴れ…しかし途中には、ちゃんと『うったえかける物も配置して』馬鹿馬鹿しいまま終わる三谷作品…こんなに『考えたく無い』作品を作れるのは今現在、彼しか居ないだろう。 今作のように『大画面で観たいスケールの小さい映画』は、なかなか無いものだ。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | 僕の彼女は サイボーグ |
それって『未来が変わっちゃうでしょ』映画 監督:クァク・ジェヨン …誕生日を祝ってくれる人など誰も居ない、一人ぼっちの大学生小出恵介は21歳の誕生日を迎えていた…プレゼントも貰えない為、毎年自分で自分に『おめでとうのプレゼント』を買うが、今年は特別に寂しさが大きかった… 一年前の今日、突然現れ『まるで自分を知っているかのような』振る舞いで近づいて来て、泥棒したり、食い逃げしたり、演劇台無しにしたり、お巡りさんに追われたりと、散々犯罪を犯した末「さようなら」っと消えてしまった女性… それ以来、あの数時間を一緒に過ごした事が小出の頭から離れずにいたのだ。 誕生日には決まってレストランでスパゲッティを食べる…昨年もそうだった…食い逃げしたが… そこへ夢にまで見た『あの時の女性』綾瀬はるかが現れる。 だが、何だか雰囲気が違う綾瀬は何と『未来の自分が作ったサイボーグ』だったのだ。 未来の自分は『思い残す事』が多かった様で、わが身に起こった不運や『記憶に残っていた事件』などを防ぐために彼女を『過去』に送ったが同時に、捻じ曲げられた過去を修正しようと『時』が『何をするか解らない』っと知っていた…そして… …いや〜ラヴスト〜リ〜です。小出も綾瀬もよく演じていらっしゃる。 事が起こるたびに歴史はドンドン変わって行って最終的に『未来を心配してしまうようなサプライズ』っですよ。鶏が先か卵が先かなんて次元じゃない…そんな事はドウでもイイや的、超〜〜〜ラヴスト〜リ〜な作品が誕生してしまいましたね…『綾瀬がちぎれるところ』…カナリ…… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
香港映画 | ミラクル7号 |
『で?』 って書いてあるチラシの意味…分かります映画 監督・脚本・製作:チャウ・シンチー …ゴミ捨て場から拾ってきたスニーカーを履き、破けてくると修理をしてくれる心優しい父チャウ・シンチーの息子シュー・チャオは、貧乏で有るが父親の努力で『お金持ちの子女』が通う名門校で学業に励んでいた…しかし、貧困の差は『俺みたいにならない為に』っと意気込む父親の思いとは裏腹に、シューの心を傷つけてしまう結果になる…同級生が最新のおもちゃ『ミラクル1号』っと言う犬のロボットを、自慢して友達に見せびらかしているのが羨ましく、おもちゃ売り場で『ミラクル1号』を買ってくれない父親に『貧乏は嫌だ』っと溜まっていた不満を爆発させてしまう…たまたま居合わせたキチィ・チャン先生に慰められるも、納得いかないシューはふて腐れたまま父と家に帰る。 それでも、息子の為に新しい靴を探すためゴミ捨て場へ出掛けたチヤウの前に『どうにも不思議そうなボール』が転がっていた…そしてそのボールは… …『で?』何?。まさに不可解な映画。この生き物は地球に何の目的で来たのか…そしてあんなにいっぱい…作品自体は親子愛を(も?)描いているのだろうが、そんなシーンでも笑う事しか出来ない映画の出来栄えは『で?』っと言いたくなる。面白いのは確かだが、どうよ?どうなのよ? 因みにこの不思議な形状は、一部の方に評判が良いらしく『ナナちゃん』の愛称で『商品販売促進』に貢献しているようである…ドーナツ売っているとトコとかね… |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆ |
米映画 | スピード・レーサー |
