日本映画 | 武士の一分 |
木村拓哉主演、山田洋次監督作品 脚本:山田洋次、平松恵美子、山本一郎 原作:藤沢修平「盲目剣谺返し」(文春文庫) 毒見役の下級武士が毒に当たって視力を失ってしまい苦悩する。 目が見えないのは武士としてもそうだが、今までの暮らしは出来なくなる… それをチャンスとばかりに、坂東三津五郎が近づき檀れいが『夫のために』落ちる… 「私がちゃんとしていれば」っと言いながらも、もう取り返しはつかない… すべて打ち明ける妻に離縁を言い渡すも『武士の一分』によりハタシアイ …木村拓哉自体気に食わない人がいるようですが(嫉妬だなコレハ)この演技について、どうのこうの言いません…むしろ良いと思います…ですが今作に関しては、妻『加世』の夫に対する想い…を観ていただきたい。 チャンスが有れば是非 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | ラッキーナンバー7 |
両親の復習にかける青年のお話 監督:ポール・マクギガン 脚本:ジェイソン・スマイロヴィック 映画冒頭で殺されてしまうはずの少年が20年の『時』を経てギャングのボスに挑む。 巧妙な計画の必然、そして偶然が絡み合う今作の主演はジョシュ・ハートネット。 ヒロイン?役にルーシー・リュー。お話のキーマンはブルース・ウィリスで、ターゲットはモーガン・フリーマン&ベン・キングスレー。 と、豪華キャストに加え偶然から必然へ映画後半からは、観るものを引き込む手口は悪漢。 こんな作品を年頭から観てしまったから今後の『☆』に大影響だ。 作品中何人死んだか数えながら… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | ディパーテッド |
ギャングと警察のいたちごっこ映画 監督:マーティン・スコセッシ 脚本:ウィリアム・モナハン 『インファナルアフェア』より分かりやすい…そりゃあ、あたりまえの話だ。 三部作で作られた作品を一作に凝縮してリメイクしているわけですから(全く同じではないけど) お題としてはリメイク出来てカナリ良かったと思いますよ…カナリね。 なんせ人間のモノスゴク深い、そして、究極に近い状況に追い込まれていく二人の『ねずみ』がまったく違う信念で動いて、歴史すら変えてしまいそうな… ……歴史の分岐点には必ずこんな『青年たち』が居たのかもしれないですな。 そして、そんな人たちで世の中成り立っていたりする。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | どろろ |
手塚治虫原作漫画の映画化 監督:塩田明彦 脚本:NAKA雅MARU&塩田明彦 原作:手塚治虫 前にも書いたような気がするけど原作が漫画だと(小説ならなおさら)『実写』になった時点で、悪評がトドロクものです。それは、いたしかたない事です。 …別にそれらの評価(批評など)を「何言ってんだおまえは!!」とは言いません。むしろ「まったくその通りです」っと言いたくなる方が多い。 では、ココまでひっぱって『どろろ』がどうだったかと言うと違います。実際「面白かった」です。 原作を見ていない(だいたいそうか?)ので結構楽しめました。 ……が、この何とも言えない気持ちはなんだろうか? 「映像?」「ストーリー?」「配役?」「編集?」…何かが悪い… …そもそも「作品自体」が悪いのか? あっ…因みに「寿海」役の「原田芳雄」が、アニメ版(1969年4月〜9月)も同じ「寿海」に声優で出演していた事が、後で分かってチョビッと「へ〜〜〜」 |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆ |
韓国・ 中国・ 日本・ 香港映画 |
墨攻 |
原作が日本で、知略に富んだ『中国戦国時代戦略活劇』な作品 監督・脚本・プロデューサー:ジェイコブ・チャン 原作:森 秀樹「墨攻」(小学館刊) 「もうこれは負け戦でしょう」ってな感じで、どうしようもなくお馬鹿なワン・チーウェンが王様の国が『戦争お助け集団』に「すみませんが助けていただけませんか?」っとお願いしたところ、たった一人の男が『お助け』に参った… その男アンディ・ラウは10万の敵から、4千人のこの国を救えるのか… アンディ・ラウに思いを寄せるヒロイン役にファン・ビンビン 敵国の武将にアン・ソンギっと、スペシャルな配役には観る前からワクワクさせられる… 観ている間も次の展開が楽しみになる名作である。 …しかし個人的には『弓使い』のウー・チーロンがトッテモ良かったですね。 アジアが世界に放つ超大作……なんだろうな……きっと。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | デッド・オア・アライブ |
