出来る限り悪いことは取り上げたく無いのに
観て見ぬ振りが出来ないネタばれ有るかも映画情報2007パート2
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米映画 | ゾディアック |
未だ解決していない犯罪史上最も謎めいた事件の映画 監督:デビッド・フィンチャー 原作:ロバート・グレイ・スミス …ジェイク・ギレンホール演じる「グレイ・スミス」さんの書き綴った『ソディアック』… 彼は事件を解決する立場では無かったが、その興味深い謎に惹かれてしまった。 当時、何人もの関係者がこの事件に『引きずり込まれ』犯人を追っていた… しかし、ことごとく証拠を残さずゲームを楽しむかのように逃げ延びる犯人。 今、何処に居るかも分からぬ『ゾディアック』に恐怖を抱きながらも、彼らは次々と謎解きの『最前線』から消えていく…そして『ゾディアック』すらも… …1969年から2007年の現在まで約38年間…まだ解決していないし、捜査は続行されているらしい…本気ではないだろうが。38年も昔の事件など死んでしまった人に『糸口』が有ったとしても手遅れで、昔の捜査書類の正確さがどれほど『正しいのか?』誰も分からないし『犯行声明』が無いだけで、他にも似たような変人は沢山居るのかも知れない。 …確かに、謎めいていて面白かったが…『イカレタ奴』には興味が無い |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ダイハード4.0 |
人気シリーズの4.0作目な映画 監督:レン・ワイズマン 脚本:マーク・ボンバック …3作目からは12年ぶりだそうな…そんなに昔なのか〜〜… 『ダイハード』と言えば、その昔『大ハード』ってな感じで観ていた(苦笑) 前作からの間、それなりに『運の悪いブルース・ウィリス作品』を観て来ましたが、時代の流れと共に『古き良きアナログ人間像』の様に映し出されていた彼が、やはり今作でも『デジタル』に立ち向かう『暴れん坊将軍』を好演していたのだ。喜ばしい…実に喜ばしい。アクションもCGも最新で、ハラハラドキドキ『ぉぉお〜〜すげ〜〜』……が、どうだろうか?『作品の出来』っと言う意味では『ン?エ?ン?』っと思ったのは私だけか?…矛盾しているかもしれないが評価は→ |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | 君にしか聞こえない |
聞こえて良かったのか悪かったのか映画 監督:萩島達也 原作:乙一 …孤独な女子高生、成海璃子は鳴らない携帯電話を持ちたく無かった。 心に傷を持つ彼女は、それでも『普通の女子高生』に憧れていた。 ある日おもちゃの携帯電話を拾い、その時から鳴るはずの無い着信音が璃子の耳に聞こえるようになる…『心のベル』だった…発信者は小出恵介…どうやら『心の電話』は数時間の誤差が有るようで通信中は璃子が『先に生きている』…クライマックスで二人は出会う事に…彼を助けて自分の死を選んだ彼女は、数時間前の彼に『その声も嫌だ、会いたく無い』っと言ってしまう…彼は『喋れなかったのだ』…何かの理由で遠ざけようとする彼女の『優しさに』…二度死ぬのよ |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | アドレナリン |
ジェイソン・スティサム最悪な一日映画 監督・脚本:マーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー …スナイパーのスティサムは宿敵ホセパブロカンティーロに毒を盛られる…っと言っても、毒入りの食べ物を口にした訳ではなく、バットでガーンっと気絶させられている間に注射器でザクっと『中国製猛毒』でやられる。っで、この毒は『アドレナリンで効果を遅らせることが出来る』っと判った彼は落ち着く事が出来なくなり、次々と周りを巻き込みながら事態は大きくなるがその中で、結構むちゃくちゃだったり、結構間抜けなシーンが出てくる(ま〜、あと1時間しか生きられないって言われたら自分でもどうなるか…) 今回の作品は、その『むちゃくちゃぶり』『間抜けぶり』加えて『悪に染まった者はそう簡単に抜けられない』って感じがしましたな〜 …彼は解毒剤を手に入れ生き残ることが出来るかどうか…自分で確かめよう |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆半 |
日本映画 | 西遊記 |
超人気テレビ番組の映画版な映画 監督:澤田鎌作 脚本:坂元裕二 …香取慎吾が良かったのか深津絵里が良かったのか、テレビ版を観ていない者には到底、人気の秘密が『つかめない』作品に仕上がっている。っと、言っても別に『西遊記』っをケナシテいる訳ではなく、なんとな〜く「テレビ版を観てないからか?」っと思わせる『観ていない者の不安』を引き寄せるような『流れ』を感じてしまった……私だけだろうか? そんなこんな言っても映画自体は結構楽しめたような気がする。 笑いアリ、ちょびっと涙アリ?、手の『すいた』CGアリだが悪くは無い。限りなく空振り映画作品に近い『企画映画』っとでも言っておきましょうか。 |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ファウンテン |
久しぶりに都会まで行って観ました映画 監督:ダーレン・アロノフスキー …ヒュー・ジャックマンの妻レイチェル・ワイズは脳に病気を持っていた。 日々症状が悪化していく妻のために病気の研究に携わる彼は特効薬を作ることだけに執着していた…彼女を置き去りにして…研究が続くなかレイチェルは死ぬ… 彼女は書き残した『未完成の小説』をヒューに託したが、彼は小説の完成とこれまでに自分がしてきた妻への行動に対する後悔と、生き返らせたい心、それら全てに苦悩していく…何度も繰り返し『あの時そばに居たかった』っと言う後悔の念?… 『このストーリーの結末は、どうすれば完成する?』っと言う責任感?… 『生き返らすにはこの木が重要な鍵なのだ』っと言う期待感?… 『自分もいずれ死ぬ』っと言う恐怖感?…永遠に続く愛ではなく永遠に続く『人の真髄』を描いている…のかな〜? …良かったです。都会のど真ん中まで行って、いつもと違う狭い劇場にひしめき合うお客様方と事を荒立てないように仲良く観賞し長い時間かけて帰ってくる…そんなリスクを引きずっても行った甲斐はありました…よ…? さて、評価は次の通り → → → → → ← → → |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆半 |
米映画 | ハリーポッターと 不死鳥の騎士団 |
ハリーポッターの冒険5作目な映画 監督:デイビット・イェーツ 脚本:マイケル・ゴールデンバーグ …ハリーは『最悪の人』が復活してしまったことに恐怖を感じていた。そして、容赦なく襲いかかる『奴』の策略と、刺客?達。 …彼の周りではいつも、自分が知らないうちに『話が進んでいく傾向』がアリ、今回の作品も、『最悪の人』を倒すべく彼の重要な秘密が『作戦』へと…毎度ながらハリーは強力な敵を前に『強力な助け』で難を逃れる事に… …やっと、魔法が期待どおりの映像になってきた感がある…そもそも、この作品の1作目から3作目は「まだまだ魔法使えませんから」の様な『だって子供だもん要素』がにじみ出ていた…しかし役者が大人に成りつつ、魔法が使いこなせるようになってきた(ストーリーの中で習得してきた)ので『ファンタジー』な要素や、『アクション』が映像としてヒートアップしている。実にワクワクしてしまう…面白い…何度も観たい…が、何度も観たいのは『判らないシーン・台詞』が有るからで…一度観ただけじゃ理解できない(またまた私だけ?)が、良いよ〜〜観なよ〜〜 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | レミーの おいしいレストラン |