姓はレーサー、名はスピードっと〜はっしやす映画 監督・脚本・製作:ウォシャウスキー兄弟 原作:吉田竜夫 …レースドライバーとしての才能が有るエミール・ハーシュは、家庭環境から天才の道を疾走し続け、大きな目標である『兄』の記録を塗り替えるような走りをする彼に、レースファンの視線は釘付けになっていた…彼の父ジョン・グッドマンは自動車を『作る』天才で、天才レーサーで在りながら『悪行』に身を落としたエミールの兄を、危険なクロスカントリーレースで亡くしている…彼らの記憶が蘇る中エミールは兄の記録を破る瞬間…アクセルを緩めてしまう。 エミールの才能を高く買い、大企業のオーナーで『レース界の裏』を知るロジャー・アラムは、エミールを手中に収めようと誘惑するが、反発したエミールに『カーレースで、お前にゴールは踏ませ無い』っと妨害を宣言する…彼の言ったように次のレースでは屈辱的な敗北に終わるが、ロジャーの悪行を暴こうと『ある人物』がエミールに近づいてくる… …とにかくですよ。『面白い』とか『カッコイイ』とか『凄い』とか…そうゆう事じゃないのです。 『マッハGOGOGO』を知っている人達(年代)の中では意見が分かれるかもしれないが『原作アニメ』を『綺麗』に『変革』させた優良作品であるのは間違いない…しかも、スピード感が有るのに某変形映画(○ラン○フォー○ー)より観やす過ぎる。 更にはマッハGOGOGOを『もう一度』観たくなるし「♪ゴースピードレーサー♪」っとテーマソング(アメリカ版?)が頭から離れなくなるのは私だけじゃないはず…私だけか?…突っ込み所なんか、どんな作品でも有るさ… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | カメレオン |
『日本を支えているのは、こんな人達です』映画 監督:阪本順治 脚本丸山昇一 …訳有りな過去を持つ藤原竜也は、仲間たちと詐欺グループを作り日々を『やり過ごして』いた。先の見えない自分の存在を不安に思いながら同じように『やり過ごしている』水川あさみに惹かれていく…そんなある日、結婚詐欺を成功させ上機嫌で帰ろうとしていた詐欺グループの前に『何となく不自然』な団体が現れる…頭の回転が速い藤原は、その現場を携帯で撮影するが、その直後から彼らは『謎の集団』に付けねらわれてしまう…藤原が撮ったモノとは収賄罪の証人を拉致した現場で、即座に身の危険を感じた藤原は『敵地』に乗り込むべく『その画像』のコピーを『保険』として隠れ家に残し、集団のトップ豊原功輔のもとへ…しかし、その『保険』が原因で最悪の事態に…仲間が次々と消え『復讐心』から藤原の『覚醒』を引き起こし… …元々30年も前に、主人公を亡き松田優作で想定して作られたと言う『カメレオン座の男』が、現代の映像作品には欠かせない『デジタル』な処理を使わず藤原本人の身体で『本当のアクション』を盛り沢山に完成された。演技では有るが、その、生々しい格闘シーンやカメレオンの様に変化する『彼』の演技には『確かに』驚いた…だが、この手の作品では『たまに』分からないシーンが出てくる(分かる人にはわかるのだろうな…)のが納得いかなかったり… |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 |
豪華キャストに彩られる第二弾映画 監督:本木克英 脚本:沢村光彦 原作:水木しげる …『かごめ歌』と共に女性が失踪する事件発生…現場には銀色の鱗が残されるこの事件に北乃きいが巻き込まれてしまうが、パトロール中だったビビビのネズミ男とゲゲゲの鬼太郎に出会い助かった(?)…しかし、彼女の腕には『鱗』が生え始め『まるで知っていたかのように』ビビビが現れると早速ゲゲゲの元へ…ゲゲゲ一行は事件を解決するべく調査を開始し、恐ろしい執念に取り付かれた『濡れ女』とそれを封印する『古の楽器』が重要な鍵だと判断し楽器を探し出す事に…ところが真実は、地球上で一番必要の無い『人間』を憎む大妖怪ぬらりひょんの策力で、その『最終目的』は全く別のモノに託されていた… …そもそも物語には始まりが有り『ゲゲゲ』も一番最初の作品がある訳で、それが漫画なのであればアニメや実写になった時(映像化されるには、よほどの人気が必要だ)にイメージが違うだの、ゆるいだの、原作を侮辱だの、クソだの…批判を受けるのは『常』っと言うか、批評家にとっては絶好の『獲物』な訳で有るが、今作に関しては短い間に(前作は昨年)シリーズ(?)