人気ゲームソフトの映画化作品 監督:コーリー・ユン プレイしたことは無いのですが、なんとなくバトッてみたくなりましたね実際。 映画を観終わった後にどんなゲームか(キャラ比べ)ネットで見ましたが、劇中で「おそらく主人公」なデヴォン・青木がヤハリ「間違いなく主人公」らしい。 しかも「アキバ」で「乳神様」とか言ってフィギュアがネット上で氾濫しているが、『デヴォンじゃなかったら…』ッとか思うし…大分イメージが違う。 …忍者の掟によって「抜け忍」とかで追われる身になった「霞」は、『死んだ』っとされる兄「ハヤテ」を探しに「外界」に出た直後、世界最強を決める「DOA」に出場した兄と同じく自らが招待される… 兄は本当に死んだのか?無事に生きているのか?(ここまで書くと死んで無い様に見えますよね) …兄の親友「ハヤブサ」役にはケイン・コスギがハリウッドデビューでごわす。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆ |
日本映画 | バブルへGO |
広末涼子が洗濯機に入って過去に行くお話 監督:馬場康夫 脚本:君塚良一 原作:ホイチョイ・プロダクションズ 2007年現在の日本は、あと約2年で破綻・崩壊の危機に直面していた。 その原因は17年前のアル出来事だった… 「アル出来事」を食い止めれば2007年…どころか「日本」を守れると信じた安部寛は薬師丸ひろ子を「タイムマシン」で17年前に送り日本を救おうとしたが、ひろ子さんが行方不明に… 「計画は失敗した」っと諦めていた阿部さんはひろ子さんに娘が居る事を知り「じゃあ娘を送っちゃえ」っと言う事で、広末もタイムスリップ…1990年にどんな事が起こるのか?そして日本の未来は? …観終わった後には別段「何も」残らないが面白い作品ではあります。 お暇が有ったら是非ご覧下さい。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | モンスターハウス |
こんなところにもスピルバーグな作品 監督:ギル・キーナン 脚本:ダン・ハーモン&ロブ・シュラブ&パメラ・ペトラー 向かいに住むネバー・クラッカーさんが気になってしょうがない少年DJは、その「家と彼」を観察しつづけていた。 ある日「彼」を病院送りにしてしまったDJは奇妙な出来事に遭遇し、親友のチャウダーと共にその「家」を調査していた。 「ハロウィン」を迎えようとしているこの時期に「行商」に来たジェニーが「その家」に食べられそうになってしまい、助け出したDJとチャウダーとジェニーの3人は「その家」に挑む事を決意する。 …よくある展開ではあるものの流石に「人が家になっちゃった」ってのは…チョイ涙…自分がネバー・クラッカーだったらどうだろう? がしかし、CGアニメの凄さだけで特にどうと言う作品ではない気がした。 |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆ |
米映画 | ゴーストライダー |
『ニコラス・ケイジで良かったん?』映画 監督・脚本・原案:マーク・スティーヴン・ジョンソン いとしの彼女が町から出て行ってしまうので、一緒に駆け落ちを企むアクロバットライダーが自分の父親は重度の癌に冒され余命わずかで有ることを知り、それをネタに近づいた『悪魔』にまんまと魂を売ってしまう。 …月日は過ぎ『悪魔』が彼を必要となったところから『ゴーストライダー』の長く、そして険しい歴史の扉が開かれるのでありました。 …とにかく「ニコラス・ケイジじゃなくて誰かいなかったのか?」っと言いたくなる。 別に、彼が『ダメな役者』っと言うわけではないし、それどころか素晴らしい役者であるが『この役では無い』っと思った。 『スパイダーマンの次はゴーストライダー』ぐらいな振れこみの様なのでパート2は『彼』の味を十分に出してほしい…っと願う。 …因みに「ゴーストライダー」は…かっこ良く無い…只の燃えるガイコツであった。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | さくらん |
土屋アンナ主演『花魁格闘技選手権』映画 監督:蛭川実花 脚本:タナダユキ 原作:安野モヨコ「さくらん」(講談社) まだ小さい女の子が小泉今日子によって吉原に売られてくる。 この女の子が今回の主役『きよ葉』であり、後に花魁『日暮』へと成長していく。 女将夏木マリの指示により花魁菅野美保が面倒を見ることになるが、その後お金持ちの先へと嫁いでいく菅野からカンザシを貰い受ける。 …成長したきよ葉は、楼主石橋蓮司の『10年に一度の天女』っとお墨付きをいただき、店に立つと一躍注目の的となるが波に乗るきよ葉も成宮寛貴との恋に落ち、徐々に落ち始める。 そこに『どうにも彼女が気に食わない』花魁木村佳乃が立ちはだかる。 木村佳乃と美波の策略により遠藤憲一が使われ成宮との恋もあえなく終る。 同じく永瀬正敏に入れ込んだ木村佳乃は永瀬と心中しようとして失敗、そして死ぬ。 花魁無き今、きよ葉が花魁に成るしかない状況できよ葉は拒否するも、幼い頃から随所に登場していた安藤政信の『お願いします花魁』に『しょうがね〜な〜』ってな感じで見事花魁昇格おめでとさん!!…さ〜花魁日暮の物語はこれからで…ありんす。 …観て損は無いが観なくてもいい映画であり、ドウッテ事無い作品。 昼ドラ観て喜んでいる人には最高の映画だっだだだだだだ。 因みに音楽は椎名林檎だ…ドウと言うわけではないが椎名林檎だ。 PS.キセルは灰が落ちにくい?…っということで評価は次のとおり→ |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆ |
日本映画 | アンフェア |
またまたテレビシリーズ観てないのに劇場版観ちゃいました映画 監督:小林義則 脚本:佐藤嗣麻子 原作:泰建日子「推理小説」(河出書房新社) 今や理想の上司に選ばれるくらい人気急上昇の篠原涼子主演作品。 …警察内部の『不正』を追い続ける彼女に陰謀の手が伸び、車が爆破され娘が入院してしまうし、入院した病院が『トンでもない病院』で成宮率いる良くないヤカラに占領されてしまうが実は椎名が黒幕だったりして…強烈なウィルスで警察を脅かし80億円を手に入れようとする椎名の作戦を阻止しようと篠原、江口、加藤が立ちはだかる。しかし、江口はそれらすべての… …かなり楽しめた作品であるにもかかわらず、つながりが全く判らないし、どうにも煮え切らない部分が多かった。でも、劇場版になるくらいだから基礎が出来ていて『分かる人には分かる』のだろう?…きっと。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本・ モンゴル 映画 |
蒼き狼 |
反町隆史主演、チンギス・ハーンってこんな感じだったんじゃね〜ん?映画 監督:澤井信一郎 脚本:中島丈博&丸山昇一 原作:森村誠一「地果て海尽きるまで 小説チンギス汗(上下)」(ハルキ文庫刊) 800年とか昔の話が『正確に』なおかつ『モンゴルで』言い伝えられたり書き残されたりしているとはどうにも思えないが、それらを元に作られた作品なのであろう。 『構想27年、総制作費30億円』っと言っているようなので、角川春樹事務所創立10周年の今から考えると角川さんは当時『とんでもない野望』を思い描いていたのである。 …しかし、私の見解からして『ソレホド』すばらしい作品には仕上がっていなかったような気がする。 確かに、27000人のエキストラや30億円ものお金を使ったり、スケールはかなり大きいしテーマも悪いわけではない。が、しかし『ソレラ』が観る者の心に『何か』を残したり『感動』した人がどれだけ居ただろうか?かなり疑問だ。 今30億円渡されて『これと同じものを作れ』っと言われたら…まず、反町に代わる誰かを健闘したいと思う。 |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆ |
米映画 | ナイトミュージアム |
博物館が夜になると遊園地になる映画 監督:製作:ショーン・レヴィ 脚本:ロバート・ベン・ガラント&トーマス・レノン 皆さんは博物館に行った事が有るだろうか? 博物館によっては蝋人形なる物が各所に置かれていて、タマに驚かされる。 そんな驚かされる『物達が』夜12時になると全部動き出したとしたら…あなたは夜警をしたいですか?…私はしたいです。勿論『自分に危害が及ばない』ってのが条件でね。 劇中のモアイ像がガム食って風船作ったり、ティラノザウルスの骨が走り回ったりするくらいならともかく、博物館内を散らかしたり汚されると後が大変だ…館長に怒られる。 …主人公のベン・スティラーは適役だったと思うし、ロビン・ウィリアムズも流石な演技で作品を盛り上げている。年齢、性別を問わず誰もが楽しめる面白い映画だ。 …時間さえあれば何度でも観たい作品だと思い高得点!! |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | デジャヴ |
デンゼル・ワシントン主演、予想外に面白かった映画 監督:トニー・スコット 脚本:ビル・マーシリイ&テリー・ロッシオ まず、予告編からは予想できないほどスリルとドキドキで一杯になる。 …爆弾テロによってフェリー大量殺人事件が起こる。その数543名。 現場に向かったデンゼル・ワシントンは事件の真相を突き止めるため調査を始めるが、その現場は淀んだ大きな川でほとんどの『物』は沈み、そして流され探すことすら困難で究明困難な事件となっていた。そんな中、焼死した美しい女性が川辺で発見される…その女性は『爆破』による死亡であるならば『有り得ない場所』で発見され、さらに死亡推定時刻が『爆破よりも前』であった。 何故だか『この女性が事件の鍵を握る』と感じた彼は、彼女の部屋で留守番電話から流れる自分の声とその部屋から発見される自分の痕跡に『デジャヴ』が動き始める… 彼の『直感と推察』に特別捜査本部から誘いがあり、最先端のテクノロジーを駆使した『タイムウィンドウ』を目にする。そこに映し出されるのは『4日と6時間前』の映像…その驚愕のシステムを知った時、彼がとった行動は… …『この作品を観ずに映画を語るな』ぐらい面白さ満載で、人間の神秘とハイテク技術の融合により、サスペンスとかSFとか恋愛物とかジャンルに囚われないすばらしい作品になっている。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | 蟲師 |