料理の才能を持ったネズミがおいしい料理を作る映画 監督:ブラッド・バード ストーリー原案:ヤン・ピンカヴァ&ジム・カポビアンコ&ブラッド・バード …レミーは鼻が『良く』残飯に『ネズミ退治の毒』が付いているかどうかも判るのだが、鼻もさることながら味覚に関してもとび抜けた才能を持つネズミだった。 その才能と興味が原因で仲間たち(100匹以上は居たな)っと住み慣れた土地から逃げ出さなければならなくなる…しかし直後に仲間たちとはぐれ、着いたのは憧れのパリ。彼が崇拝する名シェフ「グストー」のレストランは目の前に有った。人間に嫌われているネズミで有りながら、レストランの「スープ」を美味しくして、しかも、まったく料理の才能が無い「リングイニさん」とチームを組む事になる。ネズミと人間は共存できない間柄、しかしそこから生まれた料理とは… …夢のような出来事が美しい映像とストーリーで彩られていく様は、あまり期待しないで観てしまった私への『罰』なのか?カナリ良いです。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | トランスフォーマー |
とうとうここまで来たか映画 監督:マイケル・ベイ 脚本:アレックス・カーツマン&ロベルト・オーチー …トランスフォーマーシリーズ?は20年以上も前から愛され続けているとか。20年も前の映画は、今から観直してみれば当時「すげ〜」と思いながら観た自分を懐かしく思い出すと同時に、その『映像作成技術の発展』に驚くはずである。 たとえば1984年『ターミネーター』1985年の『バックトゥーザフューチャー』これらはSF映画の方向性を広げ、映像技術の凄さを世界中で多くの人々に『夢を現実的に見せる』と言う事で知らしめたものだった…確かあの時も「とうとうここまで来たか」っと思ったような気がする…しかし、『タッチ』『Zガンダム』が放送されていたこの時期、やはりアニメは『手っ取り早い』手段で有っただろうし、毎週楽しみになるのはうれしい。昨今『劇場』に足を運ぶ人が減ってきているそうだが『タッチ』が上映され劇場で御覧になられた人と『今作』を観た人とでは、どの様に違うだろうか? それは恐らく、有りえない事が目の前で繰り広げられた現実っぽい『衝撃』ではないだろうか? 機械(?)たちが本当に『トランスフォーム』して、見つからないように物陰に隠れ『人間は傷つけない』が信念でも、人がいっぱい居る所で彼らが激しく戦い建物はことごとく壊され、人々は逃げ惑う…まさに有り得ない光景だ。映画というものは、これから更に、どんなワクワクを魅せてくれるのだろうか?因みに、劇場で映画を観る人が減っていると言うものの『劇場』自体は、ここ周辺で増えてきている…ほぼ毎週足を運ぶ者としては…まあ、それはイイか… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | オーシャンズ13 |
なんとも毎回マイペースな方々な映画 監督:スティーブン・ソダーバーグ 脚本:ブライアン・コッペルマン&デヴィッド・レヴェーン …3作目ともなると『このシリーズ』の観かたに慣れてくる感じがある……ん?いやいや、つまらなく成っていくと言う意味ではなく他の作品とは、まったく違う『この映画の観かた』が習得出来ていくと言う事で…次も有れば観るさ。 …シリーズ最初の『11』は『盗み出すことが不可能な大金』を、どんな手口で盗み出すか?そして、果たして成功するのか…また、散りばめられたトリック…観る者はストーリーが進むにつれ『あ〜また騙された』っとラストで脱力した。それぞれのプロフェッショナルが『大金』を手にするための策略、工作の嵐…アナログとデジタルを融合して巻き起こる『強奪劇』であった…しかし続編『12』では、それらの要素が薄れ『トリックが深すぎた』感じ?…もしくは、動きの無い『頭脳プレイ重視』の作品に…っと記憶している…じゃあ、今回は…っと言うと『大掛かりに』『大胆に』『大変身』な彼らを観られるのだ。 『大エンターテイメント…1作目よりイイのかどうかは人それぞれ』の映画だ→ |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
日本映画 | ベクシル |
70年後の日本に人間は…映画 監督:曽利文彦『ピンポン』 脚本:半田はるか&曽利文彦 …ロボット技術?で世界のトップを走っていた日本が『自信』に溺れ暴走する。 日本がとった行動は『鎖国』で、2067年に鎖国が開始されてから10年の間に誰も『本当の日本』を見る事が出来なくなっていた…そうなるといつもの様に『地球の善人アメリカ』の特殊部隊SWORDが『悪』の国に潜入する事になる。しかし作戦は失敗に終わる…が、部隊の一員『ベクシル』は潜入に成功…そこから本作の中心部分にあたる『2077年の日本』が画面に描かれていく。 …さて、フル3DCGで作られている作品で凄いらしいがドウにも… 確かに『綺麗』な映像と『美しい』アニメーションは良い…むしろ感動さえした。が、しかし『ストーリーの無さ?』が感じられたのは私だけではないと思う。何と表現したらイイのか…実に薄い…薄っぺらと言ってもイイ内容だ。 …『じゃあ何が悪いんだよ』っと聞かれても良く分からないが…… 最新の日本発、近未来3DCGアニメーションが完成したのだ…是非観なさい。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | 河童のクゥと夏休み |
人間というものは、自然と共存できない地球の『癌』映画? 監督・脚本:原恵一 原作:小暮正夫『かっぱ大さわぎ』『かっぱびっくり旅』より …「河童のクゥ」は実在しない。河童は見たこと無いし「居るなら出てコイ」ってな感じで、『妖怪』関連の『者』は是非とも見てみたい人間の一人である。しかし『危害』を受けるのは嫌だし『そんな者は居ない』と思っている…『クゥ』は、そんな『日本人』のわがままを満たす『妖怪?』に出来上がっている。自然を破壊し『彼らの居場所』を無くしてしまっているかもしれない我々は、時として『共存者』の『絶滅』を進め無意味な利便性を振りかざしている…全ての生き物に『摂理に合った生き方』が出来れば『人間は暮らしづらい』…暮らしづらいから『何処かへ逃げる』…何処へ逃げる?…地球上に人間しか居なくなる前に個人レベルで考える時代を迎えているだ。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ラッシュアワー3 |