を確立したかのように見え『古い鬼太郎を知らない』人からすれば『古い鬼太郎』の方が批判の対象になり得るのだろう…確かにウェンツや大泉、中でも間寛平には『不動のイメージ』を感じてしまう。 前作と比べて『映像技術』の向上や日本映画特有の『ゆるゆる感』が無く(全く無い訳ではない)カナリ面白い出来栄えである…あの緒形拳が出演しているし、佐野史郎とか笹野高史が…だが…だがですよ〜〜〜〜 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | 崖の上のポニョ |
宮崎駿、痛恨の…映画 監督・脚本・原作:宮崎駿 …海の父(?)の長女(?)ポニョ(金魚?)は家出(?)する…辿り着いたのは見た事も無い海上の世界…しかし、そこは人間によって汚され、海に複数のゴミが溢れ、ポニョはガラス容器にハマってしまう…崖の上に住む宗介がポニョを発見し助けるが、『人間と関わる事が良くない事態』だとポニョの父(元は人間)が彼女を海へ引き戻そうと動き出す…しかし、時すでに遅く宗介が怪我をした指を舐めた(傷が治ってしまうのだ)ポニョは『人間に近い生物』へと変化をし始め、宗介の所へ行きたい一心で巨大な魔力の開放をしてしまう(本人は気づいていない様だが) 人間の子供に変化出来るようになったポニョは、半分以上も海に沈んでしまった世界で、宗介と共に彼の母親を捜しに出掛けるが…人間と金魚…果たして彼らの運命や如何に… …前回『ハウルの動く城』から4年だそうです(早いな〜) プロデューサーの鈴木敏夫氏は試写会が終わるなり「これは傑作だ!!」っと言ったそうだが、当の宮崎監督は同席した子供たちが作品に興味を示していないと感じ『子供たちのために作ろうとしたのに、空振りだったか』っと激しく落ち込んでいたと言う…確かに、ジブリの作品は幅広い層のファンを持ち『作品に求める、それぞれの期待』も幅広いはずだ…楽しめるし、悪くもないが、少しスケールが小さく感じたのは私だけだろうか…『ポケモン』を観ている様な子供たちが直感的に観れない作品は、監督が言うように落ち着いた『大人』向けになってしまったのか? とは言え、世界に誇るジブリの歴史には刻まれてしまった訳なので、その一端を是非とも自分の目で、耳で確認していただきたい。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | ハプニング |
最近増えてきた『人間への警告』映画…の一つ 監督・製作・脚本:M・ナイト・シャマラン …それは突如としてやって来た…いつもと変わらぬ穏やかな朝、セントラルパークで叫び声が響き渡ると次の瞬間、来園者たちは皆立ちつくし『自らの死に方』を探し始める…ほぼ同時刻には、建設現場で作業している者達がビルの上から次々に身を投げ、鈍い音をたて絶命していく…異様な事態の知らせは、フィラデルフィアの高校にも届き学校側は、テロが起きたかもしれないと述べた上で被害者には『言葉の混乱』や『方向感覚の喪失』などの症状が出た後『死ぬ』っと全生徒たちを帰宅させると共に、科学の教師をするマーク・ウォールバーグを含め全員の『非難』を命じた…同僚のジョン・レグイザモはマークに、電車で安全な場所へ逃げようと提案し、妻のズーイー・デシャネルと共に非難するが、電車内は恐怖から逃れようとする人達でひしめき合っていた…そんな彼らも『誰一人連絡が付かない』っを理由に電車は止まり『ド田舎』に取り残されてしまうが『田舎だからテロの被害は受けない』っと安心していたマーク達はテレビの報道に驚愕する…テロの可能性が少ないと報じながらも、被害は自分たちを『追い詰める』ように広がっていると言うのだ…生き残る道を探りながら、逃げ惑う『恐怖』は今まさに始まったばかりだったのだ… …地球を汚染し続ける人間に警告をする作品は数知れず、今に始まった事ではないにしても、映画作品に関しては環境破壊がテーマの作品は近年『目白押し』だ。 