オダギリジョー主演幻想的映画 監督:大友克洋 脚本:大友克洋&村井さだゆき 原作:漆原友紀 「アフタヌーン」で連載されたヒット作の映画化だがヤハリ原作は見ていない。 しかし、この映画は「漫画」よりもその世界観を見事に完成させていると思う。 漫画は想像力を刺激しコマとコマの間に在るシーンを各個人が独自に解釈するが、映画は「それ」を台詞や映像で表現しなければならない…『なぜか?』それは時間が限られているからである。最近よくこのコーナーで言っている『凝縮しすぎ』みたいな発言は、この『時間の制限』からキテイル…ようするに2時間ちょっとの長さでは昨今の作品は『中身が濃すぎる』と言うことだ。 この作品も例にもれず出来れば2部作、3部作などの『策』をと…そこはお金の問題と、シリーズ化にしてしまうリスクが伴うのだろう…残念。 大友克洋監督は、映像美と不思議な世界を観せてくれた…ありがたや。だが上で述べたような理由も含め、お話が難しくて良く分からなかった。しかし、矛盾するようだが面白いのは間違い無い…観るのじゃ〜。 …比べてしまうのはドウかと思うが評価が「高すぎた」っと感じ『どろろ』の評価を下げました…「どろろ」ファンの方、ごめんなさい。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
独映画 | パフューム |
不思議な雰囲気が漂う、ドイツで作られたフランスな映画 監督・脚本はドイツじゃ?トム・ティクヴァじゃ 主演はドイツじゃ?ベン・ウィショーじゃ …あなたは、生まれた時から何かの感覚が他人より優れていたとして…もしくは劣っているとして自覚があるだろうか?生まれつき目が見えない人は『それが』通常で『見える感覚』は無い。 ベン・ウィショー演じる主人公は生まれつき『嗅覚』が人間としては異常で、香を辿って遥か先の『物』まで位置を特定できる。 そんな彼は『ある人』の『香』を残すことに執着してしまうが、人の香を作り出すには所謂『健常者』には解釈不可能で異常な行動が必要になってしまう…その結果が殺人であった。 彼の中では地上に存在する物すべてが『匂い』であり、香を作り出す素材なので『人を殺してしまう=罪では無く』ゆえに『善・悪』が存在しない『とんでもなく』悲しい人になってしまう。 ……色々な視点から観れる作品で、アクションで無い映画でお勧めできる数少ない『傑作』の出来上がりでアル。 …一つ言いたいのは…言いたいのは……汚い…汚いんですよ〜〜。 |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆ |
米映画 | リトル・ミス・ サンシャイン |
アリゾナからカリフォルニアまでをフォルクス・ワーゲン・ミニバスで走る映画 監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス 脚本:マイケル・アーント アリゾナに住むフーヴァー一家は“リトル・ミス・サンシャイン”コンテストに繰り上げ参加することになった娘オリーヴを連れてカリフォルニアへ向かう事になる。 …独自の成功論を振りかざす父リチャード。 バラバラな家族を必死にまとめようとする母シェリル。 家族を嫌って沈黙を続ける長男ドウェーン。 ヘロイン常用者で言いたい放題の祖父グランパ。 失恋が原因で自殺をはかったプルースト研究者のフランク。 そしてビューティー・クィーンを夢見るオリーヴが乗ったワーゲン。美少女コンテストへ向かう旅路でさまざまなハプニングに遭遇するうちに、理解出来ないと思っていたそれぞれの心が徐々にほぐれ結ばれていく…この一家はどうなっていくのか?そしてオリーヴはビューティー・クィーンの栄冠を手にすることが出来るのか? …ちょびっとイイ話だ〜〜たまにはコウユウのも観なさい。 |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | 大帝の剣 |
原作夢枕獏 キャラクターデザイン天野喜孝な映画 監督:堤 幸彦 原作小説は20年前からだが、96年に「野生時代」の休刊により中断した。しかし累計70万部に達する超人気作であるからか、昨年より「週刊ファミ通」にて復活連載を遂げている。 …徳川幕府が生まれてから数十年後の三代目将軍時代でも、まだ「豊臣の残党」は反撃の機会をうかがっていた… …主人公である大男、阿部寛は背中に異形の大剣を装備している…その剣はオリハルコンから作られており、かつてはアレキサンダー大王も手にしたという…その大剣の他に、この世にはオリハルコンで出来た宝が二つ存在するという。それを手に入れ「手にすべき者に渡すのじゃ〜」っと阿部寛は祖父から遺言を託され旅に出る。(因みに、おじいちゃんは黒人でした) 阿部は旅の途中に、徳川から追われていた「豊臣の血を引く娘」長谷川京子に出会い旅を共にするが、長谷川の中にはエイリアンが潜んでいてエイリアンも「オリハルコンの三種」を探していた… …ここに、オリハルコンでできた「三種の神器」を巡って起こる、超・ウルトラ・スーパー・バカバカしい・冒険活劇が完成した。 ……え〜と……笑いましょう。笑って悪い事は忘れましょう。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆半 |
香港映画 | かちこみ ドラゴンタイガーゲート |