ジャッキー・チェンの人気シリーズの第三弾な映画 監督:ブレット・ラトナー 脚本:ジェフ・ナサンソン …毎度毎度お騒がせな二人が今回対決するのは、日本を代表する『名俳優』真田広之&工藤夕貴。しかも、真田はジャッキーと兄弟同様に生活していた『弟』役で、案外カッコイイ…前回の『サンシャイン2057』では隊員達のために太陽の熱で『消滅』すると言う壮絶な死に様を演じたが、今回は地面へ一直線の、やはり『自ら死を選んでいる』…悪役ですから他国の人が観れば悪い『中国人』がスカッと、やっつけられた位にしか写らんのでしょうな…やはり。一方、工藤さんの方は殺し屋(?)役に挑戦!!…なのだが『奇妙なメイク』で美人度が低下。死に様も、この手の作品では有りがちの『なんとなく無様』な『うっかりな最後』…なんで『この位置のキャラクター』は最初に手ごわいくせして『間抜け』にやっつけられちゃうのでしょうね? …流石にさ。ジャッキーも替え玉使わなくちゃ…もう『おじいちゃん』ですからね。でも、下手な日本語がスティーブン・セガールより許せるのは彼のキャラ(?)で、相も変わらずクリス・タッカーは『うるさいのが売り』ですね…だが、それもOKです!! …しかし最後が尻つぼみな感じで、何ともヒョロヒョロな終わり方ですな〜〜 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | デスプルーフ inグラインドハウス |
タランティーノな映画 監督・脚本:クエンティン・タランティーノ …なかなか面白い作品が出来たもんだ。タランティーノも勿論出演している。 リアルな、ごく普通の女達3人がリアルな、ごく普通の会話をし遊び歩く…彼女達に忍び寄るのは、普通では無いシボレーに乗る普通の男性カートラッセル。しかし、その日の宴も終焉を迎えると共に彼は『普通でない男性』に変貌する。そこに繰り広げられた光景は、世にも恐ろしい地獄絵図だ…お〜〜怖い…それから1年ちょっと経った今、彼は新たなターゲットを発見!!また、あのオゾマシイ出来事が繰り返されてしまうのか?……いいえ。それは正解でないのですから。違うのですから。相手を間違ったのだ〜よね。 …どちらかと言えばクライマックスは、カート・ラッセルの運命や如何に…って感じですか? そして『ジ・エンド』の文字が出た時、貴方は何とも言いがたい感覚に浸るのさ… |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | レッスン! |
ピエールデュレインさんが巻き起こす感動の映画 監督:リズ・フリードランダー 脚本:ダイアン・ヒューストン …実在する『彼』の『人生の教師』たる教えを題材に作られた今作品は、周りから見捨てられてしまっているような札付きの悪ガキどもが、ダンスの『本質』や『本当のカッコよさ』に惹かれ暗闇から這い上がる『力』を習得し『人間としての正しい道』を見いだして行く様を描いている。 そもそも、タンゴだのワルツだの『気取っている』感が有り、敬遠しがちな私や、そこのアナタは『取っ掛かりにくい』だけなのに、ある種『偏見の目』のような見方をしてしまうもので、それは昔の『コンピューターいじる奴はオタク?』が『コンピューター出来る奴は凄い!!』に変わった昨今の状況と何ら変わりが無いし『趣味の違い』だけで『社交ダンス』を愚弄する権利は誰にも無い。憧れのキャラクターをマネしてコスプレしたり、週末には海釣りに没頭したり、スタンプ集めのために各地を廻ったり、時間さえあれば雲を観察したり、愛車を『カッコ良く』カスタマイズしたり、一日中『株』のことが気になったり、暇なんか無いのにゲームばっかりしたり、何が何でも酒飲んだり、仕事が休みの日には映画観るだけだったり…『それぞれの人生』なんです。…ですが『それら』を普通(現代日本人の考え)に考えられない環境で生活する(するしかない)『人々』が居ることは絶対に忘れないでください。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ |
タランティーノも出ている日本の西部劇?な映画 監督:三池嵩史 脚本:NAKA雅MARU …主演の伊藤英明はドウでもイイが、他多数の豪華出演者たちはかなりイイ。伊藤英明が嫌いな訳ではないけれど、どうもこの役はミスキャストのような…そもそも『用心棒』って顔じゃないし『強そう』じゃない…出演者の中で入れ替えるなら、小栗旬と変わったほうが私的にはイイかも…なんとなくね…ただ木村佳乃と絡むシーンで小栗では役不足か?う〜ん…やっぱ駄目だな。 …いつ出るのか?っと期待していたタランティーノが、いきなりオープニングから出演し『香取』とヤリアウところから始まるが、滑り出しは好調。伊藤が何処からとも無く『源氏』と『平家』の争う厄介な村に到着。経緯のウンタラカンタラが説明されて話が展開していく…ちょっと落ち気味に…クライマックスでは、いろんなモノが入り乱れて引っ掻き回し放題…イイ感じ。ラストでは良く分からないが『観終わった』達成感みたいなものまで…今考えてみると、伊藤英明でもイイか…真田広之を誰かに…無理か…日本の映画史に残る『スキヤキウェスタン』…案外イイですから。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
仏映画 | アーサーとミニモイの 不思議な国 |
そんな国有ったら行ってみたいけど戻ってこれいなら怖い映画 監督:リュック・ベッソン 脚本:リュック・ベッソン&セリーヌ・ガルシア …夢の世界に行けるとして母親に『ちょっとミニモイまで行ってくるね』なんて、気軽に行けたらそれこそ夢のようですが、だいたいコウユウものには制限が有って、なかなか行き来が出来ないものです…残念ながら。子供に夢を…ってな事で『この手の作品』を作るなら現実味が有るほど、そうでない部分が『嘘っぽく見えてしまう』ようです…よ…リュック・ベッソンさん。フランスでは『一般的』なミニカーがハンドルとタイヤで連動されているのか?フランスでは、人間の少年がミニモイの国まで寸分たがわず『ストローを突き刺せる』のか?…などと夢もへったくれも無いようなことを言いやがる一部の日本人(私は人間としても認めない)の『ガキ』と自分が同じ人種とは思いたくないが、ショウガナイノダ…この作品も『こんな人種居たらな〜』っと『私には』夢膨らむ作品でした…とさ |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
日・中映画 | 夜の上海 |
本木雅弘、ヴィッキー・チャオ主演 上海の長い夜な映画 監督:チャン・イーバイ …大成功を収めた『カリスマ美容師』は仕事において何の心配も無いが『人生の方向性』では、なんだか違うような気がし始めていた…上海で仕事が有り、異国での仕事だったからかトンでもないトラブルが起こる…も、持ち前のポジティブな性格と培った技量で、なんとか乗り切ることが出来た本木はフラフラと見知らぬ上海の街を歩き始めてしまう…目にするものは全て新鮮で、気がつけば……タクシーに、ひかれていた…その運転手がヴィッキー。言葉も分からない土地で自分を証明するもの、現金、携帯電話を持たない本木。だが、言葉を理解できないからこそ彼の『心』によって、気がつけば失恋の傷も癒されていく上海運転手… 果たして、二人のドライブは何処へ向かって行くのか……上海の夜明けに… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | プラネットテラー inグラインドハウス |