その中でも『見えない何か』みたいな事にかけてはシャマランは天才的な才能を持つそうで、今作にもその才能は発揮されているようで『底知れぬ恐怖』は観る者を『魅了』する。 しかし、たった一日の出来事がこれだけの恐怖を感じさせたのはスゴヒ… |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | カンフー・パンダ |
才能は『体』にも宿る映画 監督:マーク・オズボーン ジョン・スティーブンソン 脚本:ジョナサン・エイベル グレン・バーガー …平和の谷でカンフーの夢ばかり見ていて、家業のラーメン屋を継ぐ気もないが育ててくれた父親に悲しい思いはさせたくないグータラなパンダ(父親はガチョウです)のポー…彼は山奥で修行する『カンフーマスター達』を崇拝し、カンフーに関する知識や歴史にも詳しい「カンフーオタク」で有り、無理だとは思いながらも夢だけはカンフーに向けて大きく持っていた…そんなある日、伝説の悪者タイランがこの地に再び現れるとの予言に街を守る者に『カンフーマスター達』の誰かが選出される事になり、誰が選ばれるのか見たさに街は『お祭り騒ぎになる』…勿論そんな大事な事態に行きたくないはずが無いポーは、何と選出会場に『舞い降りて』しまい… …アニメ作品で、更には吹き替え版を観る事になったので誰が声優をやっているのかが気になって調べてみた… ポー:ジャック・ブラック&山口達也(TOKIO) シーフー老師:ダスティン・ホフマン&笹野高史 マスター・タイガー:アンジェリーナ・ジョリー&木村佳乃 マスター・モンキー:ジャッキー・チェン&石丸博也 マスター・カマキリ:セス・ローゲン&桐本琢也 マスター・ヘビ:ルーシー・リュー&MEGUMI マスター・ツル:デヴィッド・クロス&真殿光昭 タイ・ラン:イアン・マクシェーン&中尾彬 ウーグウェイ導師:ランダル・ダク・キム&富田耕生っといった感じでキャスティングはカナリ面白い(英語版の方がね)し、ポー(パンダ)の体も『偶然ではない、必然』っな痛快笑い映画。 作者が言いたいのは『自分を信じろ』らしいが…信じるものは救われますか?… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | ドラゴン・キングダム |
うぉぉぉぉぉぉぉぉ〜こりゃすげ〜、こりゃすげ〜ぞ〜〜〜映画 監督:ロブ・ミンコフ 脚本:ジョン・フスコ アクション監督:ユエン・ウーピン …カンフーをこよなく愛する青年マイケル・アンガラーノ(今回はパンダじゃないよ)はチャイナタウンの質屋に行っては『中国関連』の品物を物色していた…ある時、店の物置に有る金色の棒が目に入り引き込まれるかのように近づくと、店の主人は「コレは売り物では無いが、本当の持ち主に『渡す者』が現れないので長い間預かっているのだ…」っと語った… カンフーをこよなく愛するが、気弱で、非力な彼は学校の悪ガキ共に脅され質屋の強盗の手助けをする事になってしまう…強盗団に対して老主人は銃で威嚇するが逆に強盗の銃弾に倒れてしまう…主人は「この棒を頼む…」っと『金の棒』をマイケルに託す…殺人現場を目撃してしまったマイケルは彼らから逃げビルの屋上へ…っとその時『金の棒』が… …ジャッキー・チェンとジェット・リーっと言う『アクションスターの代名詞』がタッグを組んだ今作は、夢のような作品であると同時に『時代を超えたコラボ』は一見の価値あり!! しかも、主人公がこの『2人の師匠』に育てられながら成長し、西遊記を含む中国の伝統的な物語(?)の要素を取り入れた古代帝国の世界で『アッと言う間に強くなる』よく有るパターンが許せてしまうのも、ジャッキー&ジェットの凄さでドウでも良くなっているような無いような… ですがジャッキー本人はアクションシーンで殆ど出ていないと思います…高齢ですから… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | ギララの逆襲 洞爺湖サミット 危機一髪 |