超驚異的アクションと映像美のスーパーアクションエンタテインメントな映画 監督:ウィルソン・イップ 香港で35年以上愛され続けている国民的コミック「龍虎門」が満を持して映画化(スゴイ人気らしい)されたのが本作『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』である…が …別にそのまま「龍虎門」でいいんじゃないのか?… 主演(?)の、アクション監督と俳優で活躍を続けるドニー・イェンと、甘いマスクで人気沸騰中のニコラス・ツェーと、歌手としても俳優としても猛スピードで躍進中のショーン・ユーが、正義と誇りを賭けた3人の主人公たちの苦悩、葛藤、成長を、三者三様の熱演でスクリーン狭しと魅せてくれる。繰り広げられる超ドハデなアクション、観る者を魅了する技の数々、そして三次元の視覚効果は独自の世界に引き込んでいく。CGを多用しながらも、すべてをデジタルに頼らない手法はカンフー映画の古き良き感覚をも彷彿とさせる。『カメハメ波』の様なものは出ないが、それはそれは『ドラゴンボール』を実写化した様な作品に仕上がっていて「それ死んじゃうだろ〜」的な シーンは数知れず「吹き飛ぶ木片」「飛び散る石片」「炸裂する… …面白い「お前等そんなに楽しませるナヨ〜」っと言いたくなる。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
香港映画 | プロジェクトBB |
「マイケルホイ再び」な映画 監督:製作:ベニー・チャン 脚本:ジャッキー・チェン&ベニー・チャン&アラン・ユン その昔、『Mr・Boo』を観て笑い転げていたあの頃が思い浮かびます… そもそもが、ブルース・リーのアクションに魅了され『Gメン75』の倉田保昭が海外に行くとドキドキワクワク…そうこうしている間に時代は『ジャッキー・チェンブーム』に突入する …50歳を超えてもなお、主演を続ける彼は本当にすごい。 スタントマンが居るのだろうが、そんな事はどうでもイイ。スクリーンにデカデカと出て、それなりのアクションして長生きして我々に夢を与え続けて欲しいモノだ…できるだけ長く… …オット、マイケル・ホイだが重要なシーン以外は出て居なかったような…あとは香港映画のジョウレンさん達がチョコチョコと出ているのも面白い。 …気が付けば作品の紹介を全然していないようですが…ま〜そんな所かな? |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | サンシャイン2057 |
真田広之が出ている2057年の宇宙映画 監督:ダニー・ボイル 脚本:アレックス・ガーランド 世界は太陽の消滅(?)を目前にして8人の専門家と『核爆弾?』イカロス2号を発進させた。 この船(?)は字の如く1号が存在する訳だが、1号は消息不明。もしくは、消滅している事になっている。しかし、1号は有ったのだ…その結果『イカロス2号計画』は狂い始める。 人類が生き残るために巨大な『核爆弾』1号と2号を作成した時点で、地球上からは『核』は無くなり核戦争はおろか『イカロス計画』も、これが最後なのに次々に押し寄せる困難は8人のクルーを一人ずつ襲っていく…最初の犠牲者が日本代表真田広之。 …この作品に関しては言っちゃいますが、みんな死ぬ…死んでると思う…でも人類は新しい朝日を浴びます。 …が、「何何だよアイツは〜」っと言いながら帰路につく私だったり… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | バベル |
役所広司、菊地凛子出演「衝撃の問題作」 監督:製作:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 脚本:ギジェルモ・アリアガ 『神よこれが天罰か?』とか『言葉も通じない、心も通じない』とか『アカデミー賞ノミネート』など、キャッチフレーズや宣伝効果は、かなりの収益に役立っていると思うが果たして「そうだね」って納得して劇場を去る人は、どのくらいの確率で居ただろうか? 少なくとも≪わたし≫はそんなに凄い映画だと思わない…確かに『一発の銃弾』から『その繋がり』を辿って行き、世界各地の『問題点』や『理不尽さ』とか『やるせなさ』はヨク描かれていてスゴイと思う。しか〜し、ピカソの作品を評価する人達の気持ちが分からん「モノ」にはピカソの作品の良さが分からないように、その評価の良さが分からない。今作品も『同じ観方』なのかもしれない……が、出来るだけ多くの人にコウイウ作品を推奨している私は何だ? 『世界について、たまには考えましょうよ』っと言うことで… |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | スパイダーマン3 |