グラインドハウスの『ロドリゲス』バージョンな映画 監督・脚本:ロバート・ロドリゲス …ゾンビ(?)がいっぱい出てくる作品であるが、この手のものは普段観ない。 今回の場合デスプルーフの『続』では無いが『勢い』で観てしまった…そろそろ公開される『バイオハザード』シリーズも上記に同じだ…でも楽しみ。 基本的に『B級映画』の雰囲気を楽しんでもらう意味で作られた(?)作品で、観る人によっては『気分を害するクソ映画』にしか見えない…私にとって今作は『ソレ』で有る……『面白い』は良いが『意味ワカンネ〜』それだけ。 …細菌兵器で周りが次々に変体していく中で、生き延びようとする人間が力を合わせて生き抜いていく様を、あまり意味の無い映像で描いているような感じ…っと思ってください。 …こんなときだから力を発揮できた主人公のローズ・マッゴーワンを題材にして『誰もが生きる意味はあり、意味の無さそうな特技も何れ役に立つ』っと言いたいのか?…それとも全く考えも無しに『私を劇場に行かせたのか』…どうにも納得いかない作品である…しかし、途中で述べた様に『面白い』…お勧めはしないが、話の種として観るのは良いかもね…あくまでもB級で… |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆ |
日本映画 | 阿波DANCE |
阿波踊りな映画 監督:長江俊和 脚本:大野俊哉 …阿波踊りと言う日本の伝統的『踊り』と、外国から輸入された『踊り』が『融合』することにより現代人の『踊り』…即ち『現代版阿波踊り』が完成する……までの長く厳しい道のりを描いた、とんでもなく愉快で、もどかしくも悲しい現実を演出する今世紀最大にして日本人にとっては避けては通れぬ『スーパー阿波映画』の登場である。…カナリ大げさで有る…怒られそうなくらい… …都会育ちで『ダンスの上手な』女の子が徳島の伝統芸能『阿波踊り』に、のめりこんでいく映画かと思いきや、のめりこんでいくのは『その周辺』で、彼女の周りが『都会っ子』に染まっていくお話…勿論彼女も変わるわよ〜…田舎だから育つ『人間味』都会だから育つ『技術力』そして、人間だから交わせる『言葉』『心』『愛』の形…の、難しさは改めて確認できるし現在『日本』の見失っているモノが凝縮され、私には訴えかけられている感じが大きかった… …アナタは、これから何処へ向かいますか?日本映画も良いのかな? |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ファンタスティック4 銀河の危機 |
ファンタスティックではなかった2作目な映画 監督:ティム・ストーリー …前回御覧になっていて『今回も』っと言う方々にはどうもお勧めできない出来。 …宇宙の何処からか、飛び回って来た『シルバーサーファー』によってこれまで数々の星々が『消滅』してきた。彼の恐るべき力は『ファンタスティック』の彼らでも抑えることが出来ないように思えた…が、天才科学者ヨアンによって確保に成功…サーファーの行動に関する真実が明らかになる…その地球はおろか『宇宙を襲う』驚愕の真実とは… …みんなで力を合わせて戦う『協力』の意味を伝えたい『ヒーロー戦隊』モノ。協力するのは分かるが『つじつまが合わない』のと『とりあえずCG駆使しとけば』的な作品は少なからず『いまどきの子供には』通用しない…いや違う、子供にすら…だ。しかし、今までに数々の敵が(いろんな作品で)地球に来て破壊しているが(ゴジラも含む)別の作品では痕跡が無い(修復されているのか?)即ち作品それぞれに関連性は無く、観る側も「仕切り直し」して観なくては…では、1作目と2作目を「仕切り直し」して考えたとして…駄目だ…駄目っす…そう言う事じゃなくて… 『面白くない』とは言わない…が、次回(何処まで続くのか?)に期待する一人。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆半 |
米映画 | パーフェクト ストレンジャー |
まったくもって宣伝が逆効果になってしまった映画 監督:ジェームズ・フォーリー 脚本:トッド・コマーニキ …ハル・ベリー&ブルース・ウィリスが競演のサスペンス…内容は良く出来た…しか〜し、しかしだよ『ラスト7分11秒まで真犯人は絶対わからない』っと観客を期待させ『あなたは絶対だまされる』っとかで「観る者の観察力を集中させた」ために『えっ、そうだったの?』が、『あ〜、やっぱりね』になってしまったような気がする。勿論、どんなに観察していたところで『真犯人』は分からない…絶対にね… …この作品で私が注目すべきは、その「デジタル機器の高性能化」である。こんなにも簡単に『個人の情報が読み取られている』っとしたら…恐ろしい…そして『この事件』は『次へ』と進展して行くのか?…やはり恐ろしい… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画? | キングダム |
現在起こっている恐ろしい真実を描いたジェイミーフォックス熱演主演映画 監督:ピーター・バーグ 脚本:マシュ−・マイケル・カーナハン …キングダム=サウジアラビアの外国人居住区で自爆テロが起き、100人以上が死亡し負傷者は200人以上…死亡者の中にFBI捜査官の仲間が居たジェイミーは、たった4人で『5日間の期限付き』捜査のため『キングダム』へ飛ぶ。その、石油による『巨万の富』と『テロリスト』の融合は今やアメリカの恐怖だ…だからと言って、サウジアラビアの人々全員がテロリストでは無いし、その中には善良な人間も存在する…そんな『そこに生まれてしまった人』に同情すると同時に、殺された人間からその子供へ『復讐できる』っと言う異常な教育が受け継がれる『テロ社会』が存在するかぎり終わりの無い戦いは続くのである。 …『世界の資源強奪物語』はアメリカの策略によって書き続けられている…様な記事も読んだ事がある。私達が知りえる『事』は本当なのか?私たちはアメリカに騙されているのでは無いだろうか?…とも言えるようだ。 …9.11同時多発テロの実行犯は19人の内15人がサウジの人間だった…これも、もしかしたら筋書き通りの報道なのか?…真実は地球上で『一握りの人間』しか知らないのか?… |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | ローグアサシン |
ジェイソン・スティサム主演。…かと思いきやジェット・リー主演だった?映画 監督:フィリップ・G・アトウェル …キングダムに続きFBI捜査官のお話ですが、今回登場するのは中国マフィアと日本の『ヤクザ』で、ジョン・ローン&石橋凌が『金の馬』をめぐり対決する。どちらにも繋がりをもつ『ローグ』っと言う殺し屋…彼は過去にジェイソンの同僚家族を惨殺した犯人で、ジェイソンは彼の行方を追っていた…激化していくマフィアとヤクザの抗争…その影に見え隠れするローグ…ジェイソンは同僚の敵を打つことが出来るのか?そして、ローグが描く真の結末とは… …今、勢いの有るジェイソンと未だに勢いの衰えないジェットが、はまり過ぎなくらいベストチョイスな作品に仕上がっている…得体の知れないローグと言うキャラにジェットは分かるにしても、風貌からしてジェイソンは『この役に合っているのか?』っと疑問に思っていると『ラスト』で『お〜ベストチョ〜イス』っと思わず声に出してしまいそうになる。観終わった後に残る『次回作』の期待は有るにしても、コレで終わりが良いかも?『パーフェクトストレンジャーよりも』っと言うと分かってしまう人が居るかもしれないので、あえて言わないが…いや、独り言です…アクション映画が好きな日本人は是非御覧ください。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | バタフライエフェクト2 |