ネチコマ、ネチコマ、たけ魔人を呼ぼう!!…映画 監督:河崎実 脚本:右田昌万 …北海道・洞爺湖サミットではG8の首脳たちが勢ぞろいし、人間に科せられた山積の問題について各国の代表達は論争を繰り広げていた…ところが、そんな事より直ちに解決しなければならない緊急事態が起こる…札幌に怪獣が現れたのだ!! 中国の火星探査ロケットが札幌に墜落、ロケットに付着していた宇宙胞子がロケットの爆発による高熱エネルギーで巨大化し、怪獣になったたらしい…街を破壊し続ける怪獣を前に、日本政府は各国の代表者を緊急避難させようとするが、アメリカの大統領は『アメリカの代表者が怪獣から逃げたのか?』っと言われたくないと避難を拒否…それに続いて他の代表者たちも帰国を止め、ここに『G8宇宙怪獣対策作戦本部』が結成される。 まず、日本は新型ミサイル『ハゲワシ』で攻撃、イタリアの『ローマの魂作戦』、ロシアの『ポロニウム210毒殺作戦』、ドイツの『ダブリンVX8作戦』、イギリスの『洗脳電波作戦』っと次々に全ての作戦が失敗し、もはや打つ手を無くした人類は滅亡を逃れられない状況に立たされていた… 一方、サミットの取材で洞爺湖に訪れていた東京スポーツの記者加藤夏希と、カメラマン加藤和樹は森の奥に有る神社で奇妙な古文書を見せられる事になる… 『ある日、空から魔物が現れ世界を滅亡に導こうとするが洞爺湖の守り神、タケ魔人がそれを阻止する』っと予言のような文面には、今暴れている『ギララ』にそっくりな魔物が描かれ、それに立ち向かう『タケ魔人』の出現を信じ村人たちは祈りを捧げていたのだ…そして… …全世界に向けて国際問題必至の、日本映画史上空前のスケールでお届けする特撮パニック・スペクタクルだそうな…特撮映画の時代を支えた数々の出演者に加え、近頃亡くなられた映画評論家では有名過ぎる水野晴郎も出演し、21世紀のニュー・ヒーロー「タケ魔人」でビートたけし(顔は出てこない)が登場している。 あまりにも馬鹿馬鹿しい作品で有るが故に、死ぬまで忘れられない作品に出来上がっている… |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆ |
米映画 | インクレディブル・ ハルク |
いよいよ『マーベル作品』が?…映画 監督:ルイ・レテリエ 原案・脚本:ザック・ペン …科学者のエドワード・ノートンは人体への放射線抵抗を研究していたが、実験中の事故で多量のガンマ線を浴びてしまい巨大な生物『ハルク』に変身してしまう。その後も、心拍数が200を超えると自分の意思とは関係無く変身してしまい、ハルクになっている間の記憶は無い。そんな自分を改善すべく『この体を元に戻す方法』と『ハルクにならない方法』を同時に研究していた。しかし、彼の体質を軍事利用したいウィリアム・ハートは、世界のどこかへ消えたハルクを探し出し血清を手に入れるべく彼の行方を追っていた…エドワードはブラジルのドリンク工場で働いていたが、ある時作業中に怪我をし、血液が製品に混入してしまう…そこからウィリアムに見つかりティム・ロス率いる部隊に取り囲まれてしまいたちまち『200越え』…コテンパンである。 ウィリアムは第二次世界大戦中から行われているバイオ・テクノロジーを用いた歩兵兵力開発・強化計画『スーパー・ソルジャー計画』を進めており、エドワードがガンマ線を浴びたのも計画の一部だったのだ…限りなく強さを求めるティムはハルクの『力』を目の当りにし、ウィリアムが行っている極秘研究に志願する… …ストーリーが進むにつれハルクが可愛く見えてくる不思議な作品。 ラスト近くでは、更に人里離れた山小屋で『どうやらハルクを制御』したかのようなエドワードの笑みと、日本では公開順が逆転している『アイアンマン』のロバート・ダウニーJRが登場するシーンには『マーベルの連鎖作戦』が期待できたり出来なかったり… 今後の流れに興味津々であります… |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | ダーク・ナイト |