スパイダーマンが日焼けして真っ黒に… 監督:サム・ライミ 脚本:アルヴィン・サージェント …そんな訳も無く、トビー・マグアイヤが身も心も悪に染まっていく… 空から降って来た『なぞの生命体』がトビーの家に忍び込んだ。 ジェームズフランコは父の復習に『ニューゴブリン』と成ってトビーに襲い掛かり、キルスティンとの仲もギクシャクし始めた。 タイミング良く、身内を殺した『真犯人』が脱獄したと知らされ… タイミング良く、『真犯人』が『サンドマン』になり… タイミング良く、その『悪を増幅させる生命体』がトビーに取り付き… 知らないうちに悪人と化した事に気付いたトビーは、その『悪を増幅させて、とんでもない力が出るなぞの生命体』を剥ぎ取る…剥ぎ取られた、その『悪を増幅させて、とんでもない力が出て、トビーから剥がされたのに、まだスパイダーマンにそっくりの、なぞの生命体』は タイミング良く、その場に居たトファー・グレイスに鞍替えし『ヴェノム』となる。 スパイダーマンとサンドマンとヴェノムとニューゴブリン。 トビーとキルスティンとジェームズ。 果たしていかなるクライマックスが訪れるのか… …無いとは言っているようだが、4作目が楽しみ…っと言う事で… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | ゲゲゲの鬼太郎 |
まー良く有るタイプの実写映画 監督:本木克英 脚本:羽原大介&本木克英 原作:水木しげる 鬼太郎はしょうがないとして(ストーリー的に子役は使えない)脇を固める面々が、それはそれは『適役』で観ていてアキナイ。中でも大泉洋はぴか一で「光っていた」…ウっまぶしい…他にも数々の妖怪を「厳選されたであろう」個性的な豪華キャストが演じている。 井上真央・田中麗奈・間 寛平・室井 滋・西田敏行・小雪・YOU… それから、中村獅童・谷啓・橋本さとし・利重剛・内田流果… 笑ったのが予測していなかった、そば屋の主人?「竹中直人」で台詞はチョビっと映像は一瞬でしたが、確かに出ていました。 …しかし、どうも…まだ日本映画ってのは「コンピュウタ〜グラフィック?」ってのが、うまく使えてないと言うか、妥協していると言うか、とにかくショボイ…そこを除けば、お勧め作品ですな…で、いろいろな要素を含めて→ |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | スモーキンエース |
間違いから始まる、死の連鎖映画 監督:脚本:ジョー・カーナハン 「暗殺者がいっぱい」っと言うだけあって、次から次へと死人が出る。 たった一人のターゲットに高額賞金が打ち出されて、我先にと「その手」のスペシャリストが次々に動き始める…しかし、情報を入手したFBIもそれをほおっておく訳も無く「戦争が始まる」。 回りは全て敵、果たしてターゲットを『仕留める』のは誰だ!!… …展開の早さと、ストーリーの面白さで楽しめる上、キャラクターが独特だ。話の本筋と、結末が『終るまで』分からないのも、良いですな〜。 |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | ユメ十夜 |
夏目漱石が100年後の日本人に贈る映画だそうな 【第一夜】 監督:実相寺昭雄 脚本:久世光彦 出演:小泉今日子 松尾スズキ 寺田農 【第二夜】 監督:市川崑 脚本:柳谷治 出演:うじきつよし 中村梅之助 【第三夜】 監督:清水崇 出演:堀部圭亮 香椎由宇 【第四夜】 監督:清水厚 脚本:猪爪慎一 出演:山本耕史 品川徹 【第五夜】 監督・脚本:豊島圭介 出演:市川実日子 大倉孝二 【第六夜】 監督・脚本:松尾スズキ 出演:阿部サダヲ TOZAWA 石原良純 【第七夜】 監督:天野喜孝、河原真明 声の出演:sascha 秀島史香 【第八夜】 監督:山下敦弘 脚本:長尾謙一郎 出演:藤岡弘 山本浩司 【第九夜】 監督・脚本:西川美和 出演:緒川たまき ピエール瀧 【第十夜】 監督:山口雄大 脚本:山口雄大、加藤淳也 脚色:漫☆画太郎 出演:松山ケンイチ 本上まなみ 石坂浩二 …っとイッパイ人が関わっているオムニバス映画 ……観ればイイさ |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆ |
米映画 | パイレーツ・オブ ・カリビアン3 |
ジャックスパロウの旅はまだまだ続く?映画 監督:ゴア・ヴァービンスキー 脚本:テッド・エリオット&テリー・ロッシオ 2003年に公開されて以来、絶大な人気とブームを生み出した超大作は、ここに一応の完結??をしてしまいました。トンでもない展開と意外な結末…そしてエンドロールの後には… …この作品のヒロイン、キーラ・ナイトレーはその育ちに似合わず前2作品でメキメキと海賊らしさを現して来たが、何と今作では運良く?『伝説の海賊』になってしまう。しか〜も、キース・リチャーズが登場し『海賊法?』に基づき『伝説の海賊投票』で『海賊の中の海賊』に、なってしまう。 …最終的に『三部作の主人公』だったのが、実はオーランド・ブルーム?…ラストには最強の海賊船『フライング・ダッチマン』の船長に… …っと言っても、前2作を観ている人でないと解らないカナ? そして、我らがジョニー・デップは1作目で対決したジェフリー・ラッシュと漫才風な流も有りつつ相変わらずの、行き当たりばったりなのか巧妙な計算で行動しているのか解らない活躍をする。っで最後には『小船に乗って再出発』???? …因みに今作の途中では、熱烈なジョニー・デップファンは失神してしまうくらいジョニー・デップが出て来る…出て来る…出て来る…出て来る… …蟹も出て来る…出て来る…蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹 さ〜観に行きましょう。 |