な〜んか納得いかない映画 監督:ジョン・R・レオネッティ 脚本:ブライアン・D・ヴァイス …前作同様主人公は『過去に戻って歴史を変える能力』っを持っている…やはり、自分自身は『それ』に気づかず生きているが、作品内で母親が『いつもこうなんです』的な発言を確認できる事から『今回』初めて能力が『発揮』されている様である…今作は写真にとどまっているが、画像の『時』まで自分を戻して『過去を修正してしまう』ことが出来る…誰もが望む事だ…しかし、それが必ず良い事にはならない…作品としては悪い方向へ進んだ方が面白いのだが『今作』は『甘い悪さ』にとどまり、期待して観ている者をある意味『侮辱』しているかの様な錯覚に陥るくらい『前作』を下回る…残念ながら…『前作、前作』っと、うるさいようだが『そう』思う人はカナリ居ると思う…多分…ただ、今回の終わり方が興味深い…子供がね。お庭でぴょこぴょこはしないのですが、お家で『グニョグニョ』しちゃうんですよ…続いてもおかしくない。むしろ『3』を視野に入れた『終わり方』である。公開されたら必ず観ますから。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
タイ映画 | ロケットマン |
龍勢に乗って悪い奴らをやっつける…っと思ったらあまり乗ってない映画 監督:チャルーム・ウォンビム …謎の男ロケットマンが『ネズミ小僧』ばりに、農業にいそしむ貧しい弱者の被害『牛泥棒』をやっつける。登場シーンでは、ロケットマンは火薬が大量に詰め込まれたであろう(物凄く熱いはずだ)ロケットの筒を、まるでスノーボードかサーフボードのように乗りこなし悪党をやっつけている…しかし、彼が求める目的は両親の敵を倒す事であり、その敵は『牛泥棒』で(のはずで)胸に『ある』紋章(?)が刻み込まれた男であった…ついに、ロケットマンはその敵を発見することができた…のだが… …タイですから。日本なら駄作…でもタイですから……面白いです。 話は香港や韓国、中国も含め『ありきたりな』アジア風(安っぽい)ストーリーで(ロケットは別でね)あるにも係わらず『インパクト』や『映像技術』でうまく調節して、『たいへんよくできました』作品。タイは方向性が変われば映画業界において日本の『脅威』になる可能性も『大いに』有り得る…が、やはりソコは裕福な国が優位に立つのは基本(タイが貧乏とは言ってませんから)で、日本文化とも言うべき『世界のアニメ』は日本が強いに決まっているし『それ』に大金を注ぎ込んでいる…でも『それだけ』で、もしかして『魂』はタイに負けてるか? |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆ |
米映画 | ヘアスプレー |
ニッキー・ブロンスキー主演『重量級』に愉快で、ご機嫌な映画 監督:アダム・シャンクマン 脚本:レスリー・ディクソン …太っていることなんか気にも掛けないし毎日が楽しい純粋な高校生の彼女は、母親であるジョン・トラヴォルタの反対も聞かずに憧れの地方局で大人気の『コーニー・コリンズショー』のオーディションを受ける…が、『その』容姿で見事に落選…しかし、その番組に出演し密かに心を寄せるザック・エフロンに才能を認められ、それがきっかけで瞬く間に人気者になってしまう…『太っているから』とか『肌が黒いから』とか『自分以外を見下す』ミシェル・ファイファーはニッキーに次々と罠をかけていく…そして、ニッキーは大切な番組を前にして逃亡者となる。 …楽しいし、劇場で踊りだしたくなる(他に誰も居なければ踊りながら観てたな〜)のだが、ミュージカルの映画化なので『歌』自体がストーリー(台詞も含めて)になっているので、字幕を見逃すとお話的にも見逃した事になるので字幕から目が離せない…だから映像全体を観ている事が必然的に少なくなる…英語が字幕無しに理解出来るなら、もっとすばらしい作品だと思うが『それ』が出来ない私にも『楽しい』のだから、この映画のすばらしさはとんでもないのか? |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
日本映画 | エクスマキナ |
映像美というのはこう言う物なのか?映画 監督:荒牧伸志 脚本:たけうちきよと 前回『アップルシード』の劇場映画化は当時『アニメーションの新境地』的に注目されて、まさに『アニメーションの新時代』を実感し『衝撃』は計り知れない物であった…フルCG…なんとすばらしい響きだろう。『味』が有るのは『手書き』に勝るものは無い…しかし、手書きの良さとCGの良さは別物で、それぞれの『分野』に分けて考えるべき『時代』がいよいよやって来たような気がする。今作は『アップルシード』の04年から3年経った今『さらに』その凄さを実感する『今のアップルシード』が体感できるし、キャラクターの動きひとつひとつがまさに『バーチャル』な、そして驚くべき『綺麗な』その映像は感激の嵐を『浴びせ続ける』とんでもない物になっている。おそらく、更に3年後に『前回は…』っと述べるのであろう自分が『楽しみ』である…その時にも思う事は是非『未来は楽しいもの』であってほしい…アナタはどう思いますかね? |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | ヒートアイランド |
悪は悪であり正義でも正しくも無いのだ…っと言いたい映画 監督:片山 修 脚本:サタケミキオ 原作:垣根涼介『ヒートアイランド』(文春文庫刊) 決して正しいとは言えない『ファイトクラブ?』で稼いでいるギルティ。彼らはドラッグ・窃盗・意味も無い喧嘩など、ダサいことは『やってはいけない』っと暗黙のルールで結束し『渋谷を仕切る』6人の若者である。ある日その内の一人浦田直也はダサい喧嘩の末ボストンバッグを持ち帰る…リーダー城田優の前に届いたバッグの中身は『ヤクザ』がカジノで稼いだ『とんでもない大金』だった…大金の出どころは『ヤクザ』だが『そのバッグ』を持っていたのは、悪い奴らからしか奪わない『強盗団』の一人松尾スズキで、彼らの金を横取りしようとギャング(?)のパパイヤ鈴木が動き出す…『悪ヤクザ』から『悪強盗』が大金を盗み『悪若者』に渡った金は『悪ギャング』にも狙われてしまう…『悪の巣窟絵図』が見事完成した時、主人公城田優が思いついた『最悪』な作は… …大人気小説の映画化である今作だが、小説と同様主人公『アキ』と『柿沢』のシリーズは劇場版でも是非続けて頂きたい『数少ない』…は、言いすぎだが結構なお手前…かな? |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
英・米・独 映画 |
アレックス・ライダー |
人気小説の映画化のようだ…な映画 監督:ジェフリー・サックス 脚本・原作:アンソニー・ホロヴィッツ 主人公『アレックス・ライダー』は両親を亡くした後、叔父のユアン・マクレガーと暮らしているが、世界各国に飛び回る銀行員のユアンに代わり身の回りの事は長年、家政婦のアリシア・シルヴァースーンが勤めていた。そんなある日叔父が事故により他界。葬儀に列席した『見るからに怪しい人たち』に不振を抱いた『アレックス』は、怪しい男を追って『証明写真ボックス』へ辿り着く…実はこのボックスは『MI6』っと言う諜報機関へつながる秘密の入り口だった…その先で叔父が諜報員だった事を知らされると同時に、ユアンが『アレックス』と過ごした『生活』のほとんどが諜報員に必要な『基礎』を養うためのものであった…と知る…そして、そのすばらしい『能力』に特別作戦局のビルナイは『スパイになりなさい、それがユアンの意思で有るのよ、これが』ぐらいな誘い(どう考えても脅迫じみていた部分も…)で若干14歳の『諜報員』が誕生する… …実に『面白そうな』シリーズが映画化されて、この先にカナリ期待しています。不安も有りながら次回の『2作目』を心待ちにしている今日この頃…だったり… |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | インヴェージョン |