クリスチャン・ベール待望(?)のシリーズ第2作目映画 監督・脚本:クリストファー・ノーラン …バットマンがゴッサム・シティに現れて以来、犯罪件数が減っているものの『バットマン気取り』の一般市民までが犯罪に関わる『異様な光景』にクリスチャン・ベールは頭を悩ましていた…身を守るはずのバットマン(鎧)も機動力を重視するが故に日々軽量化され、『防御力』を削り、それに伴い彼の身体も日を増すごとに傷ついていった… そんな中、彼に『最悪の敵ジョーカー』が姿を現す… ジョーカーには常識や『筋』と言うものが全く無く『世の中の破壊』だけを望む行動と周到な作戦にして残虐な策略で、愛するマギー・ギレンホールを失い、同じように思いを寄せていたアーロン・エッカートが復讐に震える『トゥー・フェイス』へと変貌…ベールは極限まで追い込まれていく…人間として何が正しくて何が正しくないのか?最強の『ジョーク』を前にベールが執った行動とは… …とにかくマイリマシタ。 こんなに『スゴイ映画』は今までに無い(ストーリーとしての展開や内容)と言っても良いくらい、面白いし、ムカつくし、ビックリするし、カッコイイ作品。 別にヒース・レジャーが死んでしまったから彼の事を誉める訳でもないし、この先(生きていれば)同じように最高の演技を出来たかどうか?…等の批評も生きている人の戯言で、居なくなってしまった人に対して失礼極まりない…っと述べた上で『ヒース良かった〜〜』っと言います。 因みに、次回作(3作目?)には、ヒースが他界した事によって『ある作品』で『代役』も務めたらしいジョニー・デップが登場するとかしないとか…これからも『ノーラン版バットマン』…目が離せませんな〜〜 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | スカイ・クロラ |
あなたは生きていますか?映画 監督:押井守 原作:森博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ …主人公カンナミは前線基地であるウリスに配属される…彼は『キルドレ』…少年の姿から生きている間変わる事無く年月を重ねる『人種』…たとえ空で死んでしまっても… 配属先の搭乗機は、まるで自分専用にチューンアップされたような錯覚に陥るほど乗り心地の良いモノであったが、通常は搭乗者が空で戦死するため『機体』は残っていない…しかし、前の使用者が『地上』で、しかもこの基地で司令官を務めるクサナギに射殺されたらしい…いずれにしても忽ちエースパイロットに登りつめたカンナミは、与えられた使命を『生死の間』に有りながらクリアしていく…しかし『世の中で自分が存在する仕組み』に気づき始めた時、彼は… …良い、とにかく良いです。 監督が何を言いたいか、何を伝えたいか、何をしたいのかなんてどうでも良い…今作のような時代が来てもオカシク無いほど、人間は必要以上に『進化してしまっている』って事が各メディア等で確認できて『身近な恐怖』っとしても観れる作品。 声優陣が悪いとか、作品の作りがドウとか言わないが『ダルダル感』っは何だろうか…各映像の繋がりやストーリーの流れ等ではない…意図的に創り上げたものであれば『申し分なく不必要な構成』っと感じるのは私だけじゃないはずだ…そうは言いながらも、お勧め作品だったり… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