私℃ ☆☆☆ 勧め℃ ☆☆☆ |
米映画 | 主人公は僕だった |
たった一冊の『傑作小説』のために死を覚悟した主人公の映画 監督:マーク・フォスター 脚本:ザック・ヘルム 規則正しい生活は良い事だが、この男は限度を超えていた。 毎朝の歯磨きは回数を数え、横断歩道を歩くときも毎日決まった歩数で、同僚からの計算式も暗算で毎朝答え、毎晩決まった時間に寝る…その時間を毎日刻んでいたのが、彼の腕時計… …ところがある朝、回数を数えながら歯を磨く様を説明する声が聞こえてくる…彼が何らかの行動をすると、その度に、まるで小説を読むかのように… 頭の中でしゃべる女性に悩まされ、小説に詳しいダスティン・ホフマンに会うが、ふとしたきっかけで、その小説家が誰なのかが分かった時、ホフマンから『彼女の作品は主人公が死ぬので有名』っと聞かされる。そして、作品の内容を知った彼がとった行動とは… …その主人公にウィル・フェレル、ヒロインにはマギー・ギレンホール。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | シューター |
アフリカにある小国エリトリアから始まる映画 監督:アントワーン・フークア 脚本:ジョナサン・レムキン 原作:スティーヴン・ハンター「極大射程」(新潮社刊) 特殊部隊である狙撃の名手マーク・ウォールバーグは狙撃の後、敵の攻撃に応援を要請するが無線はつながらず見捨てられる… …それから3年後…山奥に隠れ住んでいた彼の前にやって来たのがダニー・グローヴァー。 大領領暗殺の動きがあり、警戒網の外から狙撃出来る場所を特定してほしいと言う… 当日、彼は監視にあたり、ダニーの部隊が犯人を取り押さえる手筈だ。マークはライフルを確認し突入を指示するが、ライフルは動かない…何かがおかしいと思った瞬間2発の銃声が響き1発は演説会場に向け、もう1発は横に居た警察官によって彼に至近距離から放たれた。 とんでもない窮地に追いやられたことを瞬時に理解し逃走を始めるが、ダニーたちが自分をはめたのは疑いようがない… 彼は自分をはめた敵たちの狩を始めることを決意し、それから、殺、殺、殺、悪党を次々に殺、殺… 『痛快悪党殺戮ヒーロー』の誕生日である!! |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | プレステージ |
ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールのマジック?対決映画 監督:クリストファー・ノーラン 脚本:クリストファー・ノーラン&ジョナサン・ノーラン 原作:クリストファー・プリースト「奇術師」 二人のマジシャンが相手のマジックを暴き復習に似た行動を繰り広げる。 トンでもないエンターテイメント作品にして悲しいまでの執着がすばらしい。 …マジックに魅せられた男はその仕掛け、裏側を知りたかった。 互いに『認め合う』が、どうしても許せない二人の攻防はエスカレートして行く…そして、結末には度肝を抜かれるクライマックスが… …ヒュー・ジャックマンがなんとなく悪者であるところがチョット残念。しかし、流石にヒューですから、よろしい演技に満足で、負けず劣らずのクリスチャン・ベールも、また「バットマンやってクリ」ってな感じで高感度アップでしたな…指切ってましたがね…ノミで。スカーレット・ヨハンソンは、今回CGで胸デカクされて無いようで何より…そんじゃ〜評価はこちら→ |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | 監督ばんざい |
トンでもない作品を彼は作ってしまった…映画 監督:脚本:編集:北野 武 キタノタケシ監督は、「もうギャング映画は撮らない」っと宣言してしまい、自分の得意分野を封印してしまうが、どんな映画を作ろうとしても次々に失敗してしまい映画を完成させることが出来ない…最終的にたどり着いたのが「詐欺師の親子と、まじめな秘書」の恋愛映画? ……『私には作れないが監督達は色んな分野で活躍している』彼らに『バンザイ』……っとでも言いたいのか?タケシが『映画の撮りっぱなし』をやって魅せた…? しかして……ヨウワカランがサービス残業も踏まえて→ PS 豪華キャストを惜しげも無く使えるのは北野武だからなのか? |
私℃ 半 薦め℃ ☆ |
中・韓映画 | 女帝[エンペラー] |
権力争いを描いたハムレットベースの中国時代劇 監督:フォン・シャオガン 兄を殺し、王になった弟は皇太子の命と王妃チャン・ツィイーが欲しかった。 チャンは皇太子が義理の息子であるが故に密に思いを寄ていた(?)事から、すんなり弟グォ・ヨウの妻となるが実は復讐の時を待っていた… 一方、皇太子ダニエル・ウーは父にチャン・ツィイーを奪われ、世を捨て「歌と舞」に溺れていたが父の死を知り敵討ちを心に決める。そして、もう一人の重要人物皇太子の許婚ジョウ・シュン。クライマックスで四人が揃った時、毒を盛られた杯は果たして…… …結局『殺し殺されの時代』なので、四人共死にます。アクションも、ストーリーを損なわない程度に程よく使われ良いです。『この世で最高の毒は…人』…たっ確かに… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆半 |