眠っちゃ駄目な映画 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル 脚本:デヴィッド・カイガニック 原作:ジャック・フェニイ『盗まれた街』(春川書房刊) スペースシャトルが墜落し未知の生命体だか、病原菌だかが地球上に蔓延して行く…この『未知の生命体?』は人間を細胞レベルで『再構築』し、見た目には以前と変わらないが『感情』を持たない『仲間のみを増殖させる者』へと変化させる…この事態にわが子を案ずるニコール・キッドマンは『増殖の張本人』にして元の夫である、ジェレミー・ノーサムから息子を救い出すため『眠ってしまうと発病(?)する病原菌(?)に感染してしまった自分』を『眠っては駄目!!』っと鞭を打ちながら『彼らの中』に潜入する…そして、わが子と対面したキッドマンは感染しているはずなのに『発病?』していない息子に『ある真実』を知る…迫り来る感染者達から、果たして生き延びることが出来るのか?アメリカの、そして世界の運命は如何に?…また、ダニエル・クレイグはど〜なるん? …ラストのシーンでも言っている様に発病者(?)は『回復』した時に『その間の事』を忘れてしまっているし、更には『感情』っと言う部分において『発病者』は争いを起こさない(抗体に対しては別なんだけどね…車でひき殺しちゃったり)訳だからジェフリー・ライトが言うように『これで良かったのか?悪かったのか?』みたいな台詞は強烈なインパクトが有った…で、評価は→ |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
英・米映画 | スターダスト |
夜空を見上げる事が楽しみになる…か、どうかな映画 監督・製作・脚色:マシュー・ヴォーン 脚本:ジェーン・ゴールドマン 原作:ニール・ゲイマン ストームホールド国の王様ピーター・オトゥールは今、壮絶な人生の幕を閉じた。 次期王となるためには血族で有り、後継者の証『ルビーのネックレス』を手に入れなくてはならなかった。王の死とともにその首に飾られた『証』は夜空の彼方へと飛んで行き、次の瞬間それは流れ星となってストームホールドに落ちて来た。ピーターの息子7人は継承をめぐり『殺し合い』残った3人の王子は『証』の争奪戦を始める…っと、その頃…流れ星を確認した若さを保つため400年もこの時を待っていた3姉妹の『魔女』…そして、シエナ・ミラーに愛の『証』として「あの流れ星を君に捧げる」とストームホールドへ向かうチャーリー・コックスが居た…チャーリーの住む『ウォール村』はその名のとおり『決して越えてはならない壁』が存在し、壁を通らないとストームホールドへは行けない。ところが、そこには『門番』が居り通してはもらえなかった…行き詰ったチャーリーに父ナサニエル・パーカーはチャーリーの『出生の真実』を話す。母はストームホールドに居て父と出会いチャーリーを生んだ後、手紙と『ろうそく』付きでチャーリーを父に送りつけたのだった。その『ろうそく』…『思い浮かべながら火をつけると何処でもドアろうそく』で、母の事を思いながら火をつけ……た、つもりが一瞬『あの流れ星を…』の事を考えてしまい辿り着いたのが『流れ星』の落下地点であった。だがそこには流れ星ではなく怪我をした女性クレア・デインズ…まだお話は始まったばかり…チャーリーとクレアに、この先どんな冒険が待っているのか… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | ブレイブワン |
思いもよらぬラストシーンに驚きと感激に満ち溢れる映画 監督:ニール・ジョウダン 原案・脚本:ロデリック・テイラー ジョディー・フォスターはラジオのパーソナリティーを勤め、結婚を目前に控える『幸せの絶頂』にいた…しかし、そんな幸福を打ち砕いたのは街に巣食う『ごろつき』数人で婚約者ナビーン・アンドリュースは撲殺されてしまう…彼と散歩を楽しんでいたジョディーも3週間の間意識不明で、気がついた時には『幸福』は消え去り『恐怖』が植えつけられていた…他人に対する恐怖は彼女に『身を守る手段』を与えずには居られなかった。密売によって『安心』を手に入れた彼女の目の前に『再び恐怖』が訪れる…自分の身を守るため放たれた銃弾は『悪人をこらしめる』事に成功…しかし、自分のしてしまった事に苦悩し思い悩む。『だが』…悪い人間が人を殺して『のうのうと暮らしている』のに対して被害者はドウだ?…そんなことを考え始めた彼女は次々と『安全な街ニューヨーク』で事件に遭遇する…そして、彼女は『裁きの銃弾』を放つ事により『悪人の排除』っと言う『法律の外側に存在する者』になると共に、一連の事件に疑問を抱くテレンス・ハワード刑事に追われる事になる…全てが繋がり事件の犯人が彼女である事に気付いたテレンスは… …とにかくスゴイの一言……絶対死ぬまでに観ろ。これはトンでもない名作です。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | バイオハザードV |
え????????な映画 監督:ラッセル・マイケル 脚本:ポール・W・S・アンダーソン ゾンビが襲って来て大変な人類が逃げる…惑う……いつもどうりじゃん…って思っているとジョボが出てきて「カッコい〜」…ジョボガンバレ〜〜 …さて、バイオハザードと言えば『ゲーム』で有名なのは結構知られているし、ゲームも映画も知らない人ですら『何だか知らないけど聞いたこと有る』的な『名前』である。その中でもハリウッドが映画作品として作った訳だから、やっぱり『それなり』の物を消費者(?)に提供していただきたいものだ。が、今作は『期待して待っていた人々』に対しての『侮辱』っとまでは言わないにしても『待ってたのに損した』っと言われても『仕方ない出来』…だと思う…更には、日本に限って言うならば(?)チラシや色んなメディアで『さ・よ・な・ら』とか宣伝しているにもかかわらず……全然『さ・よ・な・ら』じゃない(受け取りようによっては、さよならだ…確かに)じゃない?ま〜だまだ続くみたいな感じじゃん…??続かないの?…だってアリスのクローンがいっぱい居てさ、何か『ぶくぶく』とか言って動き出してさ、いっぱい…いっぱい…っで東京らしい『地下』でさ、何か企んでさ……子供生んだ後もジョボ観たいじゃんやっぱりさ…って事で作品としてはドウかな?とか言いながらも評価は→ |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | 自虐の詩 |
阿部寛炸裂な映画 監督:堤 幸彦 脚本:関えり香&里中静流 原作:細野義郎 またまた人気漫画を映像化した作品であるが、そこに『愛』は有るのか? 元の作品を見ていない人間にはイササカ疑問点の多い出来で、笑うところは同じでも『感じるとろ』は、そうでない人とは確実に違うのだと思う…まず阿部がどうしてこんな人間に成り下がってしまったのか?中谷美紀がナゼこんなにも丸く温かな心を持つ人物に成れたのか?そして、こんなにも貧乏なのに『寿司』が…そしてナゼ『ひっくり返すのか?』疑問多き作品で→ |