台湾 香港 中国 映画 |
カンフー・ダンク |
メガすげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーえいが 監督:チュー・イェンピン …子供たちが遊ぶバスケットコート脇に赤ちゃんが捨てられた…時が過ぎ、その捨て子は育てられたカンフー学校で師匠の死と共に『時空の移動術』を感じる事になる…更に時は流れ青年へと成長したジェイ・チョウは、ある事からエリック・ツァンに出会う…エリックは彼の才能を即座に見抜き『その』才能で儲けることを模索し始める…結果『バスケットボール』で一山当てる事に成功し、世間は『親を探すためにメディアを使って頑張る青年』に話題は集中していた…だが、陰謀渦巻く試合の結果に彼の『真の力』が目覚めた時… …アジアで記録的大ヒットを巻き起こしている今作は、全世界に向けて更なるヒットの拡大をしている…次回作もすでに動き出している様だし『バスケ』っと言う『魅せるスポーツ』が故に『幾らでも』CG&ワイヤーが効果をあげる…史上最大規模の1000万USドル(私には良く分かりません)が費やされた映像の数々はメガすげぇぇぇ〜と言って間違いは無いし、観終わった後にゴミ箱へジュースの缶を何度も投げたのは間違いなく私であり、一度も缶がゴミ箱に入らなかったのも間違いなく私です。そして更には、マイケル・ジョーダンが『このぐらいのこと』を平気な顔してやっていたような気がするのも私だけだろう。 しかも、劇中にカンフーがそれほど出てこない『バスケの華、ダンクを凄く見せる為に全員で協力して走り回る青春映画』な気がするのは絶対私だけのはずだ。 ところで、この作品の原作が『スラムダンク』らしい情報は何とも不可解で有るが→ |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 |
大ヒット作のシリーズ3作目にして驚くべき映画 監督:ロブ・コーエン プロデューサー:スティーブン・ソマーズ …古代中国で、自然界を操る魔力を持った皇帝ジェット・リーは、全土制圧の野望を達成するべく強大な武力を行使していた…だが最大の敵『年齢』に恐怖し始めたジェットは、将軍であるラッセル・ウォンに『不老不死』の術を探させ、辿り着いた手がかりの呪術師ミシェル・ヨーと共に旅立たせた…世界を手に入れたいジェットは美しいミシェルも同様…ラッセルに釘をさすも、旅を共にするうち二人は愛し合う仲に発展してしまう…不老不死の術を見事発見しミシェルがジェットに施すが、二人の仲を良く思わないジェットはラッセルを処刑しミシェルを殺害しようとする…だがミシェルはジェットも含め配下の者全てに呪いをかけ、陶器に姿を変えていく皇帝の軍を尻目に広大な大陸へと姿を消してしまう… それから約2千年の時が過ぎ、ブレンダン・フレイザー(今シリーズの主人公)の息子ルーク・フォードがハーバード大学に留学しているはずなのに『皇帝の発掘』に成功し考古学史上の偉業を達成する…そんな事は知らずに『ある目的』で上海に降り立ったブレンダン夫妻が持つ代物は息子の発掘と共に『ある導き』によるモノだったことに気づく…しかし、時すでに遅く… …ブレンダンは運がイイ。こんな人気作品で主役が取れたことによって今回で3つ目。彼にとってハムナプトラシリーズは『金のなる木』で有ることは間違いない…因みに妻の役はマリア・ベロが好演しているがレイチェルは何故降りた?(降ろされた?)のか…2作出ているのに…良くある女優のわがままなのか、何かの策略なのかは興味ないが…残念だったり無かったり |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
2008年中期 27作品
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埼玉県の山奥にこんな食堂ありました 道草大衆食堂何茶亭