日本映画 | 舞妓Haaaan!!! |
映画を好きな人にとっては、おなじみのキャストによるバカバカ映画 監督:水田伸生 原作:宮藤官九郎 主人公の阿部サダヲは、修学旅行の際「7班」からはぐれ道に迷う。その時出会ったのが「舞妓」で、その時以来「舞妓と野球拳」が夢になる… …社会人になった阿部は自分のホームページも作り「舞妓」に関する情報や「それっぽい書き込み?」などをして「夢」を見ていた… そんなある日、京都に転勤する事が決定したが彼の様な「一見さん」は「舞妓と野球拳するどころか」門前払いされてしまう。たまたま自社の社長が常連だと知って、便乗を試みるが失敗。『仕事で「結果」を出せないようなヤツはダメ』ぐらいな事まで言われてしまい、必至になって『結果』を出した阿部に立ちはだかるのが一流プロ野球選手、堤真一… …う〜〜ん、ハマってますこの二人ベストキャストかも? さ〜ココから堤の後を追って阿部は次々に職種を変えて行く…二人の決着は如何に…… …最後の方に植木等も出てきて、作品とは関係なく「感動&涙」…勿論→ |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | 300 |
ギリシアの戦闘集団が大暴れする映画 監督:ザック・スナイダー 脚本:ザック・スナイダー&マイケル・B・ゴードン&カート・ジョンスタッド 原作:フランク・ミラー&リン・ヴァーリー ペルシア軍は幾つもの国を制圧しながら次に目を付けたのがギリシア。 始めにターゲットとなった『スパルタ』に使者が向かわされるが、使者の言葉は『服従するか死ぬか?』だった…戦闘において卓越した国『スパルタ』は「攻撃こそ最大の防御」の様に「弱者は生きるべからず」「戦えぬ者は死すべし」っと言う思想を持ち、同時に「服従しない、退却しない、降伏しない」等と誇り高き民で有るがため、王のジェラルド・バトラーは使者を葬ってしまう。 …結果『スパルタ』の精鋭部隊300人がペルシア100万の軍に立ち向かうが、そうした『結果』とは金と欲に支配されたドミニク・ウェストによるものでレナ・ヘディーによって殺された彼の懐からは大金がばら撒かれる。これを知った『スパルタ』は299人の死後ようやく軍を出す事になる… …とにかく映像で紀元前480年(?)に引き込もうと言う、もの凄い作品だ。だいたい戦士という者は『RPGゲーム』とかで兜、鎧、楯、剣っと持っているが彼らは『鎧』っと言う物を装着していない…しかも裸…でも何故マント?…だが、時代的に鎧は存在していなかったのかも知れないし、有ったとしても動きにくい鎧を付けるなら、それを補う『体と技術』を求めたのだろう… そんなスタイルと『映像の壊れ具合』は新しい映像美を作り上げている。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | アポカリプト |
マヤ文明後期新しい時代が始まる…映画 監督:メル・ギブソン 脚本:メル・ギブソン&ファラド・サフィニア ジャングルに住む狩猟民族の主人公たちは平穏な生活を、マヤ帝国の兵隊たちによって奪われてしまう…目的は生贄の収集… 何人殺されたかも分からない残酷な儀式は彼らの目の前で終る。 しかし収集された『物』は『人間狩り』の標的にされ、主人公は運良く『自分のジャングル』まで辿り着く…反撃の開始である。 …昔々アメリカでは、こんな生活、こんな事が行われていました。 人間は必ず『善と悪』で出来ていて、その割合が人間としての価値を変える。 世の中から悪が消える事は「絶対に無い」し、それは昔も未来も変わらない。 …それでも、こんな時代に生まれなくて良かったかも… |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆ |
日本映画 | 憑神 |
読んで字の如く神様に憑かれる映画 監督:脚本:降旗康男 原作:浅田次郎(新潮社) 今や日本の人気俳優と成った妻夫木聡が、酔った勢いでトンでもない神様に『よろしくお願いします』っと言ってしまい、お願いされた神が次々に憑く。 まず最初に現れたのが『貧乏神』の西田敏行…早速、貧乏に成りそうになる…が『ウラワザ』を使って何とか切り抜ける。 次に『疫病神』の赤井英和…やはり『ウラワザ』で切り抜ける。 最後が『死神』の森迫永依…今までの『ウラワザ』で切り抜ける事は出来た……が、死神に憑かれた事により『自分の死に様がどう有るべきか?』考えさせられる…そして、地味に死にます。 ……『駄作』とは言いませんが…何とも評価し辛い作品 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆半 |
今年は作品数が多い為(この後減るかも…(-_-;)…知れないが)07年版は、ココまでが前半(36作品)です
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埼玉県の山奥にこんな食堂ありました 道草大衆食堂何茶亭