私℃ ☆ 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ボーン アルティメイタム |
マッド・デイモン人気シリーズのひとつがここに完結?な映画 監督:ポール・グリーングラス 脚本:トニー・ギルロイ&スコット・Z・バーズン&ジョージ・ノルフィ 原作:ロバート・ラドラム まずは、その息詰まるストーリーの結末とアクションの『リアリティ』がまさに、アルティメット?であり、デイモンだから成し遂げられた『全てに優れた』ジェイソン・ボーンが作り出せたのではないだろうか?トム・クルーズでもブラット・ピットでも無くデイモンだから…『Mr&Mrsスミス』と『M:I-3』を超え全米オープニング歴代新記録を樹立出来たのかも…さてこの作品、『特別な暗殺者』で有るはずのデイモンがミッションに失敗し、その時に記憶を失った事から『彼の存在が邪魔になった組織』が次々と『新たな暗殺者』で襲いかかっていく作品だ。ところが、最高の才能を持ってしまった彼にはトップクラスの『攻防の技術』が植付けられていて、今回の最終章では『組織を追い詰める』逆の立場に成っていく…3作目にして、いよいよ『その組織』の真実が明らかになる…そして彼の運命は……死にませんでした…とりあえず。続きは無いと思いますし…コレで終わってほしいです…良いシリーズでした 〔完〕 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | ボビーZ |
むちゃくちゃです…映画 監督:ジョン・ハーツフェルド 原作:ドン・ウィンズロウ『ボビーZの気怠く優雅な人生』 ポール・ウォーカーが、あらゆる才能を駆使して迫り来る危険から逃れる。 アクション映画の『大規模化』の波は今や『CG』によって加速する一方で有るが、ストーリーの性質上?(予算上?)ドハデ過ぎるアクション映画ではない…がしかし、イケメン俳優ポールの『身体で勝負』な数々のシーンは『またファンが増えちゃいますね、ケッ』っと嫌味を言いたくなるくらい『スマート』で『男らしく』そして、『ユーモア』豊かに出来上がっている。お話的にはとにかくむちゃくちゃで、本来どうしようも無いくらい落ちぶれてしまった元海兵隊のポールが一番まともに見えるほど『世の中、悪ですね』っと思いますから…案外面白い。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆半 |
スペイン メキシコ 映画 |
パンズラビリンス |
主人公が、イバナ・バケロな映画 監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ 1944年、内戦終結後のスペイン…しかし圧政に対して反発するゲリラと軍の間で未だ血と涙の絶えない争いが続いていた…イバナは『将軍』セルジ・ロペスの子を身ごもった母とセルジの待つ『山奥の駐屯地』へと向かう。そこで彼女は『妖精』に出会い、妖精の導きによりパンズラビリンス(パンの迷宮?)の奥で長年『王女』を待ち続ける牧神『パン』に「アナタは王女かもしれない」っと告げられる…次の『満月の夜』までに『三つの試練』をクリア出来ればイバナは『間違いなく王女』で有る。イバナは試練を乗り越えつつこの世の『悲惨な現実』から『逃避』することを思い巡らせていた…そして死をもって達成する。 …彼女は一番幸せな夢の世界で王女様になれたのだ…つらい現実から逃れ、やっと『苦痛』から開放されたのだ…涙無くして観れない傑作の誕生である。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆半 |
米映画 | ナンバー23 |
あのジム・キャリーが人殺し…映画 監督:ジョエル・シュマッカー 動物管理局に勤めるジムは、自分の誕生日を祝うためパーティーを開いてくれる妻と友達に会うため『犬の処理』を簡単に済ませたかった…しかし、その犬に噛まれ、しかも逃がしてしまう…待ち合わせに遅れてしまったジムは『その』待ち時間で見つけたミステリー小説『ナンバー23』を妻からプレゼントされる…彼の誕生日2月3日に…その小説は読んでいくうちに『自分との共通点』を示し始め『23』の数字と物語が彼の頭を日々埋め尽くしていく。何処までも付きまとう『23』は、やがて事件の臭いを漂わせ『真実の全て』が、そして『この小説の意味』が『身近な事』であるのを感じていく…だが辿り着いたのは… …ジム・キャリーと言えばコメディで有るが、今回はコメディどころか『とんでもなく頭の切れる』そして『とんでもなくシリアスな』主人公を(二役)演じている。 …かなり根に持ってる様ですが『ラスト?分に…』なんて、ふれ込みを付けるとすれば『こちらの方』が優良作品です。しかし、どうも分からないのが『自殺した医者?』で、何で死んだの?…もしかして、『23』はもっと深い意味が?… |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | ミッドナイトイーグル |
山奥で日本を救うために頑張る、凍えて遭難しそうな映画 監督:成島 出 脚本:長谷川康夫&飯田健三郎 原作:高嶋哲夫(文藝春秋刊) 戦場を写し、今起こっている事を伝え続けていた『名ジャーナリスト』大沢たかおは、自分がどうすることも出来ないうちに幼い子供が死に、そして『名ジャーナリスト』のために病を知らせる事なく妻が先立った時から『行く先を見失い』現実に背を向け生きていた。だが彼は写真を撮ることまで止めたわけではなかった。さまざまな風景写真を撮影し一人息子に送っていたのだ……ある日の夜、北アルプスで『明らかに墜落して行く物』を撮影した。それは特殊な爆弾を搭載した『日本を滅ぼす事が出来る機体』ミッドナイトイーグルだった…日本を守ろうと動き出した『国』は『自衛隊』をアルプスに派遣…自衛隊の動きに不審をもった雑誌の編集長である石黒賢はスクープを狙うため大沢の妻…の妹で息子を引き取った竹内結子に取材を強要する…大沢の山岳部の後輩で新聞記者の玉木宏も『北アルプスに落ちた何か』を独占するべく大沢に協力を迫り二人で『そこへ』と向かう事になる…そして、それぞれの点がつながった時… …この日本で戦争が起きる……現実に、ならないとは言い切れない… |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
日本映画 | 椿三十郎 |
織田vs豊川なのだ…映画 監督:森田芳光 脚本:菊島隆三&小国英雄&黒澤明 今や日本の俳優さん…っと言えば『トヨエツ』っで決まり!!ぐらいな勢いの豊川悦司…良く出ています。全く逆で『あら、お久しぶりね』の織田裕二。二人とも『切れ者』であるが、豊川は『悪人』西岡徳馬を利用し自らの『得』のために日々悪知恵を働かせ、方や困っている(世間知らずな)若侍たちを見捨てる事が出来なかった優しい心をもつ織田は『おそらくそんな風に得してない人生』を送る流れ者の浪人…キャラ的にはグッドな配役だと拍手。周りを固めるキャストもなかなかウマイ具合に配置されている…しかし、昔の『チャンバラ』映像で育った者にとって非常に違和感を感じさせるのが、織田のなんとも『古き良きチャンバラ劇の浪人』の現代版が成り立っているのに対し周りが全くの『現代劇』にとどまってしまった事か?バランスがとてつもなく悪い…気がする…劇場で観る価値は全くなく、ご家庭の大型テレビでDVD…ですね。 |
私℃ ☆☆半 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | べオウルフ |
またまたCGに魅了されてしまった映画 監督:ロバート・ゼメキス 脚本:ニール・ゲイマン&ロジャー・エイヴァリー アンソニー・ホプキンスがいい気分で宴を開いている時に醜い怪物『グレンデル』が襲ってきてそこは血の海、死体の山と化してしまった…困ったアンソニーは『こいつを、やっつけてくれたら良いもんやるで〜』っと勇者を集ったが皆、行ったきり帰って来ない…やられちゃったのですよね…そんな困っている時に『すっげ〜嵐の中、海を渡ってきちゃった馬鹿』…いや失礼…勇者『ベオウルフ』が登場し…グレンデルを撃退したのであった…しかし、真の災いはその先に待ち受けていたのです…ふふっふ……武勇伝が最も重大な『勇者の証』で『どれだけ馬鹿か』…いや失礼、どれだけ『凄いことが出来る』のかが『権力すらも手に入れる手段』なんだな〜これが…しかし、人間が完璧で無い事は『神様』もご存知でして…『こうしたら、人間はど〜なるんかな〜』って研究材料として『魔女?』アンジェリーナ・ジョリーを送りつけたのかな?…呪いの輪廻… …さて、グレンデルとドラゴン、どちらが子供に欲しいかと聞かれたら『ドラゴンの方がカッコイイ』ですけど『真の勇者』じゃないと駄目なんですね…そして勇者ほど『息子退治』が大変ですね…こんな凄い映画が山ほど作られれば良いのにな〜…因みに気になったのが、レイ・ウィンストンはベオウルフに成った自分を観て、嬉しいのか?嬉しくないのか?…疑問だ… |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | 犯人に告ぐ |
げっ、また『トヨエツ』ですよ…映画 監督:滝本智行 脚本:福田靖 原作:雫井修介『犯人に告ぐ』(双葉社刊) 今回は『刑事』です。幼い子供が誘拐され、現金を要求してきた犯人…それに対して警察は『現金受け渡しの現場』で逮捕するべく必死になっていた…しかし、犯人は警察の動きに気づいたのか?別の方法…大晦日の人ごみで受け渡しを指示してきた…人ごみの中、豊川は直感から犯人であろう人物に近寄ろうとする……次の瞬間『誤認逮捕』の情報により『真犯人?』を逃がしてしまう…後日人質の子供は『遺体』として発見され、犯人の『お前ら警察のせいで幼い子供が死んだ』とのメッセージを受け取ることになる…この時、豊川は出産で妻が死ぬか生きるかで、子供が生まれれば『更なる報酬』のために『手柄』も欲しかった…そんな中『人質の子供を殺してしまった警察』の代表としてテレビの記者会見に出る事に…責任の『結果?』田舎に移動させられるが幸せな毎日を送っていた。だが、あの時から『傷』を胸に生きる事になる。そして今、連続児童殺害事件が起こり警察の『威信』『名誉』『報酬』…なんだか知らないが、再び『戦場』へ引き寄せられる。彼が請け負ったのは『テレビ出演』…しかし、そこで豊川がとった行動は…これが本当の始まりなのか? いや、単純にいいです。観て下さい。 |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
米映画 | アイアム・レジェンド |
どうにもこうにも、孤独な映画 監督:フランシス・ローレンス 脚本:マーク・プロトセヴィッチ 原作:リチャード・マシスン『地球最後の男』(ハヤカワ文庫刊) ウィル・スミスが『人間』との接触を無くして早1000と数日…おそらく地球上で最後の『人間』となった彼は、愛犬サムと退屈とも平穏とも気楽とも境のつかない『恐怖の日々』を送っていた。そもそも発端は『悪』の病原を体内で『善』に『書き換える』事により治療をする『画期的な療法を開発』した事である…それは逆に予想を上回る『どうにも手のつけられないウィルス』を生み出してしまい、今全世界は『この』ウィルスに感染してしまったのだ。だが抗体で有る天才学者のウィルスミスは、自分の血液から日々研究を重ね来年の干支である『マウス』の実験で『かすかな光』を見出した…次の段階は『実際に投与する』事であり、その実験体を確保するため『仕掛け』を作り見事に捕らえる事に成功…しかし実験室で治療薬を投与した実験体は『明らかに失敗』な結果に終わる…が、実験体確保によって『彼ら』は意外な行動に出たのだ… …人類の存続をかけて『レジェンド』の魂が『最後の一人では無かった人々』に託された『孤独と戦った悲しい戦士』の物語である。 |
私℃ ☆半 薦め℃ ☆☆ |
米映画 | ナショナルトレジャー リンカーン暗殺者 の日記 |
ナショナルトレジャーも長編に走った感あり…映画 監督:ジョン・タートルトーブ 今回もケイジさんが頑張りますよ〜〜アクションシーンもパワーア〜ップ!! 謎解きなんかホワイトハウスとか入っちゃって、しかも大統領誘拐?まで?…この、とんでもない行動と思いつきは、先祖が『リンカーン暗殺の首謀者かも知れない?』っと言うところから始まる…しかし、その汚名を晴らすべく『暗号』と『謎』を次々に解いて行くと又も『黄金』の臭いが…ケイジに在り処を解かせて横取りしようと企むのはエド・ハリス…勿論ケイジの相棒にはジャスティン・バーサが共演し、流れるようなハッキング技術と彼が提唱する『アメリカのタブー』が興味を引く…ダイヤン・クルーガーとは前回から続き『犬猿?』の仲で始まるが、今回初登場の母ヘレン・ミレンと父ジョン・ボイトが別れてしまった流れにつながる様だ。『歴史は繰り返す』かのように『どちらも』仲直り(?)している。しかし、最も興味を引くのは次回作を予告する様な大統領の『それさ〜見るんなら○○ページを見てくれよな』っと言う台詞からラストの『あのシーン』う〜〜〜ゴーストライ……じゃなくって、ナショナルトレジャーの次回作までにケイジの『あれ』が残っている事を願いつつ評価をしてみるか→ |
私℃ ☆☆☆ 薦め℃ ☆☆☆ |
日本映画 | 魍魎の匣 |
なんとも豪華キャストでお送りする日本の『味』が出ている映画 監督・脚本:原田眞人 原作:京極夏彦『魍魎の匣』(講談社刊) 戦後間もない東京で『美少女バラバラ殺人事件』が世間を賑わせていた…引退した名女優・黒木瞳の娘も行方不明になっており、不思議な能力を持つ探偵・阿部寛が捜索を始める…一方、作家・椎名桔平と記者・田中麗奈は不幸を『箱』に閉じ込めると称し庶民の財産を巻き上げる教団の謎に迫る…調べを進めていくうちに双方とも『京極堂』店主・堤真一の元へ集う事に…次々に浮かび上がる真実とその繋がりは刑事・宮迫博之の頭を埋め尽くす『黒木が潜む箱型の建造物』であった…堤が解き明かした『結末』とは?そして… …この手の作品でよく有る事なのだが『お〜〜?』『おお〜〜??』っと頭の中がハテナで一杯になってしまう…作品が難しいのか、頭が悪いのか…それでも楽しめるんだからタイシタモンダよ…映画って本当に面白いですね。 |
私℃ ☆☆ 薦め℃ ☆☆ |
昨年目標にした100作品にはとどきませんでしたが、なんと全82作品観ました…おーまいが…そんなに観たんだーねー。
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埼玉県の山奥にこんな食堂ありました 道草大衆食堂何茶亭